使って良かったテント ニンジャタープ+ニンジャネスト [海外編]
シルナイロン製で超軽量。
仕舞寸法は、それぞれ500mlペットボトルサイズ。
家族4人が寝られる広さ。
インナーとなるニンジャネストはメッシュ幕に立ち上がりのあるフロアがあるため、砂や風の侵入防止やタープ隙間からの目隠しにも役立ち、囲まれている安心感がある。
タープ無しでメッシュのみのネスト単体使用でも良いし、シェルター的な使い方としてタープのみでも良い。
ネット検索すれば既に多くの愛用者が記事を書いているから、設営の仕方などはそちらを見ていただくことにして、僕の使い方を。
このセットの魅力はなんといっても軽さとコンパクトさ。
ただこの点に関しては、僕の家族が寝られる広さのテントとして。
ソロテントならこのくらいのスペックは他にもあるだろうから。
多少混み合うが、子供二人と大人二人の4人家族が快眠出来るレベル。
ニンジャセットが1番役立ったのは海外旅行でのキャンプ
シドニーで年末年始を過ごそうと計画を立てていた。
なにかイベントはないか探していると、シドニー湾に浮かぶ島からニューイヤーの花火が鑑賞出来る企画を見つけた。
12/31〜1/1の二日間、花火を見る人のみに開放される。
島の名前は「Cockatoo Island」。
サーキュラキーから乗船し、いくつかの停留所を経て30分ほどで上陸した。
ただでさえ荷物の多い四人家族の海外旅行でキャンプ道具なんて、、、
と言う煩わしさや不安無く、即決でそのイベントに申し込み出来たのはニンジャがあったからだった。
ネストのフロアを四隅ペグダウンして、両サイドに二本のポールを立ち上げるだけ。ポールにはスノーピークの折り畳み125を使用した。
真夏のため寝袋は無し。
インナーのネストはメッシュだから、日の傾きに合わせてタープの開ける位置と開度を調整して風を通した。
日中に1m先も見えないような猛烈なスコールが降った。
コロコロと向きの変わる激しい雨があらゆる角度から叩きつけたが、吹き込みはそれほどなかった。
ここで1番役立ったのは立ち上がりのあるフロアだった。
地面を流れる雨水と地面からの跳ね返りから守ってくれた。
その後、一気に気温が下がった。
カウントダウンの花火を見終えて眠りに就こうとするが肌寒くて寝付けなかった。
メッシュ幕のジッパーが少しだけ開いていて、風でヒラヒラと揺れていた。
どうせメッシュだから閉めなくても変わらないだろうとそのままにしていたのだが、出来る事は閉める事しかなく、期待無しで閉めてみた。
すると、隙間風がピタリと止み、次第に体の芯が温まって眠りにつけた。
どうやらメッシュは思っているほど風を通さないのかもしれない。
メッシュ面に対して風の流れに角度があれば表面張力?で、風はメッシュ上を滑って流れていくのだろうか。
新たな発見だった。
撤収は一瞬。
ポールをパタパタと折り畳んで、幕をくるくる巻いて、一番乗りでフェリーへ。
これ以来、我が家内でこのセットアップが一気に格上げされた。
みんなが愛着を込めてニンジャと呼んでいる。
「誰かニンジャ畳んで!」
「ニンジャ持つの誰?」
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