見出し画像

インド🇮🇳一人旅 2日目アグラ(ニューデリーからアグラまで鉄道旅)

昨晩会ったタカさんがリキシャを手配してくれるということで6時半頃にホテル前で待ち合わせ。

朝はまだ真っ暗。フロントの警備員さんは床で寝ていたけど、起きてエントランスを開けてくれた。
めちゃくちゃ眠そうなタカさんが目をこすりながらもニコニコして外に立っている。なんだか本当に朝からありがとう、、、

実は、てっきりニューデリー駅から鉄道に乗るものと思っていたところ、昨日別れた後に「ニューデリー駅発じゃなくてHazrat Nizamuddin駅からだよ!」と電話をもらい危機一髪助けてもらう

野良リキシャを捕まえてもらい200Rpで乗車。
パハールガンジから鉄道の駅までは結構遠くて15分くらいかかった。リキシャなので外風が寒くて死にそうになる

朝からfoggy
超寒い
早朝のHazrat Nizamuddin駅
周りには早朝にも関わらずチャイ屋がたくさん
女性用待合室に入ってみたり

一時間近く時間があったがじっとしていられずホームに降りてチャイを買ってみる。

値段が分からず10Rpだけ出したらお釣りがなかったのできっと10Rp。インスタントなのかサーバーから自動で注がれるタイプ。甘めでスパイス感はないが寒い身体に染みる
乗車する8:10発GATIMAAN EXPRESS
最強の名前

鉄道チケットは事前に12Goで予約済
一ヶ月前くらいに予約したけど座席が決まっている席は、寝台(ベット座席)クラス以外あまり空きがなかったから早めにチケット手配しておてよかったと思う。
私はChair Carにしてみた。
座席は満席で、新幹線的な仕様、私の座席は向き合ってテーブルをシェアする形。
意外とみんな大人しかったけど、通路側なのに窓際と代わってくれとのことで座席チェンジ。帰りも同じようなことが起きるし途中チケットを確認に来る駅員も全然そこは気にしていない(笑)

一時間半くらいすると車内食が運ばれてくる。私はVeg食になっていたみたいだけど美味しいダルカレーとチャパティだった。
ミックスジャムは怪しんでいたけど甘すぎなくて美味しい。
ビスケットとフルーツケーキは午後のおやつにと思ってカバンにしまっておいたらこの後のタージマハルで持ち込みができず没収されて悲しみ。

ダルカレーとチャパティなのか…?もちもちで美味しい。手前のチリソースも美味しかった。アップルジュースは100%
食後に紅茶がコーヒーか選べるティーキット
キットを一通り配り終わると改めてポットを持ってお湯注ぎに来てくれます
本日二杯目のチャイ
カラフルすぎるマウスリフレッシャー
カラフルすぎる。取れたボタンみたい
電車は霧のせいもあるのか超徐行運転

タカさんからはタイムリーにLINEで「ちゃんと乗れた?」などの進捗確認が来て完全にお父さん

一時間半遅れでAgra Cantt駅に到着

Agra Cantt駅のホーム

一時間も遅れるし待っててくれるのか不安になったけど駅の出口で今日お世話になるタクシー運転手さんが私のネームプレートを持っているのを発見。

遅れる時にLINEでタイムリーに連絡したりせず、約束でそこで待っていてくれる世界観になんか久しぶりに胸が熱くなる。

タクシーではないような、、、
今日お世話になるおじちゃん

ウォールアートが素敵

ボタニカル
神かなあ
マユール(クジャク)
インドの国鳥だとこの後のジャイプールで教えてもらう

いざ、タージマハルへ!

