雪の日 【100日プロジェクト47日目】
ビクトリアでは雪は滅多に降らない。年に1,2回というところだろうか。だから、ちょっとでも雪が降ると、みんなパニックになる。
金曜日に、5センチほど雪が積もった。土曜日はティーフェスティバルを手伝い、日曜日はダウンタウンで仕事だった。その間少し雪は残っていたけど、道路の雪は溶けており、運転には支障は無かった。
そして今日(月曜日)、またまとめて雪が降った。
今これを書いている最中も、外は雪が降っている。あっというまに車も雪で被われてしまった。学校は休校になり、長男が通っている大学も、午後の授業はキャンセルになった。
幸い私は出かける予定が無かったし、オフィスに出ていない人が多く(運転に慣れておらず危険なので、休んだ人や休みになった職場も多数)メールもほとんど来なかったので、窓の外の雪を眺めながら読書をして過ごした。
ちょっとの雪でみんながパニクるのはコミカルといえばそうだが、慣れていないものは仕方がない。こんな日は車で出かけたりするのは危険なので、おとなしくしているに限る。
少し哀しいのは、昔に比べて雪がそんなに嬉しくなくなってきたこと。綺麗だけど、雪かきしなきゃとか、車を使う用事はどうするかとか、雪が溶けて再度凍ると道が滑りやすくて危ないとか、そういう面倒なことばかりを考えてしまうのは、大人になったからだろう。
それでも、雨風をふせげて暖房のある家に住めているだけでも幸運だと思わなければいけない。こんな天気の日にホームレスだと死んでしまう。シェルターもこういう日は大忙しだ。みんな安全でいて欲しいと思う。
雪の日には、大好きな絵本「ゆきのひ」を思い出す。雪の日が魔法みたいに思える、誰にでもあるであろう子どもの頃の思い出。
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