双子座と射手座
いま太陽が双子座なので、双子座について考える機会が多いです。
双子座と射手座は、180度反対の位置にあって対立する関係です。
自分の太陽が射手座なのもあって、双子座のことが良くわかるようでいつも良くわからない。それはたぶんホロスコープ上で私の双子座エリアが「他人の秘密」にあたる8室なことと関係してるのかもしれないけど。射手座同様、あんまり客観的に見れない。でも強力に意識しちゃうのが双子座です。
双子座のイメージに「軽妙洒脱」「挑発的」というのがあります。
丁々発止のやりとり。小さな差をユーモアに変える。身近なネタを沢山持ってる。
「差異」を意識して、それがユーモアになるので、そこにこだわる。小さなゲームでも負けるとすごくプライドが傷けられる。そういう場所が双子座。
対して射手座のイメージは「大雑把」「目の前の敵より遠くの的」
物事に対してざっくり考えてしまう。逆に言うと小さな差異にも大きな意味を与えてしまう。おおげさに捉える。そして自分の考えにまとめようとする。(ここが射手座に「宗教」の象意が与えられる由縁かな、と思います。魚座にも「宗教」の意味がありますが、ここには「闘う宗教」と「赦す宗教」の葛藤があります)
射手座にとってゲームはあくまでゲームでしかないので、勝ち負けにあまり拘らないのでは。ゲームは好きだけど、「ゲームという行為」が好き、という態度。紳士協定の枠から出ない。お金の絡まない時のオリンピックの精神のような。
射手座と双子座が対立する構造にはこういう仕掛けがあって、だから双子座的な気軽なジョーク(ウケればいい)も射手座的に捉えると、紳士協定違反(射手座は山羊座の前の星座なのでルールをおいそれと破れないのではないかと思う。そこに射手座の限界がある)に思えるし、射手座的な「勝負を気にしない」態度は、双子座的には「偽善的」と見えるのかな、と想像できます。
双子座射手座を考える時、同時に乙女座と魚座が出てきます。
同じ柔軟宮同士なのでどの星座も「物事を別の視点で捉える」ということが得意、という点で共通している星座です。(※1)
ただ方向性(元素)が違うので、星座同士は戸惑う。
火の星座は「常に熱くなれること」を目指す→射手座、牡羊座、獅子座
風の星座は「常に自分以外の目線」を目指す→双子座、天秤座、水瓶座
地の星座は「常に存続させること」を目指す→乙女座、牡牛座、山羊座
水の星座は「常に誰かと繋がってること」を目指す→魚座、蟹座、蠍座
未来のことを考える時に大事なのは風の星座の方向だと思います。
双子座で「自分以外の他者を意識」することから始まり、天秤座で「たくさんの人間になりきろう」として、水瓶座で「社会の外にあるものに貢献しよう」とする。
まだ見ぬ世界を思考する時に、自分の視点に偏らない、というのが特徴なので、必要だな、と思うのです。
実際に形にするには全ての星座の力が必要だとおもうけど…。
そんな感じで射手座双子座、そして柔軟宮と風の星座について、朝から考察しました。最近やりとりした方が全員柔軟宮か風の星座に太陽星座がある人だったので、考えてしまった。風も強いし…。
あと、最近気付きましたが、今月21日の蟹座新月、直前に双子座のドラゴンヘッドを通過する事に、どきどきしてます。まさに、その位置の真反対ぴったりの位置に自分の太陽があるため。何か、パタっとやめる、か誰かと縁が切れる、かもしれない。と予想中。何があるのかなー。
最近はこのように、自分の身辺に起こった出来事をホロスコープで後から見て、事件簿例を作ってます。
※1:
星座には4元素と3区分という考え方があります。
3区分:活動、固定、柔軟の順番に進みます。物事を始める、根付かせる、緩める。を繰り返して万物は成長するという考え方。
4元素:火、風、地、水に分かれる。(星座の順番は火、地、風、水)
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