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悪い夢 -頭の棚

悪い夢を見た。
それからもう10時間ほど経っているが、頭の棚はひっくり返されたまま。
原因を考える。
なぜこの夢をみたのだろうと。


1日しか生まれた日が変わらなくても、小学1年生と幼稚園年長さんという風に割り振りされ、
1日しか経っていなくても365日が終わる日は「大晦日」、始まる日は「正月」と名付けられる。

雲が立体的に浮かんだ背景がオレンジやネイビーやピンクのスクリーンに変わる時、それは夜や夕方、または日暮れと呼ばれるが、
彼らがどんな呼び名で何時から何時まで登壇するかは決まっていない。

世の中には私たちがここに存在するよりずっと前から決まっていることと
流れ行く時にその人が決めていいこと
とがあるらしい。
例えるなら、前者は賃貸物件に、後者は持ち家に住んでいる心地と似ている部分がある。
賃貸物件はルールが多かったり、他の住人の生活があるわけだから前ならえの姿勢が必要だったりする。
持ち家は思い立って壁を取っ払ってしまうことだってできるように、ある程度自分の好きなようにできる。
つまり極端な場合は、賃貸物件に馴染めなければストレスが溜まることが考えられるということ。

見えない何かに支配されて、
寂しくなったり怖くなったり自分や人に優しくできなくなったり自信を持てなかったり。
そんな気持ちは、私たちがここに存在するよりずっと前から決まっていることが自然に造り出すものなのかもしれない。


人に話しても伝わらないだろうと自分で決め込んでしまう、或いは、頭の中でぐるぐると物事を巡らせるのが上手になってしまった。
そんな癖を持つのが私や貴方やいつもコンビニですれ違う誰かだ。

少しずつ、ほどいていくことが簡単になりますように。

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