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フリーランス人事の私が職務経歴書でチェックしている3つのポイント

皆さんこんにちは。
ペダルオン代表のチエンです。

今回はフリーランス人事として企業の採用支援をしている私が、
職務経歴書を見る際にチェックしている3つのポイントを紹介します。
もちろん企業によって見ているポイントは異なりますが、
共通しているところもあるので、ぜひ参考にしてみてください!


①誤字脱字がないか

どんなに素晴らしい経歴が書いてあっても、
誤字脱字があった時点で書類選考落ちにする企業もあります。
転職活動という大事な局面で誤字脱字をしてしまうと、
ビジネスの大事な場面で誤字脱字をしてしまうのではないか?
という疑問を持たれてしまいます。
社内であればまだ良いのですが、社外に対してこのようなミスをしてしまうと、
会社にとっても致命的なミスとなってしまうことがあります。
(他の人への配慮という点でも、誤字脱字をしない、という点は大事ですね)
他の人にチェックしてもらう、Wordの校閲機能などを活用するなどして、
しっかりと対策しましょう!

②数字で成果を書いているか

営業職だけ数字の評価をされると思われがちですが、
営業職に限ったことではありません。
どの職種でも数字で成果を出していくのは重要です。
例えばアプリ開発のエンジニアであれば、どの言語で何か月(何年)、チームメンバー何人で、どこの工程を担当したのか、マネジメント経験があるなら何年か、何人のチームだったか、などを記載すると、職務経歴書を読んだ企業側の採用担当が判断しやすいです。
絶対的な評価であれば1番良いのですが、〇〇と比べて〇%改善された、という時期比較での相対評価でも良いです。
「事務職なので数字で成果を表すのが難しいです…」というご意見もよく頂きます。
その場合は、「請求書の処理を1日〇件対応しました」「メール対応を1日〇件しました」「〇〇という工夫をして、事務処理の時間を月〇時間削減しました」ということを書きましょう。事務職は処理実績や改善提案も、成果になります。
(世の中にはたくさんの職種があるので、需要があれば職種ごとにまとめてみます。)

職務経歴書に数字での成果が書かれていないと評価が難しくなるので、
必ず記載しましょう!

③工夫した点が書かれているか

②では数字の評価をしますが、数字が良いという記載だけだと、
「その能力を自社でも発揮してくれるのか?」という疑問が生まれてしまいます。
「再現性があるか」という表現でよく言われます。
それを見極めるのが「工夫した点」です。
どんなに小さなことでも構いません。
どこに課題を見つけてどのように改善したのか。
この記載があれば「自社でも力を発揮してくれるだろう」と採用担当者は判断します。
※面接でも「工夫した点」「力を入れて取り組んだこと」、近しい質問だと「成功体験」「失敗体験(ただの失敗ではなく、何が課題でどう乗り越えたか)」は聞かれます。

いかがでしたでしょうか?
ぜひこのポイントを参考にしながら職務経歴書を書いてみてくださいね。
今回も最後まで御覧いただきありがとうございました。
次回は「3000名以上と面接した私が面接で見ているポイント3つ(中途編)」の記事を投稿予定です!

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