2024【新潟2歳S】競馬血統予想（過去傾向 牝系 ファミリーナンバー）

・新潟2歳S　過去10年血統傾向

・2024 新潟2歳S　出走馬血統表＆評価

～ 出走馬　全頭血統寸評 ～

○①ジョリーレーヌ
牝系はアメリカで、活躍馬多数の系統
デピュティミニスター（戦歴より種牡馬としての功績大で、クロフネの父父）、ゴールドティアラ（`00年 フェブラリーS 2着　南部杯 等）、その孫ステファノス（`15年 秋天 2着　クイーンエリザベス2世S 2着 等）、モズカッチャン（`17年 オークス2着　エリザベス女王杯 等　※祖母ゴールドティアラ半妹）
海外ではリヴァーマン（`72年 仏2000ギニー　イスパーン賞　英チャンピオンS 2着 等　種牡馬の功績大）、ロックオブジブラルタル（`02年 英愛2000ギニー含むGI 7勝）、フィエロ（`14 `15年 マイルCS 2着）、離れてショウワモダン（`10年 安田記念 等）

当馬の3代母は、そのゴールドティアラで先日の関屋記念ジュンブロッサム（1番人気 3着）とは従兄妹関係
前走の新馬戦は稍重とは言え時計が心配な所ですが、良馬場のスピード勝負なら血統的に問題ない所で、時計が嫌われてオッズが下がれば美味しい所

×②スリールミニョン
牝系は半世紀、日本で繁殖されてる準在来系統
「スカーレット一族」として有名で、ダイワメジャー（`04年 皐月賞　`07年 安田記念　`06年 秋天　`06`07年 マイルCS 連覇）＆ダイワスカーレット（`07年 桜花賞　秋華賞　エリザベス女王杯　`08年 有馬記念 等）兄妹、ヴァーミリアン（`07年 JCダート　`08年 フェブラリーS　`07`08`09年 JBCクラシック 3連覇 等）が、この系統ですが近年は主だった活躍馬が出ていない状況・・・

去年の2着馬はこの一族でしたが、このレースでは買う血統ではないので消し

△③スターウェーブ
牝系は世界的名牝系で、メンバー中唯一の欧州（○外）系統でも
日本では、かなり活躍馬が少なくホッコータルマエ（`13`14年 東京大賞典 連覇　`14年 チャンピオンズC 等）が代表wで、他リトルアマポーラ（`08年 エリザベス女王杯）くらい
ただ海外では当然ながら数え切れない程のGI馬が出ており、直近の影響力を含め強いて有名所を挙げるならドバウィ（`05年 愛2000ギニー　ジャック ル マロワ賞 等　種牡馬としての功績大）

欧州マイラー配合でスピード自体はそれなりにありそうですが、基本的には平坦高速コース＆レースなので上がり勝負は厳しいかと
アメリカ血統ばかりなので、自力勝負（タフ展開）になった時、もしくは雨の助けがあるようであればアタマはありそうですが、2着まで

印は△としてますが、△と△△の中間といった感じ（連系は抑え程度）

×④シンフォーエバー
とりあえずコテコテのアメリカ牝系みたいですが、「37号族」というファミリーナンバーを見たのは当馬が初w

「アメリカ○外」血統で平坦高速レースは得意そうですが、これだけアメリカ牝系ばかり出走しているメンバーで、この馬を買う個人的理由は皆無

☆☆⑤モジャーリオ
牝系は、アメリカを代表する一流系統
日本ではエアデジャヴー（`98年 オークス 2着 等）より広がる「エア一族」が最も有名でしょうか
その子供エアシェイディ（`08年 AJCC　`08`09年 有馬記念 連続3着）＆エアメサイア（`05年 オークス 2着　秋華賞 等）兄妹、エアデジャヴーの弟エアシャカール（`00年 皐月賞　菊花賞）
他、種牡馬として輸入されたブライアンズタイム（`88年 ベルモントS 3着 等）、アグネスデジタル以来となる芝/ダートGIを制覇したモズアスコット（`18年 安田記念　`20年 フェブラリーS）が同族に当たる関係性
更に諸々ひっくるめればイングランディーレ（`04年 春天）、コイウタ（`07年 ヴィクトリアM ）、レッツゴードンキ（`15年 桜花賞　`17年 スプリンターズS 2着 等々）と、日本だけでも凄まじい活躍馬を輩出

