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【感想】月に寄りそう乙女の作法2


ブランド : Navel
発売日 : 2014-12-19
原画 : 西又葵 , 鈴平ひろ , 羽純りお(サブ) , 白羽奈尾(サブ)
シナリオ : 東ノ助(ヒガシの助)

⚠️ここからネタバレあり⚠️






■ネタバレ感想

会話のセンス神
つり乙はもはや文化である!

★はじめに

ああ、神様‥‥エロゲの神様。
あなたはなんと慈悲深いのでしょうか。
私のようなちっぽけな存在に、再び福音を与えてくれるなんて。

ああ神様、ルナ様仏様‥‥。
ん?神様?ルナ様?仏様?‥‥んん?
るなさま‥‥あれ?るな様?
あああーーーっ!!

ルナ様ルナ様ルナ様ぁぁぁぁああ!!!

ああ、ルナ様。お優しいルナ様。
ルナ様がいてくれたからこそ、つり乙2に巡り会えたと言えましょう。
喜びに心が震えております。
このプレイ体験は天上の幸せでございました。
だからこの幸せを誰かに伝えたい。

この世に生きとし生ける全ての人々よ。
頼むからつり乙やろうぜ。

えーと、茶番はここまでにして…。
さて、今回は『つり乙2』の感想でございます。
既にお分かりいただけたと思いますが、全身全霊で大満足なプレイ体験となりました。
もうね、まじで楽しすぎた。
Navelさんはファンサの天才かな?

何を感想に残そうかなーと考えた結果、今回の感想記事では、つり乙2の「ココ好き!」ポイントについて語らせていただこうと思います。
いつもより軽めの内容になりそうですが、お付き合い下されば大変に気分がいいです。
やる気マンゴスチンなので!
(パル子についてだけは真面目な話をしています)



★まずは印象を語りましょうか

Navel (c) Omegavision, Inc.

本作の印象を簡潔に述べるのであれば、
”つり乙2はどこまでもつり乙しててやっぱりつり乙だった”でしょうか。

え?なんですか?って思いますよね。
ちょっと説明させてください。
前作の『月に寄りそう乙女の作法』は心を動かされる恋愛物語であり、夢を掴むサクセスストーリーであり、優れたエンタメ性を発揮する極上の会話劇でした。
その全てを結実したつり乙最大の魅力が、”登場人物たちの圧倒的な存在感”で、これこそつり乙をつり乙たらしめていたと言えましょう。
本作もこれに倣い、内容は変われど全く同じ感想を持ちました。
感情面で共通するのは「めちゃくちゃ面白かった」ということ。

クローズアップされるのはやはり会話劇の面白さ。
ただ、これも面白かったを述べる中での一つの要素にすぎず、つり乙の持つポテンシャルは底が知れないわけです。

本作の主人公・桜小路才華(小倉朝陽)は、前作の主従コンビであるルナ様と朝日の子供ってとこからテンション上がりますし、世界で一番と二番目に美しい父と母への愛を語るだけで前作ファンを全肯定してくれるのが嬉しすぎるんですよ。

オマージュというのは言葉が正しくありませんが、作品からあふれる敬意の念を確かに感じ取ることが出来ます。
おそらくこれはつり乙ファンに向けた敬意でもあるのでしょう。
だからこそ我々プレイヤーは、つり乙キャラの世代交代を受け入れることが出来るわけです。

『つり乙』『乙りろ』との繋がりにニヤニヤしながら、新たな物語が紡がれていく。
こんなの面白いに決まってますよ。当然です。

Navel (c) Omegavision, Inc.

2代目になる小倉朝陽(桜小路才華)は父譲りの精神的な美しさと思いやり、母譲りの美貌と気品高さとS具合が融合し、見事なまでに最強主人公をしていました。
その朝陽が強い意志のもと能動的に行動し、愛を与えていく。
正史はエストルートで疑いありませんが、各ヒロイン個別ルートの全てがヒロインの魅力を引き出していて満足度の高い物語でした。
それぞれで繰り出される掛け合いも、キャラの色で鮮やかな色彩を帯びるようで心奪われるもの。
あー、これがつり乙だよなーって感動に震える明確な理由となりました。
やっぱりつり乙2はつり乙しててつり乙なわけです。



★会話のセンス神

Navel (c) Omegavision, Inc.

天才的ですよねこれは。
ゲーム開始から3クリックの才華の台詞。
もう既に会話がつり乙してて心は一気に引き込まれました。

自分がプレイしてきたビジュアルノベル作品の中で、純粋に掛け合いの面白さにランク付けをするならば、『俺つば』と『つり乙』が並んで2トップ。
この2作は語彙力とか掛け合いのテンポが良いというレベルではなく、会話センスが良いとしか言いようがないもので、魅力の言語化が非常に困難です。
しかも、センスの中身が明確に異なるのでニュアンスでしか伝えられないのが歯痒いところ。
それでも敢えて申し上げれば、『俺つば』は切れ味の鋭さ、『つり乙』は浸透力の高さでしょうか。
うん、全然伝わらなさそうw
ここはパッションで理解して下さい!
(語彙力うんこ)

Navel (c) Omegavision, Inc.

