モノを作る
丁度夏休みですから、モノを作る、というと、夏休みの工作が脳裏に浮かびますね。
皆様は子供の頃にナニを作られましたかね?
想い出の中にある工作としては、3段のボックスを作ったという記憶だけあります。ラワン材を使った大人でも運ぶのが大変な重さな!?ラワン材版3段のカラーボックスですね。めっちゃ重いです、もしかするとまだ実家にあるんじゃないでしょうかw
「⚠︎この記事を書き始めた頃はまだ夏休み真っ只中でした」
手芸作品
手芸といっても、その種類は沢山ありますね。
私が手を出してる手芸作品は、
・編み物
・ビーズ小物
・革小物
・羊毛フェルト
・刺繍
出来上がった作品の大小はありますが、だいたいこんな感じでしょうか?
もともと小さい頃からプラモデルを作るのが好きで、壊すのも大好きでした。分解するのも好きだったので、壊れた電化製品とか玩具とか、バラバラにしてましたね。知識が無いのにバラバラにしてたから当然、元通り組立てる事はできません(汗)だから大切なモノや使っているモノはバラしたりしません。作ることも好きなので、組立キットとか、よく買ってもらってましたね。
そんな私が手芸の世界に入ったのは、母の手伝いで毛糸を弄ってたことも関係するのか?自分でも作ってみよう!と思った時でしょうか?
編み物の基本的な構造を教えてもらい、かぎ針使った鎖編みから教えてもらったと思います。でも同じ調子で編んでいくことの難しさと忍耐で挫折して、編物は母に任せることになりました。
その後20代の頃に知り合った女性が、編物が得意な娘だったので、目の前で編み上げられていく作品を観ながら、もう一度トライする気持ちになりました。でも、ゲージを編むという基本すらマトモに出来ない情けなさで、コレまた断念してしまいました。
『人が作るモノは、やる気と根気さえあれば、きっと作ることができる』
こんな風に考えている私は、その製作物がどの様な工夫の連続で出来ているモノなのか?に先ず興味を感じます。車や船や飛行機、宇宙船だって、部品の寄せ集めです。小さな部品や大きな部品が組み合わさって出来ています。さすがにそんな製品は個人では作れないですし、特殊な技術が必要なので無理です。でも手芸作品なら、道具も材料も手に入れることが可能です。25年ほど前には天然石のブームがありそんな天然石を使ったビーズで、色んなモノを作ってましたね。今でも当時買ったガーネットで作ったブレスレットを身につけてます。今ガーネットを探しても透き通ったガーネットを見つける事は出来ませんので、あの時無理をしてでも色んなサイズのガーネットを買っておけば(汗)と少し後悔してます。
ナニからはじめた?
退職して時間だけはあり余る様になり、先ず最初に始めたのは何だっただろうか?3Dプリンターからだろうか?
CADの使い方も、3Dプリンターで出力する為に勉強した。3Dプリンターを動かす為には当時はWindows機の方が便利だったので、安いパーツでDos-V機も作った。3Dプリンターのあまりの出力の遅さとその精度の悪さとerrorの多さで、いつの間にか部屋の隅で埃を被っている。作った試作品も便利グッズだけが残ってる程度だ。
子供期、青年期、そして初老期
そして三度、毛糸を触る様になった初老期。
妻の道具箱で編み針を見つけ、毛糸を見つけたことから、編み物への熱が再燃しました。ゲージが編めなかった記憶から、セーターとか帽子とか編もうとは思えませんでしたが。この毛糸を使って何か出来ないだろうか?と考え、羊毛フェルトでマスコットを!という思いもあって調べるうちに、毛糸でボンボンマスコット(だっただろうか?)の動画を見つけて、コレなら出来そうだ!と古い毛糸の消費の為にボンボンメーカー使って作り始めました。
編み物再燃w
愛用してた毛糸の帽子がそろそろ買い替える時となり、いろいろ物色しても丁度良いサイズに出逢えなかったことで、自分で編んでみよう!と編み物への挑戦が始まりました。最初からwoolとか、材料費を掛けれないのでアクリル毛糸です。編んでは解きまた編む。を繰り返します。
そんな時出会ったのが、Twiddlemuffという製品です。
Muff(マフ)とは、ロシアやイギリスなど極寒な地域で、手を温めるために使われている筒状の防寒具です。そんな防寒具を使う習慣のある国で、年老いた方の看護や介護の際、手をMuffに入れることで心を落ち着かせることが出来る!とした気付きから、そんなMuffに装飾品を付けて興味を持たせて介護や看護に利用するTwiddlemuffという製品が出来たのです。
