【成功者の思考】漫画家になれる人が捨てていることをプロが解説
漫画を描くって楽しい! ペガサスハイドです!
今回は「成功者はコレをすぐに捨てます」という話をしたいと思います。
僕のYouTubeチャンネルの漫画添削動画No.101のコメント欄に、視聴者さんから僕が描いたネームの方は、元の漫画よりも「マス受けしそう」「多くの人に受けるのかな」というコメントがありました。
この「マス受け」という言葉、聞いたことがある人もいるかもしれません。
「マス受け」のマスとは「mass」のことで、「集団」「多数」「大衆」などの意味があります。「マス受け」とは、多くの人に受け入れられるという意味で使われることが多いです。
多くの絵や漫画を描く人は、自分が描いている漫画はたくさんの人に受け入れられたいと思っています。
つまり「マス受けしたい」「大衆にウケたい」と思っているわけですね。
しかしこの「マス受け」とか「大衆受け」という言葉を悪い意味として使う人も多いです。この動画のコメントは、悪い意味で書かれたもりはありませんでしたが、他のイラスト添削動画や漫画添削動画では、「マス受け」とか「大衆受け」という言葉が、悪い意味で書かれていることが多いです。
例えば「あ、あの漫画、大衆ウケを狙い始めたな」とか「どうせマス受け漫画でしょ?」といった感じです。
自分の作品を多くの人に受け入れられることは良いことなのに、何故それを悪いイメージで受けとらえる人がいるのでしょうか。
ここで僕は言いたいのです。成功する人はその考え方をすぐに捨てます。何故ならその考え方をしている限り、一生自分の漫画を受け入れられることがないといち早く気が付くからです…。
「マス受け・大衆ウケ」という言葉をネガティヴに捉える人は、多くの人にウケる漫画を描くということは「読者に媚びていることだ」とか「プライドがないことだ」と受け取るからでしょう。
趣味で漫画を描いている人には、マス受けや大衆ウケは考えなくてもいいと思うのですが、漫画家としてデビューしたいと思っている人や、将来、自分の漫画を仕事にしたいとか、絵で食べていきたいと思っている人は、「より多くの人に受け入れられる」ということが必要になってきます。
僕も漫画家を目指していた時は、「多くの人に受け入れられなくてもいいから、好きな漫画を細々と描いていけたら、それでいい」そんな風に思っていました。
しかしそれは間違いでした。それが間違いだということに早くに気がついたから、僕は21歳という若さで漫画家デビューできたのです。「多くの人に受け入れられなくてもいいから」という考え方の人は、少ない人にも受け入れられません。その考え方で承認欲求は満たされていますか?漫画が仕事になったり、お金になったりしていますか?
「大衆に受け入れられなくもいい」という考えをもっているから、30歳になっても40歳になっても認められないのです。
しかし安心して下さい。
「マス受けはプライドがない」「大衆ウケは媚びている」と思う人は、何故その考えを捨てた方がいいのか、その理由を理解しておけば、成功へのアクションプランが立てやすくなります。
僕はあなたを漫画家として、V字回復させることができます。僕のことを漫画家界の森岡毅(もりおかつよし)と呼んで下さいw 伸び悩んでいる数々の新人漫画家や連載漫画家が、僕の所に訪れています。
僕の使命は、漫画を描きたいと思っている人がやる気が出たり、希望を感じる場所を作ること。究極の目標は、漫画を描くのが好きな人たちが、お金と時間、そして心の自由を得てもらうことです。それが僕が作りたい未来です!
このブログがあとでどこに行ったかわからなくならないように、今のうちにフォローをよろしくお願い致します。
あなたのマインドがプロの漫画と同じレベルになる覚悟はできましたか? それではいきましょう!
