占いを当てにいく
占いにハマって早4ヶ月ほど経った。
その間に世界が大変なことになっていき、個展も終わり、会社がリモートワークで家から全然出なくなり、心置きなく占い研究に没頭する日々。憂いも多いけど、リラックスできているのは確かだ。
もちろん、世の中の動きを読んでみたりしたけど、そもそも政治をわかってないと読めないという部分もあるし、不安な時に占いやると、濁った水の中をひたすらまさぐっているようなもので、自分の感覚に任せすぎて何も掴めない。
前回記事を書いてから毎日「今日の運勢」で一枚引く。というやり方でタロット占いをやっている。一枚のつもりが、カードをしまう時やまとめてトントンする時に一枚飛び出したり、うっかり見てしまったりして、大体1日2〜3枚で占っている。1枚だと私の場合は占いにくい。ヒントが少なすぎて具体的に起こる出来事が見えてこないというか。勉強不足なせいもある。
というか、正確には、その場でリーディングせず、iPadで撮影し、その日の終わりに今日あったことと照らし合わせながら読んでいる。この方が手っ取り早く意味が掴めるのだ。何しろ、もうすでに起きていることなので。
で、当たってるのかというと、とっても当たっている。ほんとにビックリするぐらい、その日の自分を表しているので面白い。時に自分の行動を批判的に伝えるカードが出ていたりして「ハッ」とさせられるのでありがたい。
最近、朝の時点で一度リーディングしてみているが、これが難しい。でもこれができなきゃ「占い」にならないので日々練習です。
タロットリーディングのコツは
1、「質問を絞ること」
2、「カードの役割をはっきりさせること」
3、「カードの意味は基本、教科書通り読む」
の3点。
1は毎日の占い(今日はどんな日?)だと漠然としすぎてて、読めない原因の一つだ。「今は転職すべきか?」とか具体的な質問だと、読みやすいが、その場合も2の「役割」が大事。カードの役割とは「現状」「問題の原因」「近い将来」などなど、そのカードが何を表すかを決めること。3枚のカードを組み合わせてフワッと読む。ということをしばらくやってた時があったけど、フワッと読めるほど自分の中に知識がないので、矛盾した抽象的なキーワードをまとめられず、混乱するだけなのであった。
3は私がしょっちゅうやってしまい、答えを見失う原因のひとつだ。「カードから感じた第一印象で読んでも良い」と書いてある本を参考に読み始めたせいで、あまり教科書を参考にせず勘(というか思い込み)で読み進めて、全然当たらない。(し、無理矢理納得できるストーリーを作るので時間がかかる)後々、教科書通りに読み返してみると、ピッタリ合致する。ということが多いので、インスピレーションはほどほどにしたい。大事だと思うこともあるけど、(カードの色が違って見えるからこれは特別だ!とか悪い意味だけど悪い感じしない、とかは良い気がする)基本を大事にしないと、せっかくの偶然性が生きてこず、全く面白くない。
延々とタロットについて書いたが、占星術もいまだ勉強中。
イラレがまだ契約中だったので、オリジナルの診断シートなんかを作ってみて、出生チャートをみるのに10時間位かかってたのを2時間くらいまで短縮できるようになった!イエイ。
とはいえ、まだまだ「当たってる〜!」という手応えがない。
占星術の場合は惑星、ハウス、サインの「役割」を絞ること、間違えない事が超大事だが、判断自体は絞り過ぎると当たらないことの方が多いような気がする。
その分野に対するイメージや、受動的か能動的か、優先順位はどうなってるか、ぐらいだと判断も容易だし、当てやすい。実際そこだけをじっくり検討しても気づきは多い気がする。
特にハウス区分は出生時間がわからないとダメな割にはとても重要な役割なので、そこはしっかりみつつもフワッと捉えてやるのが重要なんである。さじ加減。
「役割」のキーワードを見つめつつ、総合的に考える時、やっぱりその人の実際の生きてる姿、というのを知っていないと言葉にできない。
「占い師になってみようかしら…」と思うこともあるけど、結局このやり方だと見知らぬ人は判断できないから、全然ダメなのである。
かといってひたすらロジカルに判断しても「違う!」てなるんだよな〜と思う今日この頃。いよいよ教えてもらいたい…。
占いでも種類によってインスピレーションの使いどころが違うな〜と思った、という話でした。
3/31追記:占いが一番良いのは「徹底した客観性」と「そこから生まれる想像力」が鍛えられるところなので、これを使って何か面白いことをできたらいいな、と考えている今日この頃です。
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