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【漫画家志望者は観ないと損】もうデビューできる方法言いますね〜漫画家になれる人がやっていること〜

漫画を描くって楽しい! ペガサスイドです。今回は視聴者さんからの質問にお答えしたいと思います。

視聴者からの質問

ご質問ありがとうございます! 僕の動画は皆さんからのご意見やご感想から作られていますからね。お答えさせて頂きますよ!

僕のチャンネルを観ている方の中には、漫画家を目指して頑張っている方も多いと思います。漫画家志望者にとって担当さんという人は、自分が漫画家になれるか否かの運命を握っている人ですから、とても大切な存在ですよね。

しかし「編集者って…どうなったら私の担当さんと言えるの?」と、不安に思っている方もいると思います。

答えから言います。

雑誌の編集者から「名刺を渡されたからといって、自分の担当になったとは限らない」というです。

編集さんから名刺をもらったり、電話やメールでやりとりしたことがあったとしても、それが自分の担当編集者になったという保証はありません!

「え?そうなの? 」 と驚いた人もいるかもしれませんが、僕はその理由を具体的に説明することができます。

何故なら僕は、漫画家として20誌以上の雑誌で漫画が掲載されてきたからです。
それだけでも20誌以上の出版社の担当編集者がついてきたと言えますし、持ち込み時代、漫画家時代、漫画専門学校講師時代を合わせれば、何100人もの漫画雑誌の編集者と関わってきました。

僕が漫画家として連載し、40冊以上の漫画の単行本を出してきた理由の1つとして、漫画を描くことを頑張ったというのもありますが、編集者と信頼関係を築いてきたという理由もあります。

サラリーマンが会社の上司とうまくいかないと出世できないように、漫画家も雑誌の編集者とうまく信頼関係が作れない人は、出世できないからです。

漫画家として成功経験がある僕は、皆さんに「本当の話」をすることができます!

今から漫画家になりたいと思っている人、すでに漫画家として活動中の人、漫画家になるつもりはないけれど、漫画業界に興味がある人へ、真相を話していきますので、是非このブログを最後まで読んで下さい。

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あなたのマインドがプロの漫画家と同じになる覚悟はできましたか? それではいきましょう!


【 初めに 】

担当付きになった漫画家は、編集者と何をやっているのかを知らない人が多いので、まずはそこから説明させて頂きます。

担当付きの漫画家が、何をしているかを知らないので、名刺をもらっただけで、まるで漫画家デビューする成功への道が約束されたかのごとく喜ぶ人が多いからです。

自分が無知であることで恥をかかないように、ちゃんとしたことを知ることが必要です。

① 担当付きになった漫画家は何をしている?

担当付きになった漫画家は、何かの目標に向かって漫画作品を作っています。例えば「漫画賞に向けて」とか「読み切り掲載に向けて」とか「連載に向けて」といった目標があり、それの受賞や掲載に向けて、キャラクター、プロット、ネーム、原稿を制作しています。

具体的な目標があるので締め切りがあることが多いです。明確な締め切りがなかったとしても「春までに」とか「9月頃には」といったようなビジョンがあります。

僕は漫画家と担当編集者の関係をよく恋人同士に例えるのですが、本当に好き同士のカップルは、しょっちゅう会ってデートをしたり、たくさん食事や会話をしたりしていますよね。デートの帰り際も「次はどこに行こうか」と次に会う約束をしている気がしませんか?

漫画家と担当編集者も恋人同士と同じと考えて頂くとわかりやすいと思うのですが、良い関係ができている人は、次のビジョン、つまり「漫画賞」とか「読み切り掲載」とか「連載」に向けて話をしていますし、それに向けてのネームの打ち合わせを定期的にしています。そして1つの打ち合わせが終わると、次の打ち合わせも約束もします。恋人同士と同じですね。

「付き合いましょう」と言っても、ほとんどデートをしていないカップルは「本当に付き合ってるの? 私たちは恋人同士なの?」と疑うじゃないですか。

漫画家と担当編集者も、接触があったとしても、その後、何かの目標に向かって漫画を描いていないとか、お付き合いがなければ、それは担当編集者とは言えないということです。

② 「きっかけ」は「即交際」ではない

名刺をもらう、電話をもらう、メールをもらうなどは「きっかけ」にすぎません。

僕は漫画家と担当編集者の関係をよく恋人同士に例えるのですが、例えばLINEやメールで「今度お茶でもどうですか」の挨拶を交わしただけでは、まだ付き合っているとは言えませんよね?

