隣の芝生は青いですか?
『苦労したことない箱入り娘』『金持ちのお嬢様』
側からは私は何も苦労がないように見えるようです。
あることないこと沢山噂も立てられました。
一番酷かったのは『ハゲ親父に身体を売って援助してもらっている』と全くの虚偽事実の噂を流されたことです。
勝手に気に入らない人のイメージを作り上げて、
敵にしたがる人がいます。
その人の心理は、隣の芝生は青く見えるのでしょう。
だとしたら、何を言っても良いのですか?
しかも、私がハゲ親父たぶらかしたと噂を流したのは精神保健福祉士でした。
人のメンタルを扱う医療従事者が、全くの虚偽な内容で人を陥れるようなことをすることは職業倫理上問題ではありませんか。
彼女がなぜ、私の悪い噂を流したのか?
それは、彼女が好きな男性が私を好きだと思い込んだからだということが後ほど判明しました。
私はお金持ちの娘ではありますが、6歳に両親が離婚したことがきっかけとなり、親族から邪魔者扱いされてきました。
何故なら、父の財産が私に相続されるのを嫌がる親族ばかりでした。
風呂場に数日閉じ込められたり、真冬に裸のままベランダに追い出されたり、髪の毛を掴んで殴られたり、お前なんか産まなきゃ良かった、お前は悪魔だ!お前のせいでパパと仲が悪くなったと罵倒されながら成長しました。
父には6歳の頃から生活費のためにお小遣いをもらいにいき、お小遣いをもらいに行くたびに母の悪口を聞かされました。
成功しない子ならいらないとか言われ、
私自身に価値がないと判断された後は好きでもない人と無理やり政略結婚させられそうになり、
私は真冬に裸足で逃げ出しました。
友人にその話をしたら、リアル家なき子みたいだねと言われました。
ドラマ『Nのために』を観た時に、父親が愛人を作り奥さんと子供を追い出します。
奥さんは金持ちから貧乏に転落しますが、
それでも世間知らずで、お金持ちだった時のようにお金を使います。
それで、娘が愛人に土下座をしながら、食料品をもらいにいく内容ですが、私をモデルにしたのかという程に似た感じの境遇でした。
6歳の時から、母との生活を支えるために父親に10万円お小遣いをもらいに行きながら母と生活をしていたことが異常なことだということは、去年、ある人から指摘されるまで気が付きませんでした。
だって、他人の家庭と比較したことなんてないですから。
ただ、私の記憶では両親と食事をした記憶が2回しかありません。
友人の家は当たり前のように家族で食事をしていて羨ましかったというのはあります。
本当、去年まで、私が虐待児だったということに気が付かず生きてきました。
虐待されたら親を恨むものでしょうか?
私は父も母も大好きです。尊敬しています。
他人から見て毒親とか酷い親とか思われたくないから、虐待されていたことは隠していました。
それでも私を苦労したことのない幸せな人だと感じますか?
それとも今度は同情しますか?
他人の芝生が青くみえるのは、あなたの欠落感が埋まっていないからです。
その欠落感を活かすも殺すもあなた次第ですよ。
そして、これを読んだあなたは、私が幸せそうに見えないかも知れませんが、でも、私は今、幸せです。
やっと自分で自分の人生を選択できる権利を手にしたのですから。
私は子供の頃から、陥れられることには慣れています。
逆境が私を強くしてくれました。
だから、私は今、強い私になれて、幸せなのです。
どんなに酷い噂を流され、嫌われたとしても、
全く問題ありません。
そもそも他人を陥れようとするような低レベルな人間と関わる価値なんてありませんから。
あなたもあなたの欠落感、逆境を武器にしてください。
武器にできたら怖いものなしですよ。
桐山愛唯でした。