祖母ジョリーダンス（`07`09年 阪神牝馬S 等）で、この系統からの活躍馬は以降出てませんが血筋自体は上記の通りで、また血統配合的に到底スプリント戦だけの馬ではないと思うので距離が延びて面白い馬だと思います

爆穴というか普通に買えますw

◇（△△△）⑥コートアリシアン
牝系はアメリカ在来系統で、ストロングリターン（`12年 安田記念）＆半妹レッドオーヴァル（`13年 桜花賞 2着）兄妹が近親

上記馬の他、GI馬も出てますが重賞ではワンパンチ足りない牝系という個人的印象で、現状1番人気では余計に軽視

ほぼ買う気のない3連複の抑えのみ

×⑦ケイテンアイジン
牝系はアメリカで、活躍馬多数の一流系統
セクレタリト（`73年 米3冠）、ニシノフラワー（`92年 桜花賞　スプリンターズS）、ロードカナロア（`12`13年 スプリンターズS 連覇　`12`13年 香港スプリント 連覇　`13年 安田記念`13年 高松宮記念）、ミッキークイーン（`15年 オークス　秋華賞）、海外ではアレッジド（`77 `78年 凱旋門賞 連覇）等

当馬はロードカナロアの近親（祖母がロードカナロアの母の半妹）になりますが、以降目立った活躍馬が出てない状況
血筋自体は一流なので馬券に絡んでも驚きはしませんが、流石に「ひまわり賞（九州産限定戦）」からでは・・・

×⑧マジカルフェアリー
牝系はアメリカを代表する系統で、「4号族-m分枝」筆頭
日本ではティンバーカントリー（`95年 ケンタッキーダービー 3着　プリークネスS 等　種牡馬として日本に）、"世紀末覇王"テイエムオペラオー（`99年 皐月賞　`00年 ジャパンC　春秋グランプリ制覇　`00 `01年春天 連覇 等）
海外ではコジーン（`85年 BCマイル 等）、ドバイミレニアム（`99年 ジャック ル マロワ賞　`00年 ドバイWC 等）等々

クロスは「キングマンボの4×3（18.75%）」と「ストームキャットの4×4（12.50%）」が、やや気になる所でスピード自体は水準以上でしょうが、ここではない感
あと日本において、この牝系の活躍馬が最近大分少なくなった個人的印象もありですが、別レース＆コースなら（単純にダート転向でも）買うかもしれません

抑えてもいい馬かもしれませんが消しで（アメリカ血統ばかりで、ここまで手が出ないw）

△△➈トータルクラリティ
牝系はアメリカで活躍馬多数の系統
日本ではシンボリクリスエス（`02`03　秋天 連覇　`02`03 有馬記念 連覇）
系統は違いますが、同ファミリーナンバーにキングヘイロー（`00年 高松宮記念 等）、その母グッバイヘイロー（`88年 CCAオークス　ケンタッキーオークス含むGI 7勝）

スルーセブンシーズ（`23年 中山牝馬S　宝塚記念 2着）の近親になり、単純に想像すれば当然もっと距離があった方が良く、高速上がり勝負ではなく小回り（コーナー4つ）急坂コースの方が向いてるでしょう

連なし抑え

○⑩プロクレイア
牝系はアメリカで「ラスティックベル」より、日本で繁殖されてる系統
フサイチエアデール（`99年 桜花賞 2着　`99 `00年 エリザベス女王杯 2着）、フサイチリシャール（`05年 朝日杯FS　※中山1600m）、ノームコア（`19年 ヴィクトリアM　`20年 香港C）＆クロノジェネシス（`19年 秋華賞　`20年 有馬記念　`20 `21年 宝塚記念 連覇　※`20年 春秋グランプリ連覇）姉妹が、この系統

クロノジェネシスの走り（戦績）には未だ理解に苦しみますがw、本質マイル付近を得意とするスピード系統でしょう

☆⑪キタノクニカラ
日本で100年以上繁殖されてきた在来牝系で、基本的にはマイナー
ただ、キタサンチャンネル（`01年 NZT）、キタサンミカヅキ（`17`18年 東京盃 連覇 `19年 東京スプリント）、ストーミーシー（`16年 NZT 2着）、その姪キタウイング（`22年 新潟2歳S　`23年 フェアリーS）が出ており、謎にスピードある馬がチョコチョコと

当馬はキタウイングの全妹で、血統予想派として当然アタマまで買わなけれならない（一昨年、アタマまで来られて大悶絶w）

この人気で本当に良いんですか？ありがとうございます！ww

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