奨学金の闇…というか抜け穴？

今日のトピックの理由

さて、私ペガサス、現在訳あって海外在住ですが、毎月しっかり奨学金を返済しております。

日本では自民党の総裁選が行われていたようですが、各候補者の政策を見ながら奨学金のことについて思うことがあったので、今日は書きます。

前提条件

まず、私は有償の奨学金を返済しております。（手数料をのっけて返済する形）
で、昔の自身が奨学金を受けたときもそうですが、高校で教えていたりもしたので、ある程度現行の奨学金の制度も理解しております。

先に結論

保護者が借金してようが、書面上の収入がある場合、無償の奨学金を受けることはかなり難しい!!（所得制限があるため）
ま、前提条件、借金するなよ…という話なのですが、それは皆さんいろんな事情があると思いますし、借金＝悪ではないと思いますので、置いといて。。
以下は私自身が学生時代に体験したことを中心に書いていきます。

私の場合

まず親のバックグラウンド
再婚
父親は再婚時、退職し、別会社に転職（でも高給取り）。元嫁と離婚して（いわゆる熟年離婚）の再婚なので退職金を慰謝料？示談金として渡す
母親はアルバイト（月10万はもらっていたはず）
ちなみに私と血が繋がっているのは母親です。
家族構成については事情がさらに複雑なのでまた別記事にします。
ぱっと見何も問題ないようにみえますが（そんなことはない笑）

さて、私の高3時に起こったことを挙げると

• 母親、借金の整理をかける（債権整理、ですかね？）

• 父親、娘の結婚の祝い金に100万を渡す（武◯士系とかから借金している）

色々と他にも散財ポイントはありましたが、大きなイベントとしてはこの2つでした。（後に知る）
多分家計状況を赤裸々に見栄を張らずに都度教えてくれていたら私は大学進学していないです 笑
とはいえ、大学で得た教員免許はとても人生を彩り役立っておりますが…。
もっと巻き戻るなら中学の頃に高専受験しておけば…なんて過去を振り返っても仕方ないので話を戻しましょう。

見かけ上は収入のある家庭

というわけで、要約しますと、
父(当時６０歳)…収入は転職後の会社の給料(減額)でした。
私の在学途中(または大学入学のタイミング)で年金暮らしに(シルバー人材センターでのアルバイトをスタート)。
母(当時５１歳くらい)　アルバイト。月１０万は稼いでいた。
年金の収入があるため、表面上の収入は割とあり、当時の所得収入では無償の奨学金の条件を満たせていなかったです。

大学の学費‐私の場合‐

私は結局、奨学金月８万、アルバイト月１０万弱を親に収めていましたが、
結局母親が私の奨学金、バイト代を使い込んでいて、大学３年時に学費が支払えない自体になりました。私名義の名前でろうきんの教育ローンを申し込み50万(うろ覚え)、それ以上の額は銀行系の教育ローンでは私の年齢では借りられなかったため、プ◯ミス、あとUFJ系の金融機関から20万ずつくらいでしょうか、トータル100万くらいを借りて、学費を収めました。(その後は奨学金とアルバイト代で払えていました)
この私が借りた100万も母親により自転車操業されてしまっていたのですが、それがわかるのは私が社会人になってから…。

私の思う奨学金の闇とは

教育の均等機会、というときに、この親ガチャ要素は考慮されないのですよね。もちろん、借金が悪というわけでもないと思います(私は借金絶対にしたくない派ですが、もちろん、何でも一括払いでなく、分割払いにすることもあります。)
ただ、こういったケースの場合、どうしようもなくって。
私は正直、親が変なのは(特に母親)気づいていましたが、逃げ場がなかったです。親戚付き合い０で、実家とは祖母の時代に縁切りしてしまっていたらしいので…。
高校卒業時に親から離れられるような環境は全寮制の就職先を探すしかなかなと思います。児童相談所に行っていたとしても、１８歳からは施設にいるわけにもいかないですし。
私としては学費免除、給付金などもよいのですが、こういった毒親といいますか、親から離してくれる制度を作ってほしいと切に願っております…。
または、財団じたいが、そもそも口座に送金するのではなく、学費として確実に使われる設定をしたほうがいいと思います…。

とまあ感情のままに書いてしまいまとまりが悪いですが、今日はこのあたりで。