
親子のパートナーシップ3:勉強を教えている時のいら立ちの正体
連投155日目。親子のパートナーシップ第3弾。
小学校の勉強って、実は、結構教えるのが難しいんですよね。
例えば、足し算や引き算は、なんとなく教えることができますが、小学校6年生にもなると鶴亀算が出てきますが、大人である自分は解き方はわかるけれども、それを解く順序や押さえるポイントなどをうまく表現できないこともしばしば(笑)
そうすると、自分の伝え方で伝わらないとイライラするんですよね。
「なんで、わかんないの?」って。
でも、これって、「わからない子ども」にイライラしているんじゃなくて、「子どもにうまく教えられない自分」にイライラしているんですよね?
自分で自分を持て余している状態って言ってもいいのかもしれないですね(笑)
で、ここでみておきたいことが2点あります。
ひとつは、「どうしたら伝わるんだ?」ってことを、自分一人で抱えていませんか?ってこと。
これ、社員教育でもやりがちなことです。指導者が勝手に1人で悩んで苦しくなるってこと。
学んでいくのは子ども自身なので、どういう教え方がわかりやすいのか、どこまで教えたことが伝わっているのかを確認しながら、教え方を編み出していけばいいんですよ。1人で教えることに必死にならずに、子どもの伴走者として、教え方・学び方について、子どもと会話すればいいんですよね。
そしてもうひとつは、イライラしていると怒っていることしか伝わらないし、それで余計に学びにくくなるということ。
イライラしているのは、自分の教え方が通用しないからなんだから、「お父さんの教え方で、うまく教えられなくて、お父さん困ってんだ。◯◯ちゃんに腹を立ててるわけじゃないからね」って伝えればいいでしょう。
お父さんの内面で、何が起きているのか?を言葉にしないですもんね。そこ、むしろオープンにした方が、安心で安全な親子の対話が可能になるんでね。
・・・ということを、社員教育でも当てはめて活かしてもらえたら嬉しいです^^
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