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自助・共助・公助

こんばんは。心理師Shingoです。

皆さんは「自助・共助・公助」という言葉を聞いたことはありますか?
社会保障の分野では随分前から使われている言葉ですが、少し前に菅義偉元首相が、「私がめざす社会像、それは自助、共助、公助、そして絆です」と国民に語っていました。

この時のニュアンスとして、まず自助(自分でなんとかしよう)次に共助(家族や地域などお互いに助け合おう)、そして最後に公助(国の制度や仕組みで守る)というように、順番があるような説明をしていました。

これに違和感を抱いた人も多くいたのではないでしょうか?
実は私もこの順番があるかのような表現には異を唱える派です。
日本国憲法第25条には「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と明記されています。

もちろんまずは自力でなんとかしよう!と頑張ることも大切ですが、自分の力ではどうすることも出来ないこともたくさんあるでしょう。
そんな時に、頼れる共助や公助がしっかりと整っていないとまずは自力でと思えるでしょうか?

私の考える「自助・共助・公助」はそれぞれが連携して機能するトライアングルの関係性だと思っています。

そして我々ピアサンクスではこの中で「共助」にあたる部分を少しでも担えるようにコミュニティを作っていくことが目標です。
まだまだこれからですが、ぜひ賛同してくださるたくさんの人に仲間になっって欲しいと思っています。

一緒に「お互い様が当たり前」の世の中を作っていきましょう!