それと同じです。

だから編集者から名刺をもらったり、電話やメールで1度やりとりしただけでは「担当付き」とは言えません。それはまだ「編集者と知り合った」にすぎないのです。

だから「名刺をもらった !」というだけで、喜ぶ人が多いのですが、それを恋愛に例えて考えるとわかると思います。

相手の連絡先をもらっただけで付き合っていると言えますか? そこからデートをして、食事して、会話をして…と、交流がないと付き合っているとは言えないじゃないですか。

漫画家と担当編集者も、ネーム打ち合わせという交流をしないといけません。1回だけではダメです。何度も定期的に、会うたびに打ち合わせや未来に向かっての話をしないと2人の仲は深まらないし、「掲載」というゴールを迎えることはできません。

「掲載」というゴールを「結婚」と考えるとわかりやすいと思います。恋人同士が結婚に至るまでは、2人の間に絆を結ばないといけませんよね。そんな簡単に結婚までポーンといかないと思います。

だから名刺をもらっても、それはただのきっかけやスタートにすぎないのです。重要なのは、そこから付き合いを深められるか、です。

③ 9割以上は自然消滅


漫画家と編集者が知り合っても、初めての場合、ほとんどが自然消滅を迎えます。

その理由は、僕はどらかかと言うと漫画家側に多いと思っています。

例えば
・漫画家が全く新作プロットや新作ネームを提出しない。
・漫画家がネームを修正して提出しない。
・漫画家が担当編集者に「自分を育ててくれる」「向こうから連絡をくれる」と期待して待っているだけ。

という理由が多いです。

どうしてこうなってしまうかと言うと、漫画家の卵たちが人間的に未熟であることが多いです。担当がつくのは10〜20代という若い人が多いので、まだ社会経験がほとんどなく、今まで親や学校の先生が色々面倒を見てくれたため、担当編集者という人に対しても向こうが連絡をくれるだろうとか、漫画の描き方を教えてくれるんだろうとか、デビューの仕方を教えてくれるのだろうと思ってしまうからです。

しかし実際はそんなことはありません。

「デビューさせてもらえる」という状態になるのは、漫画家側が即戦力の実力がある人だけです。


④ 編集者との絆を深めよう

せっかく担当編集者がついたのに、いつの間にか自然消滅…なんてことにならないように、その方法まで教えておきますね。

編集者から名刺をもらった新人漫画は、自分から積極的に行動し、編集者にとって魅力的な新人漫画家になるべきです。

まずは挨拶をし、連絡も自分からすることです。編集者からの連絡や返事を待っている人は、自分がその雑誌から求められている人であればいいですが、そうではない新人だと、待っているだけでは捨てられます。

恋人として考えるとわかりやすいと思うのですが、待ってるだけで何の連絡もしてこない相手なんて魅力がないと思いませんか? 本当に好意があれば、自分から食事やデートの約束に誘いますし、プランを立てたりしますよね。

漫画家は担当編集者がついたら、積極的に新しいプロットやネームを描いて提出し、漫画制作に対して真剣であることをアピールしましょう。そうでないと漫画に対して熱意はないと思われます。

プロットやネームに対してアドバイスをもらったら、必ず修正して提出しましょう。編集者からもらったアドバイスに対して、修正して提出するというのが漫画家の誠意です。

ほとんどの新人は、編集者にアドバイスをもらった、それっきりで修正して持って行きません。それでは編集者にとってアドバイスのし甲斐がありませんから、その新人漫画家は可愛がられなくなっていきます。つまり捨てられます。

ちなみにですが、僕は編集者からネームにアドバイスをもらったら、必ず1週間以内に修正したネームを提出するようにしていました。じゃないと見えないライバルたちに先を越されると思ったからです。

⑤ 編集者は3種類の漫画家を抱えている

編集者は自分1人だけの相手をしてくれているわけではありません。編集者には連載漫画家、新人漫画家、異彩前の画家の卵たち、この3種類の人たちを抱えていて、それは20人以上いると思いましょう。場合によっては40人、50人の漫画家を抱えている編集者もいます。

その中から自分という新人を可愛がってもらうために、「自分から連絡する」「新作漫画を作る」「アドバイスを受けたら修正して低出する」という3つの行動を積極的に行いましょう。


【 まとめ 】

担当付きとは、漫画家と編集者が二人三脚で、何かの目標に向かって作品作りに取り組んでいる状態のこと。それをしていなければ担当付きとは言えない。

なのでこの質問者に対しては、何かの目標に向かって、1つの漫画作品に取り組んでいるのであれば「担当付き」と言ってもいいと思います。

しかし恋人に例えればわかりやすいように、それが不安になるというのであれば、担当がついているとしても、あまりいい関係ではないのかもしれません。だって恋人同士でも「ねぇ、私たち、本当に付き合ってるの?」っていう状態って、表面だけの付き合いだったり、心が通い合っていない証拠じゃないですか。

もし本当に愛し合っている2人であれば、そんな不安な気持ちにもならないように、編集者と漫画家も、そこが不安になるようであれば、どちらかに積極性がない。つまり漫画家が全然ネームを提出しないとか、編集者が漫画家への興味が薄れてきたという証拠だと思います。

このブログはこちらのYouTube動画でも詳しく話していますので、是非試聴して下さい。


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僕はペガサス大学漫画学部という場所で、漫画の描き方を教えたり、漫画家デビューするための、時間を縮める戦略をアドバイスしたりしています。

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