捨てるべき思考
① 漫画はアート
よく僕のYouTuheチャンネルでも話していますが、漫画はアートではありません。
アート作品や芸術作品というものは、「たった1つの存在」であることに価値があります。
例えば誰もが知る名画「モナ・リザ」という作品は、イタリアの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたものであり、その良さというものは、誰もが語れるものではありません。モナリザと他の美しい女性の絵と、何が違うのか説明しなさいと言われると、それを的確に説明できる人はなかなかいないと思います。つまり芸術作品というものは、万人に理解されなくてもいいのです。
しかし漫画はたくさんの人にとってわかりやすかったり、理解されることで価値が出ます。それは漫画は芸術作品ではなく、娯楽作であったり、漫画家が頭の中にあるイメージやワールドを、「伝える手段」だからです。理解されないと意味がないのです。
この区別がつかない人は、まるで「理解されないこと」が素晴らしいことや、ポリシーが高いことと勘違いします。漫画において、1部の限られた読者にしか理解できないような内容は、決してカッコいいことではないのです。
② 量産=悪
これも漫画はアートではないということに通じるのですが、アート作品や芸術作品というものは、「本物はたった1つしかない」ということに価値があります。
例えば名画「モナ・リザ」という作品は、ダヴィンチ本人が描いたものはこの世に1つであり、その模倣作には本物と同じ価値はありません。芸術作品は「世界でたった1つしかない」というところに価値があるのです。だから名画は1つの作品に何千万とか、何億円という値段で取引されるものもあります。
しかし漫画はその逆なのです。漫画はコピーされればされるほど価値が上がるのです。コピーというのは盗作のことではなく正規の出版社やサイトが発行する、単行本やデジタルデータのことです。とにかくたくさんの数を作って売りさばくこと。そうすることで価値が出るのです。
例えば皆さん、本屋さんで「単行本発行部数、1000万冊突破! 」とか「漫画サイトで累計10万ダウンロード!」とか聞いたことがないですか? それらは全て、漫画家の原稿のコピーなわけです。それが大量生産されればされるほど価値が出るのです。だから「大衆ウケ」「マス受け」した方がいいのです。
漫画とアート作品では、価値の上がり方が違うということを理解していれば、「大衆ウケ」「マス受け」が悪いことではないとわかると思います。
③ 利益しか見ない
「大衆ウケ」「マス受け」という言葉が悪いことに感じる人は、「読者に媚びていることだ」とか「プライドがないことだ」と受け取る人がいるからでしょう。作者が自分の信念やポリシーを捻じ曲げてでも、お金儲けに走ったと感じるから、悪いことに感じるのだと思います。
しかしそれは違います。「大衆ウケ」「マス受け」した漫画は、自分の漫画でたくさんの人に、たくさんのプレゼントができたから、その結果、人気が出たり、その気にお金が儲かったという結果がついてくるのです。
たくさんの人にウケたということは、たくさんの人が「このキャラ可愛い!」とか「この漫画面白い! 」と思って、好きになったもらえたということです。その結果「この作品を私の手元に置いておきたい」と思うから、単行本を買ったり、ダウンロードしてくれるのです。
「ウケ狙い」とか「金儲けに走った」という人は、お金を儲けたという結果しか見ていないからです。漫画を描く人が多くの人に喜んでもらいたい、つまり「多くの人に、可愛らしさやカッコ良さや、笑いや感動、勇気や元気などをプレゼントしたい」という気持ちを見ようとしないからです。
④ 目的なき制作
何のために漫画を描いているかで、自分がやるべきことも変わってきます。
「例えばたった1人で漫画を描いているだけで楽しい」という人は、多くの人に受け入れられる必要はありません。SNSなどに自分の作品を発表する必要もないですし、漫画を描いているということさえ、誰かに言う必要もありません。
しかし漫画を描いている多くの人は、「漫画を描くことで人に認められたい」もしくは「漫画を描くことでお金を稼ぎたい」もしくはその両方である人が圧倒的に多いと、僕は感じています。
その夢や目標を達成しようと思ったら、多くの人にウケる方がいいと言うか、多くの人にウケるしかないのです。
⑤ 嫉妬心
「マス受け・大衆ウケ」という言葉を嫌い人は、単に嫉妬心てあるということも考えられます。イラストや漫画を描いて、多くの人から人気者になっている人が重しくないから、それを悪いことのように表現して、自分を保っている人もいると思います。
このブログはこちらのYouTube動画でも視聴して頂けます。
僕もどちらかと言うとデビュー前はマニアックな作風でした。絵柄もあまり爽やかではなかったですし、どちらかと言うとイヤミな絵をしていたと思います。(今もそうだと思いますwww ) 描いている世界観もネガティヴで陰気だったので、全く大衆ウケしませんでした。
しかし「これではいけない。このままでは自分の夢は達成できない」と思って、自分の中のメジャー性を探しました。自分の中の「マス受けする部分」「大衆ウケする部分」を見つけたから週刊連載もできましたし、単行本も40冊以上も出してもらえることができました。重版も何度もしてもらって、出版社から7桁単位のお金が何度も振り込まれるようになったのです。
あなたも「マス受けは悪だ」という心を捨てましょう! そうすれば月収7ケタ、年収8ケタの世界が待っています!
これからも「漫画を描くって楽しい!」をテーマに、漫画の描き方や、漫画家になりたい方へ有益な情報を発信していきますので、応援よろしくお願い致します。
最後まで読んで下さってありがとうございました!
僕は漫画が描きたいとか、漫画家になりたいという人を応援するために「ペガサス大学漫画学部」というものを作っています。漫画を描くことが大好きな方や、本気で漫画家を目指している方、現在連載中のプロの漫画家も僕の所で学びながら単行本を出している方もおられます。
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