つり乙の会話センスの良さを自分なりに分析すると、会話の空気に読み取れるさり気ない上品さがキーとなっていたように感じました。
たとえどんなに変態的ムーブであろうと、頭おかしい台詞だろうと、嫌な感情が皆無なんですよね。
下品に感じないんです。
台詞やその中に含まれる言葉の本質は、基本的に善性由来のものであるからかもしれません。

でも理由はそれだけではなく、本作がビジュアルノベル作品だからこその強みともいえる音楽の力もあったと思えます。
柔らかくも優雅で美しい曲が多いんですよ。
そうでなくてもリズムが心地よい曲が多い。
ルミねえのテーマ曲なんてピアノの旋律が美しいのに、朝陽の心の声は愛ある辛辣な言葉でメッセージ爛が埋まるというミスマッチ具合。
でも、不思議と心地良いもの。
まあ主観なので感じ方は人それぞれでしょうが、自分はそう感じました。

Navel (c) Omegavision, Inc.

あとは誰もが知る通り、言葉のキャッチーさ、関係性ありきのウィットな台詞回しと軽快なテンポが抜群のセンスを見せつけ、さらには立ち絵もテキストを無視して別のことし始めたり、突然動き出して顔芸が始まる始末。
ギャグ要素としても空気を逆手に取る手段としても見事と言えます。
そこへ物語での深堀が加われば、なんとなくキャラの思考が想像できますし、言葉やしぐさから「あー、君はそだよね」って思える感覚が伴うからこその心地良さなのでしょう。
こんなの好きすぎるわけです。
ビジュアルノベルだからこそ実現できる会話の総合芸術であったと結論づけます。





★桜小路才華のポジティブさが好き!

人と人の繋がり、愛情のあたたかさ。
意志を持って世界を肯定する行動や、何事もポジティブに解釈出来る考え方が好きです。
物語をどんどん前に進ませる力は強力で、全てを愛で語る姿は眩しく、つり乙シリーズの主人公として最高でした。

一番ツボだったのは会話中の才華の心の声。
これがあまりにもナイスツッコミで、しかも大体が辛辣ながらワードセンスは抜群。
父とは違う明確な魅力でした。
Sっ気具合はルナ様譲りですね。
あの二人の子供なんだなって凄く説得力があるというか、存在してくれていること自体がつり乙を愛する人たちの気持ちに寄り添ってくれているようで、彼の活躍が嬉しくてたまりませんでした。

内面としても才能に溢れながらも決して努力を怠らず、物事の見方も善性に基づく解釈をし、心に宿す強い意志に向かって進む。
どうあってもポジティブな姿には勇気を貰えますし、困難が伴えば応援したくなりますし、好きになってしまうのは仕方がないことでした。
しかも母譲りの美しい白髪と赤い目を持ち、さらには良家の御曹司という最強伝説よろしく具合。
そういう意味ではチートな主人公ですね。



★誇り高きエストでエス豚が好き!

エスト優勝。惚れた。
正史はエストで疑いなし。
誇り高きセンターヒロインでした。
主従の関係性があまりに心地良く、朝陽の心の声の辛辣さは流石に草w
罵倒の言葉すらセンスが良い。
エストはエス豚(トン)でS豚なのウフフ。

前作のルナ様があまりに強すぎたので、相当な期待を抱えたヒロインでした。
でも結論言えばめちゃくちゃ良かったです。
ルナ様とエストのどっちが良かったかは、今のところ考えられないほど素敵なヒロインでした。
基本ポンコツながらも、貴族としての誇り高さは朝陽を守る言動などから嫌味なく感じられますし、恋を知ってからの乙女な姿は鬼ほど可愛かった。

朝陽との主従関係がとにかく心地よくて、ズレてるのに完璧にかみ合っている二人の会話は極上。
もしボイスドラマ化されるのならずっと聞いていたい。
なぜボイス録音機能ないんだよ!って不満を述べたくなるほど、思い入れのある言葉が溢れていました。(主にギャグ面で)

朝陽の言葉はあまりに辛辣なのに愛情を感じますし、それを受けて「〇ァック!!」の言い換えで応酬するエストは可愛いかった。
スラングを使わず良く出来ました!ぱちぱち!と褒めたたえるまでのワンセットがたまらなく好き。
エストの「ウフフ」もだんだんと癖になるというか、愛着が芽生えて意識的に「ウフフ」待ちしておりました。もっと「ウフフ」くれよと。

物語自体に目を向ければ、朝陽を庇うエストの誇り高さ、思いやりと高潔な意志を貫き通すエストの姿はセンターヒロインの貫禄のそれ。
エストの名前に含まれた月に意味を持たせ、作品タイトルに結び付けたことが正史である説得力を持たせていました。
まさに「月に寄りそう乙女」だったと思います。
ココ好き。



★パル子の服飾に対する価値観が好き!

