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「ハニワと土偶の近代」展に行ってきました

札幌から遊びに来てくれた友人と相方(夫)と三人で、
国立近代美術館で開催されている、「ハニワと土偶の近代」展に行ってきました。
土曜日なので混んでいるかなあと思いつつ行ったのですが、
天気が悪かったせいもあるのでしょうか、空いていて、ゆっくりと見ることができました。

ハニワと土偶そのものを展示しているのではなく、
これらが近代美術にどのような影響を与えたのか、に焦点をあてた展覧会です。

様々な作品や収集物、埴輪や土偶を特集した記事や本を鑑賞して思ったのは、
いつの時代も埴輪や土偶を好きな人がいて、ブームになって、
それらをモチーフとしたものがあふれていて、
なんだか、今の時代と感覚は同じなのかもなあと。
先日岡本太郎記念館を見た時に、
氏が縄文文化に興味を持っていたことを知りましたが、
今回の展覧会でも、氏が土偶から影響を受けて作った作品が展示してありました。
何かがつながったようで、ちょっと嬉しい気持ちになりました。

岡本太郎氏作
岡本太郎氏の作品
表と裏で、違う姿を見せてくれます
なんだか荒々しく感じます


書物もたくさん
たくさんの方が埴輪に魅せられています
学校教育にも
100年前のカルタにも


札幌に縁がある三岸節子氏の作品
目を引いた作品
これも
博覧会に出品された下絵
表面、側面、裏面が精巧に描かれていて
目を奪われてしまいました
こんなのも残されているんですね

東京国立博物館でも、ハニワ展が開催されています。
こちらは、数多くのハニワが展示されているとのこと。
会期末が迫っていますが、時間を作っていきたいところです。

そして、ハニワ&土偶好きな相方(夫)は、
土偶柄のクッションカバーを購入していました。
使うのかしら。