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一番近くの専門家

みなさんこんばんは
小児科看護師兼小児医療アドバイザー講師の小畑です。

突然ですが質問です。
子育て中の方が、子どもの心配事があった時
相談する相手は誰ですか?

祖父母・ママ友・兄弟??

では、その相談を専門家に相したい時
一番に思いつくのは誰ですか??

子育ての悩みは、子どもの年齢ごとに変化し
悩みがない時期はありませんよね。
子どもの生活・体調・成長。
多種多様な悩みを、詳しい方に教えて欲しい!!
そう考えて、専門家のもとへ行くこともあると思います。

病院もそのひとつです。
でも病院は、病気や予防接種、検診など
行く日にちは限られており、相談だけの来院は多くありません。
悩みは、随時あるのにです。

そんな悩めるママが密かに頼りにしている専門家
保育士さんじゃないでしょうか??
私はそう思っています。
毎日子ども達をプロの目で観察しながら、保育目標を立て
日々安全に配慮しながら保育をする保育士。

そして日々様々な保護者達と、子ども達のお話をしていると思います。

私はそんな保育士さんと、病児保育で一緒にお仕事をさせていただき、
保育士さんたちの日々の関わりを見て、やっぱりママに一番身近な専門家だと
思いました。

そんな保育士さんから、ある日言われました。
『保育士に医療の知識があれば、もっと適切にアドバイスできる』
『もっと子育て世代に安心して過ごしてもらえる』
その言葉は何年も忘れず、私の心に残りました。

保育士になる勉強の中で、小児医療を学ぶ機会が少ないと後で知りました。

そんな中起こったコロナパンデミック。
その時の保育士さんの苦労は計り知れないものであったと思います。

感染の可能性を考えながらの保育。
行動制限が難しい子ども達の感染症対策

そんな経験が、今回の小児医療アドバイザー認定講座を作る
大きなきっかけでした。

子どもの健康小児感染症・子どもの病気のケアの知識があれば、
子どもの急病の時、病院に行くべきかの判断や、自宅療養の時に子どもが楽になるホームケアが実践できたり。
それを、他の子育て世代にアドバイスすることもできる。
そんなプロを増やしたい。
そして、保護者も子どもにとっても、良い環境を作りたい。
そう思います。


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