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#39 2017.08.10 代官山Space ODD  大原ゆい子 ライブセトリ&レポ

激闘のツーマンから早1ヶ月、あっという間にこの日が来た感じがします。告知解禁もツーマン終了後しばらくたってからでしたからね。

そんなこともありチケット買った時にはすでに番号110番近く。告知解禁日、それもツイキャス中に買ったのに、ツイキャス後に買った方よりも、さらにはライブ前日に買った方よりも後ろになる珍現象も。

幸い、箱の整理番号順が結構、てかかなり適当で、ざっくりと100番前後という感じで入っていきました。恐れていたプレイガイドごとに同番が存在する、ということはなさそうで、ざっくりと会場に入れて6列目くらいにいけました。

対バンの関係で客層若いだろうと思ってはいましたが、女子が多かったのは意外でした。アイドルというよりも読者モデルバンドらしく、それなら女子多くなりますよね。

なるほどこれは調査不足でした。これであれば巧さを魅せる編成、的外れまではいかないですかね。二番手ということもあり会場、ほぼ満員で「大原ゆい子」の凄さ、多くの方に魅せることが出来たのではないでしょうか。やっぱり出来れば、弾き語りの方がインパクト強かったと思うんですがね。

1「透明な翼」

登場と同時に、というよりも転換時にはギターを持ち椅子に座っており、そのまま控えに戻ることなくライブスタート、という形です。

「覚えたての呪文じゃ」唄い始めるとスッと会場全体の空気を変えてくれる。このスタート、箱ライブの醍醐味です。観客が「お?」とすぐ様に感銘を受けているのがわかる空気感好きです。

1コーラス目は少し表情固め。2コーラス目に入ると笑顔も出てきました。A、Bメロで客席1人1人見ながら時折僅かに微笑みながら歌うこのパートが好きですね。

MC 「初めましての方が多いと思うので自己紹介をします。千葉から来ました。千葉の方はいらっしゃいますか?」「はーい!」とここリトルでファンになった方でしょうかね、愛と勇気と元気いっぱいに挙手。以上お1人でした。他絶対いるでしょ、ってくらいの人数入ってましたが、若い方が多いせいか皆照れノーリアクション。

大原さんそこから掘り下げることもなく「アニメ、リトルウィッチアカデミアという作品の歌を歌っています。1曲目の歌はTVアニメ版2クール目のED曲でした。次の曲は劇場版の主題歌になります。」

2「Magic Parade」

今日は(も)歌うだろうな、と思っていました。一時(と言っても1年前)ここ最近(対バンも滅多にないけど)登場が多いです。今週のツイキャスでピアノバージョン歌ったので、なんとなく今日のセトリに入ると思っていました。

ちなみに後出しジャンケンですが、セトリ予想は1ふいうち2ねあと3ユビオリ4Magic Parade5世界のどこかで6星を辿れば、でした。

いつも歌う時はやや遠くを見て歌う大原さん。本日はずっと座っていたこともあり、ちょうど居た辺りに目線が良く来ました。今日のライブ通してでは色んな席に、特に初見が多かった前列側、上手も下手も目線を配っていたのは良かったです。

今日はこの「Magic Parade」が一番目が合った(いつもの妄想ですが)感じがあり、とても良かったです。

MC 「告知です。11月にリトルウィッチアカデミアのゲームが発売され、そのゲーム主題歌も唄わせて頂くことになりました。プレイステーション4ですので、ぜひ皆さん買えば聴けますので。」会場笑い。やはりゲーム出るまで音源は公開されないのだろうか・・・。さすがにPS4から購入は無理っす。

3「ユビオリ」

ギターをおろし、マイクスタンドも後ろに下げられ、バラード歌うスタイルになりこの曲が来るだろう、と思いました。しかし客席オールスタンディングとは言え、後ろは見辛いの解っているはずなのに、全曲座ったままでした。

数曲かは立って歌えば良かったかなぁ、と思いました。そういや「ユビオリ」はマイクのみの時は座って、でしか聞いたことがないですね。

MC 「今日はアコースティックという編成ですが、1人で歌ったり、バンド編成とかでもやっています。そこで新しい告知を・・・」会場「おおおっ!」バンド編成、からのこの流れでもうピンと来ましたね。

「10月の」もうここでキター!!ってなりました。「ハグロックに出させて頂きます。ここ数日色んなアーティストがハグロック出演の告知がされてきている中、大原さん今回も出ないのかなぁ、なんてほぼ諦めかけていた矢先。そう諦めかけるといつもやってきてくれますので、ここ最近はずっと諦めかけたままでいます。

