2025【フェアリーS】競馬血統予想（牝系 ファミリーナンバー 過去傾向）
・フェアリーS 過去10年血統傾向
・2025「フェアリーS」 出走馬血統表＆評価
○①マイスターヴェルク
牝系は欧州で、ファミリーナンバー「9号族-e分枝」自体は超優秀な系統
叔父メートルダール（`17年 中日新聞杯 `18年 新潟記念 2着）、5代母「Zaizafon」はザフォニック（`93年 英2000ギニー 等）の母
血統配合を含めメートルダールの近親と考えれば、もっと距離があった方が普通に良いと思いますが、とりあえずタフな急坂コースは好物でしょう
また、この重苦しい配合ながら、新潟のマイル戦を勝利したのも好評価
○⑧レイユール
牝系は欧州で、叔父ダノンシャーク（`14年 マイルCS 等）、半姉シンリョクカ（`22年 阪神JF 2着 `24年 新潟記念）、モンジュー（`99年 仏愛ダービー 凱旋門賞 `00年 KGVI&QES 等）が近親関係
本質が未だよく分かっていない牝系ではありますがw、病的な上がりを求められる東京より、中山の方が欧州血統なので向きそう
中山と東京マイル戦の両方を経験し連対しているアドバンテージは大きく、現時点での素質はありそう
▲⑥ミーントゥビー
牝系は、アメリカを代表する名門系統
クリスエヴァート（`74年 米牝馬3冠）、孫チーフズクラウン（`84年 BCジュヴェナイル `85年 トラヴァーズS 等）、牝馬ながらケンタッキーダービーを制覇したウイニングカラーズ（`88年 ケンタッキーダービー プリークネスS 3着 BCディスタフ 2着）等々、活躍馬多数
日本ではセイウンスカイ（`98年 皐月賞 菊花賞）、タップダンスシチー（`03年 ジャパンC `04年 宝塚記念）、ディープスカイ（`08 NHKマイル 日本ダービー）、リーチザクラウン（`09年 日本ダービー 2着）、サウンズオブアース（`14年 菊花賞 `15年 有馬記念 `16年 ジャパンC いずれも2着）
上記活躍馬の通り、あまりマイラー感はなく本質は2000mかそれ以上の系統かと思いますが、アメリカ血統（牝系）なのでスピード面は十分
500万（1勝クラス）を勝利で阪神JF7着なら、実績は上位かと
△⑬ティラトーレ
牝系は、アメリカを代表する名門系統
祖母エアデジャヴー（`98年 オークス 2着 等）、弟エアシャカール（`00年 皐月賞 菊花賞）で、そこより広がる「エア一族」
その子供エアシェイディ（`08年 AJCC `08`09年 有馬記念 連続3着）＆エアメサイア（`05年 オークス 2着 秋華賞 等）兄妹、孫エアスピネル（`15年 朝日杯FS 2着 `17年 マイルCS 2着 `21年 フェブラリーS 2着 等）
他、種牡馬として日本に輸入されたブライアンズタイム（`88年 ベルモントS 3着 等）、アグネスデジタル以来となる芝ダートGIを制覇したモズアスコット（`18年 安田記念 `20年 フェブラリーS）が、同族関係に当たります
この系統は馬場＆距離不問すが、その反面で器用貧乏な所もあり、1着というより2、3着が多いイメージ
現状、妙に人気しておりオッズが不味いですが、それなりに評価はしているので、馬単2着固定や3連複で拾います
☆④ネーブルオレンジ
大元はアメリカ牝系ですが、牝系の起点としている「キャットニップ」より欧州で派生した系統
ほぼドイツで繁殖されてきた系統でノヴェリスト（`13年 KGVI&QES 等）や、他ネアルコ（ノーザンダンサーの2代父、ナスルーラの3代父、サンデーサイレンスの7代父）を輩出
当然ながら欧州系統なので母系配合は重く、どういう競馬をするのか全くの未知数ですがw、急坂コースは問題なく牝系自体は面白そう
☆⑪エストゥペンダ
牝系はアルゼンチンでファミリーナンバー自体はマイナーですが、そこではGI馬がガンガン出ている模様
アルゼンチン血統と言えば、破壊的なスピードのイメージでマイル戦では面白いとは思いますが、急坂に対応が出来るかは未知数
それでもスピードだけなら、十分面白そうな存在
・フェアリーS 牝系表（ファミリーナンバー）＆評価
