会うから見える顔がある

ＪＲ東海の新幹線の車内チャイムが、昨年変わりました。
それまで新幹線に乗っていても、特に気にせずにいて、
車内チャイムって、元になった曲があるんだと知ったくらいです。

新しい車内チャイムの曲が使われているJR東海のCMが、YouTubeで流れています。
それを見た時に、ああ、そうだ、こんな景色をみてたよー、って
とっても懐かしい思いになって、
歌詞も良くて、すごくすごくじんときてしまいました。

北海道人としては、新幹線によく乗っているほうだと思います。
たまの旅行や、お墓参り、
前回東京に住んでいた時は出張で、
札幌に戻る時に官舎を引き上げてしまったあとは、
静岡から東京に新幹線で1週間ほど通っていました。

曲を聴いていると、新幹線の思い出がいろいろ浮かんできました。
静岡から東京に通勤していた時には、
自由席は、朝はこだまだと座れるけれど、ひかりだと座れないなあとか。
夜はこだまでも立客が出るほど混んでいたなあとか。
夕飯用に買った駅弁を車内で食べるのもはばかられるくらいでした。

下りの新幹線では、品川を出発してすぐのカーブで先頭車両が見えることに興奮したり。

今、三回目の東京生活を始めていて、
東京で新たなつながりができる喜びもあるけれど、
札幌の生活も大切だったことを感じています。
LINEやメールでやりとりできるけれど、会いたい、会って話したい。

そんな気持ちが沸き上がってきます。

会いに行こう。
会いたい顔が目的地。

シンプルなこの言葉が、とても好きです。