魅力の伝え方
現在、自分がもし占いメニューをするならどんなものがいいだろう?ということを、いろんなことの合間によく考えています。
先日、登石麻恭子先生の「SNS占い記事を使ったセルフ・ブランディング」という講座を受講しました。
その中で、「自分がやりたいことと、求められやすい(看板を出しやすい)イメージというものを自覚して、すり合わせて自分のブランドを育てていく」というような話があり、改めてセルフブランディングやっていきたいな〜と思うようになりました。
なんで占いをやってるのか?
私はそもそもなんで占いやってるのか?というと「新しくて普遍的なもの」というのがそもそも好きで、占いの考え方というのも、それに通じるので好きなんですね。
これは出生図に表れている金星(楽しみ、魅力を表す)が水瓶座(普遍性、既成概念に囚われない思考性を象徴)という事と一致します。
さらに金星は私の一番目立つ位置にいて、遠方の方にも第一印象として入ってきやすい惑星でもあります。
で、占いメニューというのも、やはりこの看板の金星を考えていきたい。
自分の「好き」がないとだし、楽しみを提供する、ということでもあるし、何かしらバランスを調える作用をもたらすような(金星の象徴にはバランサーというものもあるので)。
そして、生き方ややりたい事を表す太陽は8室にあります。
8室は「他者の才能、財産」を表す部屋です。そこで充実感を得ていく人生を望んでいる、と考えてみます。
メニュー思いついた
そこで「あなたの魅力を伝えます」というようなメニューを思いつきました。
実は個人的な作家活動で「ポーズはんこ」という受注制作をもう10年以上していて、その人の全身姿を消しゴムはんこで表現していました。
また最近では「星版画」というのも始めていて、その人のホロスコープからイメージを膨らませて1枚の版画作品を作る、というものもやっています。
この二つは、ある意味どちらも「あなたの魅力を形にします」というようなテーマになっている、とも言えるなーと気付きました。
しかし「魅力の伝え方」とひとくちに言っても、ホロスコープを観て、でてきたキーワードを羅列して伝えても納得される方は少ないのではないか、と思っています。
もちろん基礎的な部分は変わらないけれど、それによる弊害ということを想像する力が必要なんではないか?という事です。
例えば現在のホロスコープで考える
山羊座金星が7室にある方がいます。金星には火星がコンジャンクションしていて、海王星がセクスタイル。太陽は魚座で8室にいます。
という方の魅力を私が言語化すると
人付き合いで信頼感を持たれやすい。
相手の反応に合わせた大きなリアクション。
他者からの期待や、夢があると、それを刺激に努力できて、喜びに繋がる。
他者から持ち込まれるものを自在に変容させ、癒すことで信頼される。
となるのですが、それだけで魅力を伝えたことになるのかな?ということです。おそらく、当たってるにしろ当たってないにしろ「それで?」て感じなのでは。
この特徴はマイナス面として
「正解」が分からないと魅力が発揮しづらい
ずっと愛嬌を振りまいているととても消耗する(持久力がない)
堅苦しさを持たれる可能性もある
という部分があげられるかな、と思います。
そこを自覚して、なお輝く魅力というものを考えてもらって、自ら輝かすきっかけになるようにフォローしていく部分が大事なんだろうな、と思います。
具体的にどうフォローをいれるか、というのはケースバイケースでしょう。
とりあえず、唯一自ら輝く太陽は大事にすべきポイントだし、単純に金星星座の真反対のサインの特徴から考えていくことで、フォローになるかなあ、と考えています。
このパターンだと
時にはただ相手の気持ちに寄り添う。
目的や時間など制限を設けて人付き合いする
たまに子どもっぽいとこも見せていく
思い通りにならないことを受け入れる
など。
こういうことを考えると、楽しい反面、占いって果てしないな〜という思いです。