ここでは少し真面目な話をしようと思います。
それはパルコの洋服に対する考え方。
とても自分の価値観と共通し、琴線に触れて共感の嵐が吹き荒れました。

この話をする前提に、少しだけ自分の話を。
私Peetaro.は、服飾ファッション業界で仕事をしております。
パル子とは違ってクリエイティブな部分ではなく、マルキューのようにクリエイトされたものをビジネスに結び付ける部分の仕事です。

オシャレになって自分を変えたい!っていう動機から洋服に興味を持ち、好きになって、仕事にするまでになりました。
だからこそ洋服を装う楽しさや、心に与えるポジティブな影響力をよく理解しています。
それと同時に芸術性をまとう洋服の美的価値や、作り手の込めた想いも少しばかりは理解できているつもりです。
仕事の過程で直に声を聴くことも多々ありますので。

本作におけるファッションとは、芸術性というトップクリエイターだけのものでは無く、リアルクローズド視点で装うこと自体に喜びがあるという、洋服がもつ精神的な力が示されていたことがとても印象的でした。
その象徴がパル子で、彼女は自分の作る服が、服を着てくれる人の日々の喜びになることを望んでいました。

洋服の力って本当に凄いもので、自分が好きな服や、誰かが良いねって褒めてくれた服を着ているだけで心が豊かになって嬉しくなります。
それは時に自分を信じるきっかけになったり、心の拠り所になったりするもので、単に見た目だけでなく精神的な影響が大きいんですよね。
女性の場合はファッションの力で歩き方すら変わるとも言われますから。

自分の仕事は作り手の想いの詰まった洋服を組み合わせ、職務上で与えられたテーマに沿ったストーリーを思い浮かべてスタイリングしていくんですが、その中で常に着る人の気持ちを想像することを大切にしています。
(簡潔に言えばスタイリスト的な業務です)
やっぱり着て嬉しい、楽しい、今の自分が素敵だって思ってもらいたいですから。
着ている洋服が変われば心はポジティブに、見ている世界は変わり、普段行かないような場所にも自信をもって行ってみたり、人と人の繋がりや新しい出会いに繋がったりするものです。

物語の中で洋服を作ることがクラス同士の勝ち負けではなく、純粋に服を着ることは楽しいことでワクワクすることだと、パル子は涙を流してクラスメイトに訴えていました。
この言葉には本当にその通りだよなって心の底から共感して、涙を流すパル子に心鷲掴みにされました。ココ好き。

パル子のキャラクターからすると、面白要素の魅力が強いのは承知しています。
賑やかしとしてとても優秀で、はたして本当に攻略ヒロインなのかという際どいラインを果敢に攻めていた特殊なヒロインだったと思います。
でも、洋服と向き合うという一点において、誰よりも一番身近に寄りそってくれる素敵なヒロインであったと思っています。

余談ですが、服を組み合わせ表現することを「コーディネート」ではなく、敢えて「スタイリング」と書きました。
実は「スタイリング」と「コーディネート」は違う意味を持つ言葉で、前者は着る人間ありき、後者は物ありきです。
服と人を結びつけるものがスタイリングというわけであります。
パル子ルートは自分の仕事の肯定でもあり、とても好きな個別ルートとなりました。



★予想を超えたルミ姉の可愛さが好き!

まじでルミねえ最高だった!!
艶やかさと可憐さにフルボッコされ、笑顔で膝から崩れ落ちました。
もう可愛くて可愛くて。
素敵な成長物語で読後感も心地良い。
どうしたってルミねえを好きになる。

序盤からある程度は予想していたんですよ。
このお姉ちゃん、個別ルート入ったら絶対に可愛いだろうって。
まあ実際そうだったんですけど。
ルミねえの弱い姿、それを受け入れ成長していく姿はとても魅力的でした。

人と繋がる大切さを理解しながらも踏み出せず、照れたりもじもじしたりするルミねえの愛らしさは予想を超えて推せるポイント。
純粋なヒロイン力で言えば並なんですが、シナリオで感情を一旦下げてからグイっと上げる展開でルミねえは輝きを放っていました。
決して表層的なものではなく、しっかり内面性から伝わる魅力が物語の中に詰め込まれていたように感じます。