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【日本でもその取材を元に、西宮の方が商標登録(認知症マフ®︎)をして普及活動をされていますね。メルカリ等で販売されてる方へ販売禁止を通告して裁判するぞ!って公言されてましたね。】
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Knit for Peace ( https://knitforpeace.org.uk/ )というサイトに、そのTwiddlemuffの基本のサイズとか作り方が掲載されています。
https://knitforpeace.org.uk/wp-content/uploads/2015/07/Twiddlemuff-Pattern.pdf
このサイトを観て、最初は作ってました。ただ、アクセサリーまでは作れないことで、100などで使えそうなモノを探してました。ボンボンメーカーで作ったモノでは、毛糸を引っ張って抜いてしまうとバラバラになることで、使用できないと知り、別のものを!いかに簡単に作るか?というアイデアが必要になりました。編み目に指が入ることも考慮が必要であるとか、色んな工夫が必要です。
Knit for Peaceでは、平編みして折りたたみ、筒にして縫うとした作り方をされてます。日本の風土では、冬場ならイイですが、他の季節では暑過ぎるのと、毛糸によってはゴワつき感から敬遠されるので、浜松医科大学の鈴木みずえ教授さん等の紹介されてるマフはその半分のサイズで編み筒にする形ですね。
私は付き合わせて筒に縫うやり方がいまだに理解できないので、最初から輪になる形で編み進めます。最近では輪針を使って、模様編みをしたりしています。毛糸の筒では伸びることになるので、アクセサリーを縫い付けるためにも、伸びない生地を使って、裏地を縫い付けます。暑い時期は手拭いタオルを筒状に縫い合わせ裏地に縫い付けてます。冬場は触り心地重視、夏はサラサラ感重視です。
そんなマフに付けるアクセサリーとして、ボール、ドーナツ、リボン、など小物も編んでます。
倉庫を整理する筈が・・・
そんな編み物を始めると毛糸の在庫が増えてきました。在庫を減らすつもりで始めましたが、安い時に毛糸を調達する関係で、倉庫が逼迫してきました。なので倉庫の整理と再度挑戦を始めたのが羊毛フェルトです。毛糸でボンボンマスコットの時に少し齧った羊毛フェルトですが、フェルティングニードルで指を突きまくり、まるで入れ墨をするかの様状況で、倉庫行きになってたモノです。
道具としては私が説明するよりも、こちらのサイトをご覧ください
ネコが好きなので、ネコを作りたい!ということで色々調べて「wakuneco」さんのサイトに惹き込まれました。そんなわくねこさんがレシピ本を出版されて購入してぼちぼちと勉強してます。「羊毛フェルトから生まれる猫の肖像 「わくねこ」の作り方 https://amzn.asia/d/613s5Z3 」
コレとは別に、Youtubeで卵型から作るシリーズでマスコットを作りまして、そんな中で、シマエナガのキーホルダーを作ったりしてました。
フェルティングニードルも仕上げ用ニードルでは、簡単に折れてしまうので、ニードル捌き練習の為の寄り道ですね。相変わらず指をニードル針で突いて出血の日々です。爪の脇を刺したらなんと!痛いことか(泣)
AirTagを持ち歩く
AirTagを買い、そんなAirTagをカバンに入れたり財布に入れたりしてます。鍵にも付けたいと思ってAirTagホルダーなるモノを見るとなかなかのお値段です。で、考えたのが入れ物を作る。AirTagホルダーを作ろう!です。
「布で小さな巾着袋を作る」
布では濡れてしまうからfakeレザーを使う。
経年劣化を考えるとフェイクレザーでは不細工だ。
「革細工で作る」
端革を利用して作る。どうやって袋の口を閉じようか?と悩んで、そもそも端革のサイズでできるのか?と色々悩んで今の形になってます。
写真のホルダーは1個しか作りませんでした。型紙作って、革をカッターで切って、ボンドで貼って、肉球部は補強でミシンを掛け、張り合わせて手縫いする。(肉球の補強にとミシン掛けしてた時ミシン針が折れました)補強かけないとボンドが剥がれてくるので、もう大変細かい作業でしたね。抜型があると、もっと作ってみようか!という気持ちにもなりますが(汗)
そんなこんなで倉庫整理の予定が、より一層倉庫に資材が押し込められています。