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『特急ひたち』の面影

さて、前回の仙台旅行の続き。

帰路に着く前に仙台駅で牛タン定食を平らげてずんだシェイクで締めました。その後向かったのは在来線のホームへ。

「新幹線じゃないの??」「間違えたのかw」

PEETの今回の旅の一番の目的はこれでした。

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特急ひたちです!

特急ひたちとは?

品川と仙台を結ぶ常磐線を走る特急です。2011年の原発事故の影響を受けてから、浪江駅から富岡駅が不通区間となっていました。その区間を走る代替バスの窓を開けることすらもできなかったそうです。

そして、線路や駅周辺の除染活動により2020年3月、9年の時を経てついに常磐線が全線復活しました!

というわけで、せっかくなのでこの特急ひたちに乗って東京に帰りました。ひたち

16時に出なければならなかったのはこのためです。暗くなるとせっかくの景色が見えないので。

常磐線は海沿いを通るので、東北新幹線とは全く違う景色を観れるんです。

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2020年3月まで不通区間だった富岡駅~浪江駅からは、ただ空白の広大な土地と奥には太平洋。

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この大野駅~双葉駅間は元々線路があった部分を避難通路としてアスファルト舗装されていました。

海側の席に座っていたため、陸側の写真を収めることができませんでしたが、所々に住宅街や店などもあり復興している姿が見られました。

16時に仙台を出た特急ひたちは、いわき駅に着く18時過ぎには周りが真っ暗。残念なことにそれ以降の写真を撮れませんでした。。

常磐線を走り抜けて4時間40分、21時前ついに品川着。

「俺は同じ電車に5時間近く乗り続けたんだ」

と謎に誇らしげに降りた21時の品川駅。
いつも通りサラリーマンがいるせいなのか、優越感に浸りながら横浜に向かって京浜東北線を南下していきました。おわり。


新幹線で帰るよりは多少エモいです。少し変わった旅をしたい人、オススメします。


p.s. 3本に渡る仙台旅行の記事どうでしたか?
記事を書くのって難しいですね。これからも精進します。

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