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マチアプで振られるのにハマってる話①

この話です。まとめ直して連載中です。

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最近、マッチングアプリにハマっている。
なぜなら、簡単に振られることができるからだ。
私は振られることにハマっている。
なぜなら、振る時の女の子の気まずそうな表情がたまらないから。

僕「また会っていい?」

って呟いた瞬間、女の子が言葉に詰まる。
それを見ると勃起が止まらないんだ。

女の子は目線をあたふたさせ、スマホで埋まっていないカレンダーを開き、すぐ閉じる。
人は嘘をつく時に目線が右に泳ぐらしい。
彼女の目線を追いかけながら、そんなことを思い出す。
にやけがとまらない。

女の子「ご、ごめん、最近ちょっと予定が空いてなくて3月までわからないかも」

苦し紛れでそそる言い訳だ。

僕「じゃあ、3月以降会えるんだね!めっちゃ楽しみにしてるね!」

あえて満面の笑みで返事をする。
女の子の引きつった笑顔がたまらない。
僕は中途半端に性格のいい子が大好きなんだ。
友達の前で強がってクズぶっていていても、
「アプリの男なんてブロックしていいよ」だなんて言っていても、
実際は罪悪感でアタフタしている仮名サキちゃんが大好きだ。
サキちゃんもとい秋田鈴枝ちゃんの友達の前での姿を知っているのはなぜかって?
答えは簡単、彼女のラインに不正ログインして覗いているから。

僕にとって、恋愛とは被害者であることだ。

続く


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