よくわかりませんが、これは嬉しい。「ハグロック、ここ出れてなかったんですが久々に出させて頂きます。(多分4月の1回だけ欠席ですかね)今日サポートの方々もきっと出て頂けると思いますが」多ケ谷さん吉田さんを見る大原さん、微動だにしないお二人。まぁ多分決まっていることでしょう。

「そんなところで今日のサポートの方々を紹介します。バイオリン多ケ谷さん、ギター吉田さんです」

「次が最後の曲になるんですが」会場お決まりの「うえーー?!」ちょっと間を空け大原さん「ふふふ、ありがとうございます。」

「最後に歌うのはリトルウィッチアカデミア1クール目のED曲です。ぜひネットフリックスで観れますのでリトルウィッチアカデミア、見てみて下さい。」

4「星を辿れば」

エンジンがかかるのが遅い大原さん、曲調にもよるんですが、ここでようやく笑顔たっぷりに唄ってくれます。

ツイキャスではいつもミスる大サビのところ、ライブではきちんと歌い上げてくれます。本番にも強い大原さん。ここツイキャスでミスが目立ち、ライブでは大丈夫かな、と心配していましたが、何のその。

以前の歌がなかったからか(それを心配して敢えて外したのか)大きなミスはほぼほぼなかったです。今宵もその魅力をふんだんに披露してくれました。

司会とトークコーナー

結局「めがね(司会)」の司会は本当に司会のみだったようで4組の対バンだったようです。そして組ごとに演奏後少しだけ(3分ほど)質問コーナーが用意されていました。

めがねさん登場と同時に「めっちゃ良かったです。2曲目もですが、もう「ユビオリ」で倒れました。」大原さん「ありがとうございます。」

「早速質問です。夏の涼しくなる対策は?」

「犬を飼っているんですが、その子が行くところにいくようにしています。」リッキー(力男に改名したんですかね?)は涼しいところに行く習性がある、ということですね。

「夏の恒例の行事というのはありますか?」

「毎年やると決めているんですけど、高校時代の友人とBBQですね」

「おすすめの映画はありますか?(質問項目忘れました、多分ストレートに聞いていたような)

「スタンドバイミーです。」なんとまぁ、我々の心をくすぐってきますね・・・。大原さん産まれてますかね。いやいや放送された年月とおもしろさは別次元。素晴らしい作品はいつの時代も素晴らしい、ということですね。

「最後に皆さんに一言」

「(周りがそわそわと騒がしくなってきて、あまり聞き取れなかったです、、)また聞きに来てください」という感じでした。

「総括」

やはり「大原ゆい子」はライブの時が一番輝いています。もうこれさえ見れれば後は何でもいいや、って思えるくらいに。生きていて一番良かったと思える至福の時。

だからこそ作詞作曲等々活動色々忙しいでしょうが、月に1度は箱ライブを継続的にやって欲しいですよね。ライブで歌を披露してこそシンガーソングライター。

特に今回のような完全客層の違う対バンは効果絶大だと思います。今日のように4曲くらいでもいいんです。十分にその魅力は伝えられますので。そしてまた次も聞いてみたい、という人が数人でも、いや1人でもいたら大成功です。

なのに、その次がしばらくない、というのが実に勿体ない。恋心と同じですよね。会ったばかりで次会えるまでの期間が長いと、中々その想い維持出来ないですから。

そういう意味でも同じく勿体なかったのが物販。大原さん立って(実際は座ってましたが)というのがようやく再開され、これには安堵しましたが、何故に演奏直後のみ・・・。終演後もやればいいのに。

5組と思っていたのでそれなら、終わるまでずっと待ってられない(昔はそれでも毎回終演まで待っていましたが)かな、と思ってましたが。わざわざお目当てのライブ外して、もしくは席順後方になってでも他のアーティストの物販に来る訳がないですよね。

蓋を開けてみると4組(当然演者側は既知でしたよね)、もうちょい残れば終演なのに。何とも勿体なさ過ぎます。新規ファンを獲得しよう、という狙いが見えないんですよね。

最近ファンになった方々にとってはとてもいい時間になったようなのでそれはそれで大事で良かったと思います。1人1人の時間、めちゃ長かったようです。長い人だと、多分私がこれまで行った物販時間全部足した分くらい話たのでは?というくらいに。また他の方ですがグッズにサイン貰えてめちゃ喜びながら私に話して頂けたりと、とても微笑ましかったです。これですよね、これ。物販はやっぱり、はしょっちゃいかん部分ですよ。

物販の列がいつもと違ったそうで。購入とサイン2つに分かれたのが流れ詰まった原因だったのでは?と聞きました。これまでのように、買って話ながらサイン、のシンプルな流れがスムーズだと思います。あ、前に言ったように今回も物販寄っていませんが。。後で聞いた話を総括しています。

