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水は氷で薄まる

2024.06.01
ぺぎんの日記#60
「水は氷で薄まる」


風邪、だいぶ治ってきました。熱はまだ38度ほど出ているのですが、倦怠感と寒気は収まったので今日から日記を再開しようと思います。
この2日間の、私と風邪との奮闘はまた落ち着いてから日記にしようと思います。お楽しみに!

↓本題↓

まだ気温が低い4月、教室で盗み聞いた会話。

登場人物:
・氷ちゃん(氷)…年中氷の入った飲み物を持ってくるクラスメイト。活発で天然。
・健康ちゃん(健)…常に健康に気を遣って行動する素晴らしいクラスメイト。頭脳派なのに頭はよくない。

(ガラガラ、と氷ちゃんの水筒の氷がなだれる音。)

健「この気温で氷必要?笑」

(氷ちゃん、水筒の蓋を締めながら応える。)
氷「必要。なんかね、氷入れると三倍、いや言い過ぎ、2倍くらい水が美味しくなる」

健「えーでもさ、薄まっちゃわない?」

氷「??笑」

健「え、だから、氷が溶けたら水薄まっちゃわないのかなぁって。」

氷「薄まるって笑。水やねんから」(※舞台は北海道です)

健「水が〜氷で〜・・・ん?」

氷「そうだよ、氷は水の固体なんだよ笑」

健「あ、そっか。え、じゃあじゃあ!なんで氷ちゃんは水に氷が入ってると美味しく感じるの?」

氷「えー冷めたコーンスープがキモいのと一緒じゃね?」

健「水は冷たいほうがいいってこと?」

氷「味が変わってないんだから、そういうことなんだろうね〜」

健「ふーん」

氷「今度やってみなよ」

健「え〜。なんか冷たい水って吸収されにくいっていうから」

氷「美味しいものほど吸収されにくいんだよ〜」

健「例えば?」

氷「ラーメン、ケーキ、ポテチ、チーズ」
(氷ちゃん、指折り数える。)
氷「やけん、氷水も吸収されにくい分美味しいよ〜」

健「・・・今度やってみる」

氷「ほいよ〜」

平和だなー。2人のこういう会話、ずっと聞いてたい。

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