ウィメンズマーチ【100日プロジェクト24日目】
今日はウィメンズマーチの日だった。実はすっかり忘れていて、今朝偶然ニュースを見て思い出した。急いで着替えて、一人えダウンタウンへ向かった。
州議事堂にみんなで集まり、スピーチを聞いてから、市役所のあるダウンタウンのセンテニアル・スクエアまで歩く。
集まったのは何人くらいいたのか、ちょっと検討がつかないけど、数百人はいた。スピーチは残念ながらよく聞こえなかったけど、ファースト・ネイションズ(カナダの先住民)の女性だった。
州議事堂からセンテニアル・スクエアまでは普通に歩けば10分程度だけど、数百人で歩くので、その分時間がかかった。幸い天気は良くなり、日も差して美しい。周りは知らない人ばっかりだったけど「良いお天気になったね」などと皆でニコニコ。写真を録ったり、ビデオを録ったりしている人も大勢いた。
センテニアル・スクエアに到着後もしばらくみんな写真撮影したり、面白いプラカードの写真を撮ったり、何かの活動をしている人はそのビラを配ったりしていた。
最初とは別の先住民の女性のスピーチでは、「私は65になるけど去年は10回以上逮捕された。一人で外を歩く時も、若い女性のようにいつ襲われるかびくびくしていなければいけない。実際に襲われたこともある。先住民への差別は今すぐ止めるべきだ。It’s not women’ march if you don’t include indigenous people」と言っていたのが印象的だった。
男性や子供も沢山いた。いくつかあったブースでは、女性に対する暴力に対して声をあげる男性の団体もあり、多くの男性が聞き入っていて頼もしかった。
偶然、職場のマネージャーにも会った。彼女はレズビアンなんだけど、こういったアクティビズムの場で会うのは初めて。彼女も1人で来たらしく、「私メンタルヘルスの問題があるので(これは今日初めて聞いた)こういうイベントに参加するのが辛いこともあるけど、このイベント(ウィメンズマーチ)はみんなインクルーシブで、特に対立とかも無いし、温かい感じですごく良いと思う。アクティビズムに参加するのは私にとって大切なことなので、1人だけど来たの」と言っていて、私も激しく同感であった。これまでは彼女とは職場で一緒に仕事をして、時々冗談を言い合う仲だけど、こうやって仕事の外のアクティビズムに関して話す機会があって、少し彼女と親しくなれた気がして嬉しかった。
↑トランスジェンダーの女性。トランスの女性もウィメンズマーチには歓迎される
私も1人で来たけど、きっと知り合いに会うだろうと思っていたし、もし誰も来てなくても、周りの人達がいつも良い人なので、緊張しない。
私は英語のSolidarity (結束)という言葉が好きだ。
ウィメンズマーチに来ると、いつもこの言葉を思い出す。
世界を変えるのは女性だといつも思っているし、今日はその良いリマインダになった。