おうち英語っ子がオンライン英会話をやめた理由
こんにちは、Pegです。
ブログ『わが家はインター。』を運営しながら、2人のバイリンガルキッズを育てています。
実は、最近オンライン英会話を退会しました。
もちろん、おうち英語をやめたわけではありません。
子どもが嫌がったということでもありません。
おうち英語ガチ勢のわが家がオンライン英会話をやめた理由を、今日はお話していきたいと思います。
オンライン英会話の目的
わが家でオンライン英会話を始めたのは、上の子が5歳、下の子が4歳のときでした。
家族以外の人と英語で話す機会を持つため
わが家のおうち英語は、『家では英語、外では日本語』という基本ルールのもと、家で子どもたちとわたしの3人で過ごす時間はすべて英語で会話をしています。
そんな生活も3年が経ち、子どもたちが読み書きにも興味を示してきた頃、スピーキング力が飛躍的に伸びた時期があったんです。
「この子たち、こんなにペラペラだったっけ?」ふとそんなことを思うくらい、英語が流暢になった子どもたちを見て、そろそろ家族以外の人と英語で話す機会を持っても良いかもしれない、と感じました。
そうして、オンライン英会話をスタートしたのです。
世界中の人とお話ができるという経験をするため
英語というのは、それまで子どもたちにとって、家族の中での言語という位置づけでした。
習いごとはしていないし、学校や幼稚園でも英語を話す先生はいないので、本当に【家の中でしか通じない言語】だったんです。
当初からそこにはモヤモヤしていたわたし。
外で一切通じない言語となると、子どもたちに「日本語だけできれば良いのでは?」と思わせてしまうのではないかと、少々気を揉んでおりました。
そんなとき、オンライン英会話だったら、気軽に世界中の人とお話ができる!と思ったんです。
始めてみると、意外と人見知りもない子どもたちは、世界中さまざまな国にいる先生方とお話するのが楽しい時間になっていたようでした。
オンライン英会話のおかげで、世界各国の場所や国旗にも興味を示し始め、国旗かるたで遊んだり、世界地図でお気に入りの国に印をつけたりと、子どもながらに世界の広さを認識するようにもなりました。
家や幼稚園以外に居場所をつくるため
そして、家族や幼稚園など、自分が所属する場所以外にも心の居場所があったらいいなと思ったのも、オンライン英会話を始めた理由の1つでした。
子どもを育てていくには、なるべく多くの大人に関わってもらうことを意識していたわたしは、オンライン英会話の先生にも、子どもの話し相手になってほしいと思っていました。
実際、子どもにはそれぞれお気に入りの先生ができて、今日あった嬉しかったことや嫌だったことなどを、気軽に話している様子がうかがえました。
対面で会ったことはない人たちだけれど、英語という共通の言葉、そして各国のコミュニケーション文化によって、子どもたちは自分の思いを正直に、抵抗なく言葉にすることができるようになっていきました。
オンライン英会話をやめた理由
では、どうしてそこまで大きな効果があったにもかかわらず、退会することにしたのかという部分についても、お話していきたいと思います。
当初の目的を果たせたから
上でご紹介したオンライン英会話に期待する目的、それを全部果たせたということが、退会する1つの理由になりました。
もちろん、目的を果たせてもまだまだ学ぶことはありますし、継続してもよかったんです。
でも、上の子が小学生になると、本当に時間がない!
帰宅して、自由時間を確保させ、宿題をさせ…そんなことをしていると、オンライン英会話の時間すらままならないくらい、時間は一瞬で過ぎていく。
オンライン英会話をダラダラと続けるのではなく、しかるべきタイミングでどんどん次のステップに進んだ方がいい!そう感じたんです。
トークのみでは物足りなくなってきたから
わが家の子どもたちがオンライン英会話で活用していたのは、フリートークシステムでした。
テキストを用いず、先生と好きなことをお話するタイプのレッスンです。
テキストを読み上げるレッスンは、わたしがおうち英語で求めていたものではなかったので、シンプルに会話を楽しめるフリートークにしていました。
世界各国、さまざまな先生方と出会い、いろんな話をしました。
それぞれの国の文化や食べ物、バックグラウンドなど、日本の幼稚園や学校では知ることのできない「世界の広さ」を、フリートークで学んできました。
でも、結局はフリートークなので、毎回有意義なトピックに恵まれるわけではありませんでした。
今日あったことを話し、好きな食べ物や動物について話し、毎回同じような話題ばかりになってきてしまいました。
レッスンを受けているのがわたしであれば、世界情勢や時事問題など、もっと自分の糧になるネタを先生に提供できたのですが、子どもが楽しく話せるテーマを毎日先生に提供することに、限界を感じるようになったんです。
Show and Tellの練習をしてもらうようにお願いしたこともありますが、子どもの気が乗らなければグダグダになってしまうし、「レッスン」としてカリキュラムが決まっていないからこそ、軸がぶれてしまうというデメリットにも出会いました。
そんなことをしているうちに、いつも同じような話題にしかならないのなら、毎日それだけのためにお金と時間を使うのは非効率的ではないかと思うように。
そして、次のステップに進むためにオンライン英会話をやめることになりました。
今後のおうち英語について
今後は、【OUTSCHOOL】という海外の授業をオンラインで受講できるサービス利用して、グループセッションをメインに経験を積んでいこうと思っています。
オンライン英会話は、マンツーマンなので子どもが集中力を切らすことなく、じっくり先生との会話を楽しむことができました。
世界中の先生と会話ができ、肌や目の色、髪質の違う人たちと身近な存在になれ、お互いの住んでいる場所を訪れよう!という夢のある約束をすることもできました。
次のステップは、そんなオンライン英会話での経験を生かして同世代のお友達とディスカッションをすること。
OUTSCHOOLで、海外の授業を体感しその雰囲気を掴みながら、インタラクティブな環境で学ぶ経験を積んでいけたらと思います。
OUTSCHOOLを本格的にスタートさせたら、またこちらでもその様子について報告させていただきますね!