親子のパートナーシップ7:戸惑いをいら立ちで表現してませんか?
連投159日目。親子のパートナーシップ第7弾。
親子シリーズで書いて7日目ですが、つくづく上司と部下にも当てはまるなぁと実感しています。
とにかく、自分の部下や子どもには、思う通りに成長してほしいし、思う通りに行動してほしいという思いを持ちますよね。その思いがあるからこそ、思い通りじゃないことで戸惑うことが起きがちです。
実は、この戸惑いこそ、何かとことをややこしくする要素のひとつであることに、多くの人は気づいていません。
・お茶は自分でいれようとしてこぼした
・準備できていると思ったら忘れ物してた
・勉強しているのかと思ったらゲームしてた 等
こちらの予想とは違うことが起きて、「え〜っ!もう〜何してるのよ〜!」といら立つでしょう? 最初から腹が立つ!と認識することもあれば、「はぁ…」とあきれたあとでじわじわと怒りが湧いてくるパターンもあるでしょう。いずれにしても、そういう時っていら立ちを感じているのではないかしら?
で、そのいら立ちって「憎しみ」や「敵意」のような感じがするかもしれませんが、子どもが憎いのではなく、子どもの言動がこちらの思う通りじゃないことにいら立っているんですよね。
もう少し言うと、【予想とは違うことが起きた戸惑いがそこに隠れている】ことに気づいてほしいんです。
戸惑っているのに、怒っていると思われる。
戸惑っているのに、いらついていると思われる。
戸惑っているのに、嫌われていると思われる。
いや…戸惑っているなら、戸惑っているってことが伝わってほしいよね。
これから、イラッとすることがあったり、ハァ…ってあきれるようなことがあったら、「あ、わたし何に戸惑ってるんだろう?」って観察してみてくださいね。
「ちゃんと自分でできると思ってたのに、ちゃんとできてないから、お父さん戸惑ってビックリしているんだよ。あの時、声をかければよかったなって後悔もしてるよ」
きっと伝えたいことは、怒りじゃなくて、こういうことなんじゃないかな。
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