オンデバイスAI時代が到来!マイクロソフトのCopilot+ PCは世の中をどう変えるか?
マイクロソフト「生成AI向けの新たなパソコン開発」発表 | NHK
マイクロソフトが発表したCopilot+ PCの開発は、PCの進化において重要なタイミングを迎えているのではないかと感じました。生成AI機能がデバイス内に直接組み込まれる、オンデバイスAI時代が到来。。。未来を感じます。ワクワクが止まらない… きっとAppleやGoogleからも同様にオンデバイスAI製品が開発され、世に出回ることでしょう。間違いなくこれがスタンダードになると私は考えます。
クラウドベースのAI処理からローカル実行への移行は、AIの利用環境を大きく変えていくことでしょうね。
Copilot+ PCはつまりハードウェアレベルでのAI統合ということになり、効率性と応答性を向上させます。AIデータをデバイス上で処理することで、よりスムーズな利用環境が整うでしょうね。さらに高速に処理できるようになると思います。そうなれば、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、リアルタイムの言語翻訳などにもどんどん利用される機会が増えるでしょう。
オンデバイスAIの重要な利点をもうひとつ。プライバシーとセキュリティの強化です。AIモデルがローカルで動作することで、データをクラウドに送受信する必要がなくなり、データ漏洩や不正アクセスのリスクが低減します。その一方でリテラシーの低い人がシームレスな作業環境により、自らの情報を警戒心なくバンバンAIに送る姿も想像出来てしまう。ここはトントンかもしれない。そんな話を昨日noteにも書いています。
※昨日この記事を書いたばかりで、今朝この発表。驚きました。
話が逸れました。ローカルAI処理は、持続可能性の向上にも貢献します。クラウドサーバーへのデータ送信の頻度が減ることで、エネルギー消費とそれに伴う炭素排出量が削減されます。
さらに、インターネット接続がなくても生成AIを利用できる能力は、インターネットアクセスが限られている地域、不安定な地域にも新たな可能性を開きます。これによりAIツールへのアクセスというハードルを下げデジタルデバイド(情報格差)の解消にも繋がるかもしれません。
オンデバイスAIを搭載した医療機器とか、兵器とかにも繋がりそうですよね、もう既に存在しているかもしれませんが…
いずれにせよ、このCopilot+ PCは未来の第一歩となる製品となるような気がします。ワクワクが止まりません。で、いくらになるんだろうコレ?お高いだろうなぁ。