対バンメリットもありますがデメリットも。客のマナーですよね。推し以外の時の観覧、ひどいのが目立ちます。携帯よりも大きめのiPadよりは小さい画面を歌唱中にずっと開いていたり、MC中に私語してたりと。客の母数増えるとこういうのわらわら出てきますよね。

映画館で携帯開いたり通話するのと同レベル、いえ、演者がステージにいますからね。ステージからは結構わかるようです。暗めの客席に灯りがポツンポツンと。確かに・・・その数が多いと気になっちゃいますよね。

あと気になった点。さっきも書きましたが、演奏がずっと座ったままだったとう点。先月演奏したばかりで、後ろは見辛いとわかっているのに対策がなかったのは勿体ないですよね。

サポートについては、最初にも言いましたが対バンの客層をもっとリサーチして臨めばより効果が出ると思うんですよね。今後もこういう対バンがあるかどうかも不明ですが、アイドル系が多いなら、こちらの布陣も女性サポートで固めるとか。

大崎由希さんのサポートも復活して欲しいですね。多胡さんは体調がまだまだ万全ではないようなので難しそうですが。

最近イエティが定着してしまった吉田さんがあれだから、ということを言いたいんじゃなくて、ギターも女性サポートで組んでも一気に幅が広がり面白いのになぁ、と思っています。編曲もですが色々な方にやって欲しいです。通り一辺倒のやり方では才能を活かしきれないし、可能性の幅を狭めています。

「今日も蛇足」

またどうでもいいことなんですが、起点となる出来事でもあるので触れておきます。

前日8月9日のトリガーナイトですね。ふいうち出演、さらには歌唱まで、、これにより連続ライブ観戦が途切れることになりました。

まさに金本が代打打席なのに盗塁失敗して連続出場記録を途絶えさせた俊介のごとし、、。もうちょいわかり易く例えると・・・特にないか。ないんかい。

当日会場にいて途中で帰っちゃったのならこの例えかもですが。打席にすら立っていません。完全ノーマークでした。

この夜はさすがに堪えました。それも三つ編み星を辿れば。大の三つ編み好きなのを知っててやったな・・・、悶絶を繰り返しては、愕然呆然そして唖然釈然と流行りの歌かよ、ってくらいにぜんぜんぜんぜん(もうちょっと古いのか)、と言ってました。

しかしこのレベル1デスにより息の根を止めてもらった、という表現が正しいのかも。何かようやくすっきりしました。もう楽になろう。そう、楽に。楽しんで応援しようよ、と。

ここ、ことある事に文句を言ってしまい、完全足を引っ張ってる状態。

そんな命かけるくらいまで熱ぶつけることないんですよね。これでようやく吹っ切れることが出来ました。

とある議員さんじゃないないですが、人に自分の人生乗せるな。これ当てはまっちゃうんですよね。スポーツはそれがプロ選手の宿命ですので的外れな考えですが、歌い手にはどうなんでしょう。そこまで想いぶつけられても困っちゃいますよね。

もういい加減普通に応援することにします。(何回か言ってきてますが・・・)そう、真剣になり過ぎて愉しむ、ということをどっかに置いてきてしまっていました。先程の物販の話で、グッズにサインを貰って喜ぶ方の笑顔を見て気付きました。楽しまないと。

勝手に古参と新しい人達を繋げるのは自分の役目かな、とか、去ってしまったその中間時期の方々をまた呼び戻せるのも自分の役目かな、なんて思ってましたが、これぞまさに他人に自分の人生乗せるな、ですね。気負いしなくたって皆、個人の趣味ですから自然に流れていきます。

むしろ鬼気迫ってる感強い方が避けられるし近づけないです。自分自身が楽しんでいれば、「大原ゆい子」そんな良いんだ!ってなりますよね。これが広まる一番の近道です。

とは言え、それを信じて3月頃までずっとやってきていたのも事実。でもこの連続記録止まったことでかなりすっきりし、もうどうでもいいや、と言うとそれはちょっと違う感じになってしまいますが、気持ち楽になりました。

きっとこれは魔法の様なまやかしではない。事実でしかない。ありがとう、トリガーナイト。三つ編みでツイキャスしてくれたらすべて忘れます。(やっぱり根に持ってる)笑

肩の荷を下ろして。趣味ですからね。まずは自分自身が楽しまないと。これからも気軽に応援を愉しみたいと思います。


やっぱりライブっていいなぁ。

汚れた心を浄化してくれます。だから、という訳ではないですが、、。いえ、だからこそでした。定期的に継続的にライブ開催して欲しいです。


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