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週刊少年ジャンプ原稿料改訂〜漫画家への影響〜

漫画を描くって楽しい! ペガサスハイドです!

今回は「週刊少年ジャンプ原稿料改訂」という話をしたいと思います。

「漫画家の原稿料って、一体いくらぐらいなの?」と疑問に思っている人も多いと思います。

このブログは漫画家になりたいと思っている人もたくさん読んで下さっていますから、自分が漫画家になった時、一体いくらもらえるのか、気になって当然だと思います。自分の生活を支えるものになりますからね。

プロの漫画家さんも自分以外の漫画家の原稿料はどれぐらいなのか。気になりますよね。

読者の方は「漫画家 = お金持ち」みたいなイメージを持っている人が多いと思うのですが、実際どれぐらいの原稿料をもらっているのか気になる人もいると思います。

まず最初にお伝えしたいのは、原稿料というのは雑誌によって違うということです。みんな同じではありません。例えば同じ漫画家が漫画原稿を描いても、A社でもらう原稿料と、B社でもらう原稿料とでは金額が違うこともあります。「えっ? そうなの?」と驚く人もいるかもしれませんが、例えば皆さんもアルバイトをした時のことを思い出してみて下さい。働くお店や工場によって時給は違いませんか? 会社員の方も、会社によってお給料って違いますよね。

漫画家も同じで、出版社や雑誌社によって原稿料は変わってくると思って下さい。当然ですが大手出版社や売れてる雑誌ほど原稿料は高くなる傾向がありますし、漫画家個人のキャリアによっても、新人とベテランの原稿料だったら、ベテランの方が高くなります。

ですので、デビューして高い原稿料をもらいたいと思ったら、大手出版社や売れてる雑誌でデビューした方が、同じ漫画を描いても、もらえるお金(原稿料)は多くなると覚えておいた方がいいでしょう。

この辺りは一般的な会社と同じです。小さな町の小さな会社より、都会の大手有名企業の方がお給料が高いですよね。多くの人は社会に出たら、少しでもいい会社に入社できるよう、学生時代に受験勉強を頑張ったり、資格取得のために勉強したり、有名大学や高い学歴を目指して勉強を頑張るわけですが、

漫画家も高い原稿料をもらおうと思ったら、一生懸命漫画を勉強して、大手出版社で漫画を描けるようになった方が保証は大きくなるということです。

一般の人が大学受験を頑張るとしたら、漫画家は漫画賞を取ることを頑張る、みたいなものですね。学校の勉強が漫画に変わっただけで、実は似たようなことをやっているということを、世間一般の人はあまり気付いてないかもしれませんね。

最近、週刊少年ジャンプが、原稿料を改訂したというニュースが報じられましたが、これは一体どういうことなのか、僕ら漫画家にどういう影響を与えるのか、気になっている人もいると思いますので、解説していきたいと思います。

僕はあなたを漫画家として、V字回復させることができます。僕のことを漫画家界の森岡毅(もりおかつよし)と呼んで下さい! 伸び悩んでいる数々の新人漫画家や連載漫画家が、僕の所に訪れています!

お陰様で僕のペガサス大学は、プロの漫画家までもが続々と受講しに来る、日本で唯一のマンツーマン型漫画の学校となりました。

僕の使命は、漫画を描きたいと思っている人がやる気が出たり、希望を感じる場所を作ること。究極の目標は、漫画を描くのが好きな人たちが、お金と時間、そして心の自由を得てもらうことです。それが僕が作りたい未来です!

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あなたのマインドがプロの漫画と同じレベルになる覚悟はできましたか? それではいきましょう!


【 新人漫画家の平均的な原稿料 】

1枚 6,000〜10,000円と言われています。売れている雑誌や大手出版社から出ている雑誌ほど、原稿料は高くなります。

【 週刊少年ジャンプの原稿料は? 】

以前は新人で9,000円と言われていましたが、2024年11月にこちらの金額に改定され、ジャンプの公式Xでも発表されました。

・新人の初掲載の原稿料はモノクロ1枚 20,900円、カラー 1枚 31,350円。
・他誌からこれ以上もらっている場合は相談の上決定する。
・連載が継続年数に合わせて原稿料は増加していく。
・初連載の場合、連載準備金として50万円を支払う。

【 感想は? 】

これは新人の原稿料としてはかなり高いでしょう。「他誌からこれ以上もらっている場合は、相談の上決定」と書いてありますが、これ以上もらっている新人漫画家は少ないと思われます。

カラー原稿31,350円は他誌と比べてさほど驚く金額ではありませんが、注目すべきは連載準備金です。これを出してくれる出版社はなかなかありません。

個人的には「公開する」というのがいいと思いました。理由はウソがつけないからです。つまり新人漫画家は、この原稿料が絶対保証されるということです。

かつて新人漫画家は、自分の原稿料が何円かわからないまま原稿を描かされるケースがありました。この辺り、オープンかつクリーンにしたという印象を受けたので、さすが集英社ジャンプという王者の風格を感じました。

想像するに、漫画家よりも、他の雑誌社の編集部の方があわてていると思われます。ジャンプが新人漫画家の原稿料を公開したことで、6,000円〜という原稿料が安く感じられるようになってしまったからです。

【 何故この時期に? 】

僕の想像ではありますが、これはフリーランス新法に合わせてきたと思われます。

フリーランス新法とは簡単に説明すると、フリーランスに業務を委託する事業者が守らなければならない規制が定められた法律のことで、働き方が多様化してきた今、フリーランスとして働く人を守ったり、不利になったりしないように作られた法律です。

漫画家もフリーランスにあたるため、そこから不満の声が出ないように、金額の改正を行って「ウチではこれぐらい保証しますよ」という、漫画家への安心感を得るとともに、企業のイメージアップも図ろうとしているのではないかと想像します。

【 漫画家への影響 】


ジャンプでデビューする新人漫画家にとってはとても良いと思います。

ただ、ジャンプの原稿料が2万円スタートになったことで、他誌の原稿料が安く感じられてしまうので、新人漫画家が他の雑誌で描くことを躊躇するのではないかと思われます。しかしジャンプ側としては、それも計算のうちかもしれません。

また、ジャンプ以外で描いている漫画家から不満の声が上がりそうなので、ジャンプの原稿料改訂に合わせて他誌も原稿料を上げることを予想しますが、ぶっちゃけジャンプほど金額を上げることは他社は厳しいと想像します。ですので雑誌によって新人漫画家の原稿料の差が大きくなると予想します。

この話はこちらの動画でもお話ししています。興味がある方はは試聴して下さい。

最後まで読んで下さってありがとうございました!

僕は漫画が描きたいとか、漫画家になりたいという人を応援するために「ペガサス大学漫画学部」というものを作っています。漫画を描くことが大好きな方や、本気で漫画家を目指している方、現在連載中のプロの漫画家も僕の所で学びながら、年収1,000万円、2,000万円を目指しています。

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