外資系投資銀行・コンサルティング会社の選考を突破する面接術 part2 事前準備編
このシリーズでは面接で落ちないためにはどうしたらよいかをいくつかの項目に分けてお伝えしていきます。今回は面接に限らずwebで対面するとき相手に好印象を持ってもらうにはどうしたらよいかもまとめてあるので、就活生以外の方も是非ご覧頂ければと思います!
前回に引き続き第二弾の今回は事前準備編。前回part1では自己紹介から入ってしまったのですが、よくよく考えたら事前準備の方が最初にお伝えすべきでしたね('ω')。気にせず早速内容に移ります!
アジェンダ
1.機材関係の準備💻
2.自分の準備🙎
3.逆質問の対策✐
1.機材関係の準備
準備するもの:Wi-Fi、イヤホン、デュアルディスプレイ、スマホ
Wi-Fi
言わずと知れた必須アイテム。回線がweb面接に十分かあらかじめ確かめておきましょう。ポケットWi-Fiの方は、いつも充電する要領でPCに直接つないで使うと回線速度が速くなります!面接のときは有線接続しておくのがおすすめです。
イヤホン
PCのマイク・スピーカーでも基本的には大丈夫ですが、たまにハウリングしたりマイクの入力が小さかったりします。マイク付きのイヤホンを用意しておくとその心配がなく安心です。
デュアルディスプレイ
こちらはなくても大丈夫ですが、あると便利な一品。ディスプレイにガクチカの文章や後述する逆質問などを表示しておくと万が一の時「え~と」と言って目をそらした先にあると安心です。オンラインならではの裏技です笑
スマホ
万が一通信が途中で切れた場合に、すばやく電話できるように近くに置いておきましょう。これも保険として近くにあると安心です。
2.自分の準備🙎
人は第一印象がかなり大事。そのために身だしなみを整えることはもちろん、web面接ならではの調整も必要になってきます。ここではweb面接での画面の映り方についてお話しします。
構図
画面の中央に自分が来た時、見下ろすような移り方にならないように、PCの高さを本を積んだりして調整しましょう。胸が映るくらいの高さで、普段タイピングする距離感よりも少し離れるくらいがちょうどいいです。(PCから離れると目線が少し動いてもわかりにくくなり、カンペに目を向けてもわかりにくくなります)
後ろに本棚やキッチンなど生活感があるものは映らないようにしましょう。実家で行われる場合は、面接途中でうっかり家族が部屋に入ってくる。なんてことが起こらないように家族の方に面接があることをしっかり伝えておきましょう。
照明💡
顔の半分は明るいけど反対側は暗くて困る。目に影が出来て印象が暗くなってしまう。そんな場合はテーブルランプやスマホのライトで顔を照らして明るくしましょう。どちらも難しい場合はPCの設定を変更することで対応できます。例としてzoomの場合(zoomを最新版にアップデート後、PCのみで可能)
ビデオの設定 > ビデオ >マイビデオ > 低照度に対して調整 > 手動
のように操作すると、顔の明るさを調整できます。
また、パソコン内蔵のカメラの明るさなどを調整できるフリーソフトWebCamSetting
https://tksoft.work/archives/3861
等を使ってPCの設定を変えてしまう方法もあります。操作が難しい場合は美容ライトなどを買ってしまうのが手っ取り早いです。
3.逆質問の対策✐
最近ではほとんどの面接で逆質問を聞かれます。「最後に私たちに聞きたいことはありますか?」のようにこちらから質問をする機会が与えられます。5分ほどの場合もあれば面接によっては30分以上逆質問の所も!事前に会社ごとの面接の形式を知っておき、ここで詰まることがないようにしましょう。
逆質問は自分の人柄や会社への理解度をアピールするチャンスです。、自分なりにその企業に対して仮説を持ち、その仮説が正しいかを面接官に聞いてみることが大切です。仮説を持った逆質問をすることで、面接において重要な「志望度の高さ」や「業種への適性」をアピールできます。
前者の「志望度の高さ」は会社や職種に対する理解や知識で、後者の「業種への適性」は、自身の性格やそれを表すエピソードを用いてアピールできます。また、この2つをつなげて説明する際に「仮説」を用いて話す能力が必要になります。いかに一つ例を挙げます。
「私は現在の御社や業界での問題点・課題は〇〇であり、これに××で対応できると考えているのですが、現役の方から見た問題点・課題と、その対処法は何ですか?」
このような質問はその場でぱっと出てくる人はなかなかいません。そのため事前の対策が必須になってきます。web面接の場合画面のどこかにメモを置いておくことができるので、いくつか聞いておくことを置いておくと、逆質問の時間が長くとられた場合でも安心です。
4.最後に
あくまでここで紹介させていただいたものは一例なので、型に当て込み過ぎず、回数を重ねる中で自分なりのスタイルを見つけていくのがベストだと思います。面接をしているといわゆる「型にハマった学生」を数多く見かけますが、インターンや内定者の中ではそのような学生はほとんど見かけません。
就活であっても自分らしさを忘れずに、忘れてしまいそうなときは知人や友人に相談して個性を再発見してみるのがいいかもしれません。知人に聞くのがはばかれる場合は、コメント等をいただければ微力ながら私からもお答えさせていただくので、みなさんが納得のいく就活ができることを心より願っております(^▽^)。