才華を甘やかす姉としてのステータスは完璧で、普段の厳しい姿と甘々のギャップは破壊力抜群。
王道ながらも、ルミねえだから良かったと自信を持って言えます。
最終的に大蔵家若者世代が結び付く帰結は好きでした。

あとは個人的な願望の話を。
ルミねえみたいなヒロインって、エロゲを嗜む者の歪んだ感情としては滅茶苦茶に虐めたくなるんですよ。
エリート少女ならではのプライドをへし折って、性の快楽に屈服させたい願望がふつふつと湧き上がってくると言いますか・・・。
ああ、なんて魅力的なヒロインなんだルミねえ。
ココ好き。

余談ですが、感情的になった山県先輩の台詞は良かったですね。つり乙ってちゃんと文化的な作品だなって感心しました。
あと、弾いていた曲がショパンの「バラード1番」ってのも好き。


★朔莉の真の姿を知る衝撃の展開が好き!

最初の印象としては何か企んでいるヤバい奴って感じで、正直ギャグ要員としてカウントしていました。
実際にめちゃくちゃ良いギャグキャラしてましたし、作品の面白要素の急先鋒でしたからね。
ガチの変態ムーブに攻略ヒロインとは?となるも、そこはシナリオの妙。
今では朔莉が可愛くて仕方がないです。

ただのヤバい変態女ではないと思っていましたが、真相が明かされる展開はかなりの衝撃を伴い感情に訴えかけてきました。
ずっと才華のことを想い、無償の愛を貫いていたなんて素直に感動です。

彼女の言葉や思いやりがまた良いんですよね。
「好きだから」という感情が全てで、それ以外に理由がないって最上級の愛だなって思うんですよ。
天才女優だからこそ自分を役者として演じ、真の姿を隠していたなんて物語としても強い。
印象が180度変わる瞬間は、本作の中でもトップクラスの衝撃だったと言えます。ココ好き。

余談ですが、岡山名物のままかりの酢漬けは朔莉が推している影響もあり、興味を持ったので実際に食してみました。
初めて食べましたが予想以上に美味しかったです。




★その他で好きなところ箇条書きで

Navel (c) Omegavision, Inc.

・アトレの意味不明な仏教トーク。
・最初イライラしたけど良い子の伊瀬也。
・傍若無人だけどブレないジャス子。
(声優は桐谷華さん!ここ重要!)
・壱与のいよいよと武将トーク。
・紅葉の耳舐めボイスドラマにハマる腐女子具合。
・アメリカンジョーク!
・カトリーヌの「ます。」
・ペットの難攻不落・残高照会・高速道路。
・飼い猫スコティッシュフォールドのミツコシ。
・センスの良いパロネタたち。
→キリマセン・フェボン(正:キル・フェボン)
→ピエラナイ・エルメ(正:ピエールエルメ)
→ファッション雑誌「防具」(正:VOGUE)
→ファッションブランド「Hなオトナ」(正:h.NAOTO)
→東京ゲイーズコレクション(正:東京ガールズコレクション)
などなど



★実用性皆無のえっちシーンが好き!

やる気マンゴスチン!!
完全におふざけに走っていて潔いもので、実用性では無い方面でやる気に溢れていました。
これをふざけるな!と受け取る方もいるでしょうが、個人的な考えからすれば、そんなこと考えるだけで損な話です。
もう振り切ってもらいましょうよ。

パル子の掛け声とかアホでしたねー。
「やっしょ!」「まかしょ!」って、やる気マンゴスチンかよって。
えちシーンでこんなに笑ったのは初めてかもってくらい笑わせてもらいました。
しかもパル子は喘ぎ声がおほぉなんですよね。ギャグかよと。
こんなエロくないオホ声も初めてでクッソ笑いました。

あとルミねえ。
初体験で腸内洗浄を6回ってどんな状況よ!?
才華の発想もSというよりアホだし、受け入れるルミねえもルミねえだし。
コントのようなえっちシーンでした。

他にも言いたい事がたくさんありますが爆量になるのでこの辺で。これでしっかりお使いになった紳士の方は本物の紳士です。
尊敬いたします。




■最後にまとめ

つり乙はビジュアルノベル界の宝である。
このように結論付けさせていただきます。
プレイしてる時間のすべてが楽しくて、ずっと読んでいたいと思えるほど心地よいものでした。
やっぱりと言いますか、改めてキャラの魅力が作品評価に与える影響の大きさを思い知りました。
もうみんな好き。マジで好き。

つり乙2のFDにあたる『E×S×PAR!!』2作も所有してますので、間をあけずにアフターストーリーも楽しもうと思います。

では最後に謝辞を。
ファン心理に誠実な心意気を見せてくれたNavelの皆様、作品に関わられた全ての方に感謝を。
そして、この感想にお付き合いくださったあなたにも最大限の感謝を。
ありがとうございました

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