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やじろべえ物語12

「わっ!!!!」

「兄さんどーした??」

「わわわ・・・」

思わず携帯を見ながらオレは声を出してしまった。
それにママが驚いた表情でこっちを向く。

「いや、いや、まぁなんと言ったらいいか…
オレ著名な漫画家さんにnoteでフォローされて…
もう驚きしかないっすっ!!」

そう
オレがInstagramでフォローしている
大ファンである漫画家さんに
このnoteをオススメしたところ、そのコメントに返事を下さり、わざわざココでオレを探してくれた事に衝撃を受けているのだ。

そしてオレはママに向かって修造の如く語りだす。
まるで評論家気取りだ。

その作家さんはえりたさん
本当に面白い漫画を描かれる方で、初めて見た時からすっかりファンになってしまった。アイコンにも一目惚れや。
一コマ一コマ表現される絵については物凄く柔らかな、それでいて力強く表情豊か、そして登場人物は個性豊か。
もちろん主人公はえりたさんと旦那様のTさん、そしてワンコのとんきち
そこに描かれる姿は見ていてほのぼのとし、普段の様子が赤裸々に語られている。
オレが読んで来たストーリーは
“営業えりたのお仕事絵日記”
と題されたもので
当然仕事関係の話が多かったけど、悩み相談やワンコの話もあり、物凄く楽しく読ませてもらっていた。
そのストーリーと表情豊かな登場人物についつい引き込まれてしまうのだ。
えりたさんの描く漫画は根底に一つ筋が通った心が有ると思う。
仕事に対して、そして自分が経験して来た楽しみや苦しみ。それを漫画で表現し、読者へ一石を投じる。
求人情報誌の仕事は我々一般人にはとても縁が無く、我々はその仕事の中身を知ることなく何気なくその冊子を手に取りパラパラめくるくらいであろう。
我々と求人募集をする企業、店舗とを繋ぐコーディネーター的な役割で
裏方感さえするのだが、漫画と言う取り付きやすく親近感のある方法でどんな苦労があるのかを描く。
それが本当に嫌味のない、爽やかな展開で繰り広げられ笑いあり涙ありの漫画になっている。

と、ママにゴリ押ししちゃいました…

オレがここでオヌヌメしたいのはこちら

この作品を読ませて頂き
オレはまた彼女を思い出すのである…。
彼女もまた、ある時からこんな事を言い出した。
ソファで並んで話をしていると
申し訳なさそうにこう切り出した。
「最近、あちこちが痒くてね、皮膚科行ってるのよ」
「え?そうなんだ。どこが痒いの?」
「全身なんだけどね、背中とやっぱり足とここら辺」
そう言って腕を出してきた。
たしかに荒れている。
「かいちゃダメだよ」
「うん、皮膚科で塗り薬と、飲み薬出てるからやってるけど…。」
「効果有る?」
「うん、あんまり…。」
「そっかぁ」
「病院変えてみようかな…」
「うん、それもありだね」
「ごめんね、なんか汚いのよ」
彼女はオレに肌を見せることを気にしている様だった。オレはそんな事は全然気にして無いのだが、やっぱり女性は相当気になるんだろうな。
その彼女がずいぶん経ってからのデートで
「聞いて!!見て!!」
オレはキョトンとして目を見開く。
「痒いの治った!」
「おおー良かったじゃん」
確かに綺麗になっていた。
「何か変えた?医者変えたの?」
「それがね…」
えらく勿体ぶって可愛らしい笑顔をオレに向ける。
「石鹸変えただけなの」
「え?石鹸」
「そそ、昔ながらの固形石鹸に変えたのよ」
「へー」
「そしたらもう全然」

彼女は嬉しそうにオレに話してくれた。

このえりたさんの旦那様のかゆかゆ物語を読んで、そんな記憶が蘇り
また懐かしむのである。
かゆみに悩む方の一人でも多くの方に
このえりたさんの描く
かゆかゆ物語が参考になればと思う次第です。




とても活躍されている方なので
こちらnoteはまだ探っている感じかと思います。
私、勝手に舞い上がってます。
記事の紹介を快諾していただきましたえりたさん。
ありがとうございます。

て事で私の大ファンのえりたさんのご紹介でした。
なぜか〆はドリフとかね…ww
スナックやじろべえへお越しの際は



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