親子のパートナーシップ10:ガードをおろせる安心感
連投162日目。親子のパートナーシップ第10弾。
家族という単位が、安心で安全にコミュニケーションできる空間であることは、しあわせの条件のひとつです。
わたしたちは、家の外にでれば、会社員や学生という立場で人と付き合いますが、どうしても他人との比較や評価にさらされています。実際に、誰かから批判的なことを言われるということがなかったとしても、わたしたちが意識の中で「こんなんじゃダメだ〜」と自分を誰かと比較したり評価したりしていたりするでしょう。
家の外では、どうしてもそういう鎧を背負っているからこそ、自宅では無防備に鎧が下ろせるってことが、どんなに心身のリフレッシュにつながっているか計り知れません。
ところが、親はついつい口出しをしてしまいがちですね。
・100点取れてエラいわね
・忘れ物しちゃダメでしょ
・ゲームばっかりやってたら留年するわよ
わたしたちは、とかく「いい/悪い」という評価を無意識にしてしまいがちです。
100点取れて嬉しい気持ちもあるかもしれないけど、大変だったなぁ…という気持ちもあるかもしれません。忘れ物しちゃったことも、自分が一番悔しい思いをしたかもしれません。ゲームばっかりと指摘されるのも、ついさっきまで勉強を2時間していたから、息抜きにしているだけなのに…と事情説明をしたいと思いながら、言わずにガマンしているかもしれません。
「子どもはわかっていない(できていない)」
ここを起点にすると、どうしても子どもは本音が言えなくなりがち。
愚痴を言ったからって、やらないとは限らない。
言い訳をするからって、過去を悔やんでいないわけじゃない。
やる気がないように見えたって、やる気がないとは限らない。
愚痴を言ってもOK。言い訳をしてもOK。やる気を見せていなくてもOK。
それを正直に表現できる空間が、家庭にあることが、とても大切だから、「まずは」それを表現するくらいは、許したっていいじゃない^^
いや、親の方が正直に表現することをガマンしているかも? だったら、自分も正直に表現してみることからかもしれませんね。
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