2024【凱旋門賞】競馬血統予想(牝系 ファミリーナンバー 過去傾向)
・凱旋門賞 過去10年血統傾向
・2024 凱旋門賞 出走馬血統表&評価
○⑭ロスアンゼルス
牝系はドイツで、欧州を代表する超名門系統
当馬4代母「Allegretta(アレグレッタ)」はアーバンシー(`93年 凱旋門賞)&キングズベスト(`00年 英2000ギニー ※エイシンフラッシュの父)姉弟の母
アーバンシーの息子シーザスターズ(`09年 英2000ギニー 英ダービー 凱旋門賞 等)とは凱旋門賞母子制覇
その半兄ガリレオ(`01年 英愛ダービー KGVI&QES)は、サドラーズウェルズの後継種牡馬として、「フランケル(`11年 英 2000ギニーはじめGI 9連勝 14戦無敗)」を始め数々の活躍馬を輩出
他、タマユズ(`08年 ジャック ル マロワ賞 ジャン プラ賞)、`21年の凱旋門賞馬トルカータータッソも同牝系
当然ながら「凱旋門賞では黙って買っておけ!」という血統(牝系)ですが、当馬は上記解説のタマユズやアナバーブルー(`01年 仏ダービー 凱旋門賞2年連続出走も惨敗)の近親に当たり、距離が不安でしかないw
それでも2000m以上(愛ダービー馬でもあるので)のレースを使われてきて結果も残している馬なので軸
△⑩シンエンペラー
ファミリーナンバー「16号族」は非常に優秀な牝系で、多種多様な活躍馬を輩出している系統で、個人的にはタフさに秀でた系統と認識
活躍馬が多く端的に説明が難しい系統ではありますが、日本では古くはスピードシンボリ(`69`70年 有馬記念 連覇 `70年 宝塚記念)や、系統は全く違いますが、同ファミリーナンバーにゴールドシップ(`12年 皐月賞 菊花賞 有馬記念 等)
当馬はソットサス(`20年 凱旋門賞)の全弟で、ちなみに当馬牝系の起点としている「メイドオブザミスト」の母はセプター(1902年 英1000ギニー オークス セントレジャー 牝馬3冠 英2000ギニー 英チャンピオンS)
「欧州○外」血統でソットサスの全弟なら、当然ながら欧州(凱旋門賞)適正が無い訳がなく、変に嫌って切る必要もないと思うので、まぁ「普通に買って下さい」という所ですw
△⑯アヴァンチュール
牝系よりサクラローレル(`96年 春天 有馬記念)、タイムパラドックス(`04年 JCダート `05`06年 JBCクラシック 連覇 等)が同族関係
他キンシャサノキセキ(`10`11年 高松宮記念 連覇 等 ※オセアニア生産馬)、デインドリーム(`11年 凱旋門賞 `12年 KGVI&QES `11年`12年 バーデン大賞 連覇)が、いずれも当馬6代母「Damasi(ダマシ)1953年生まれ フランス産」より
近年、この系統から主だった活躍馬が出てませんが、ほぼ「ザ・フランス血統(牝系)」でデインドリームが当該レースを勝利しており、父「シーザスターズ」という事もあり、単純に来て欲しいだけの願望でw
△△⑧マルキーズドセヴィニエ
牝系は「世界3大牝系」の内の1つ
アキーダ(`82年 仏オークス 2着 凱旋門賞)、シンダー(`00年 英愛ダービー 凱旋門賞)、当馬5代母「Apollonia」は`56年仏1000ギニー オークス馬
他、血統表中母系に出て来るダルシャーン(`84年 仏ダービー ※父シャーリーハイツ 父としては`03年 凱旋門賞馬「ダラカニ」輩出)、タグルーダ(`14年 英オークス 凱旋門賞 3着)、近年ではパイルドライヴァー(`22年 KGVI&QES 等)
このレースで引退?との事ですが、特に強力な馬もなくマイル~2000mのGI馬ですが、この距離で来ても何ら不思議ではない血統配合であり超一流牝系
印は抑えとしてますが、連でも買います
△△④アルリファー
3代母「My Emma(マイ エマ)」は、`96年 ヴェルメイユ賞 `97年 ヨークシャーオークスの勝ち馬で、その1つ上の半兄「Classic Cliche(クラシッククリシェ)」は`95年 英セントレジャー `96年 アスコットゴールドCの勝ち馬
日本ではサトノクラウン(`16年 香港ヴァーズ `17年 宝塚記念)の3代母が「My Emma」の半妹になるので同族関係
母系牝系の距離やタフさ的なモノは問題ないと考えますが、父ミスプロ系は当然大幅マイナス評価で、前走「ベルリン大賞」の勝利を除けば微妙な戦歴・・・
よって、抑えまでで
☆⑤セヴェナズナイト
牝系は、ドイツを代表する名門系統
当馬7代母「Schwarzgold(シュヴァルツゴルト 1937年 ドイツ産)」は、
独2000ギニー2着、独1000ギニー、独オークス、独ダービーと勝利したレースは、圧倒的大差勝ちという活躍をし3歳で引退
そこから広がるファミリーには、スタセリタ(`09年 仏オークス ヴェルメイユ賞 等 GI 6勝)、娘ソウルスターリング(`16年 阪神JF、`17年オークス)、その姪スターズオンアース(`22年 桜花賞 オークス)
他にも日本ではマンハッタンカフェ(`01年 菊花賞 有馬記念 `02年 春天)、ブエナビスタ(`09年 桜花賞 オークス `10年 秋天 `11年 ジャパンC 等 GI 6勝)、シュネルマイスター(`21年 NHKマイル `22年 安田記念 2着 等)も同牝系と、かなり日本でも馴染みの深い系統かと思います
他サガス(`84年 凱旋門賞 `85年 ガネー賞 イスパーン賞 凱旋門賞 2着 ※1位入着も妨害で降着)、スリップアンカー(`85年 英ダービー)
GⅢのステイヤーレース上がりですが、今年はドングリの背比べ的なメンバーなので穴として期待
×⑬ソジー
ファミリーナンバー「23号族」以降は、論外で1円も買う気はありません
以上!w
・凱旋門賞 牝系表(ファミリーナンバー)&評価