寒いよね
親子ザル

タージマハルのメトロステーション近くの駐車場で降ろしてもらう。おじちゃんからも「中には騙してくる人がいるから無視してチケットカウンターに進むんだぞ」との指示。電気を発する系のものは預ける必要があるから車に置いていってとのことでイヤフォンとバッテリーを置いていく。

帰ってきてなくならないか心配なので一応写真
戻ってきてもちゃんとありました

二時間後に戻ってくる約束でおじちゃんと別れる。

早速、敷地内のパークに入るとタージマハルに向かう電気カーゴと入場チケットを買うように勧誘される(買わないとこの先進めないようなノリ)だんだん手口に慣れてきたのでニヤニヤしながらお断りして進む。

左下のチケット1300Rpを購入
ゲートはいくつかあるみたいですが入場できないゲートもあるようで、私はWestゲートから入場
大楼門
緊張
ご対面

門を抜けて見えるタージマハルは神々しかった

タージマハルの歴史的なエピソードは調べてみてください。私も誰かのYouTubeで知りました
何枚も写真を撮ってしまう
凝っている
一枚ずつ違う模様①
一枚ずつ違う模様②
お花柄の床
タージマハルから見た大楼門
庭園の管理人みたいな鳥

霊廟が見つけられなくてウロウロしたり、タージ博物館(無料)を見て一時間半ほどで終了。

北門を出てKinari Bazarを通る。観光客が少なかったのか一気に群がられて若干ビビりながら歩く。

バザール入り口で温まる犬

無事にタクシーのおじちゃんと落ち合えて14時になる頃だったのでレストランに連れて行ってもらうことに。
チキンのカレーが美味しいから食べておいでとのこと。車じゃないと移動できなさそうな距離だった。

外から中が見えない構造
警備員が外にいてサーブしてくれるスタッフもいて高級レストラン感
富裕層っぽいインドの方や旅行客の欧米系の人が多かった
メニュー(飲み物)
メニュー(メイン)
メニュー(主食)
インドに着いてから初めてのお酒
キングフィッシャー275Rp
お通しスナック?スパイシーなピーナッツ
Murg Lababdar  545Rp
Butter Roti  65Rp

カレーはまろやかだけど食べたことのないスパイスの調合で清々しい味。カシューナッツもアクセントになっていたしチキンも柔らかくて大満足。

お口直しに出てきた甘いスパイスとハーブ感のあるミニドリンク

お会計は705Rp、日本円にして約1,300円

お腹いっぱいになったのでアグラ要塞(Agra Fort)へ

おじちゃん待ってる間にご飯食べたいからお金くれということで100Rpを渡す(自由)

タージマハルのチケットを見せると50Rp引き
入口

彫刻が素敵すぎる
よくYouTubeで見たところ
庭園
追いかけっこしているインド人(大人)
楽しそう
誰かが一つずつ積み上げて作ったんだとしみじみ
壁ごとに違う彫刻
素敵な門

一時間半ほどで見終わってタクシーのおじちゃんと合流

出たマユール柄!ピーナッツはよく街でも売られてた
またまたマユール

タージマハルでもアグラ要塞でも、前評判通りなぜか写真撮影を求められると聞いたけど本当にその通り(笑)
平日だからか人はいつもより少ないみたいだったけどそれでも「またこの人いるな」「ずっと並走してくるな」と思って目が合うと「セルフィーOK?」と言われて撮影を求められる。
声かけるタイミングがないとセルフィーしながら私が映り込む画角で写真撮ったりしている(笑)嫌な気持ちにはならなくてインド人のお茶目さにほっこり。

なるべく応えようと思って20組くらいと写真を撮った。英語が喋れる人も多くて写真撮った後にお話ししてくれたりする人もいて楽しかった。

見終わったのは16時頃、帰りの鉄道は17:40
おじちゃんが「お土産屋にでも連れていこうか?」と言ってくれてたけど、疲れていたこともあり断って駅に送ってもらう。

最後にチップ100Rpを渡しておじちゃんとはバイバイ
(若干不満そうだったがら、こちらも現金がなくなってきて焦り気味)

上のパーセンテージは湿度?
みんなめっちゃ見てくるけどみんな優しい
Agra Railway Station

時間までの暇つぶしにタクシーで通った駅前の路店街まで歩いてみることに

鉄道に乗る前にご飯を食べる人向けなのかな?ご飯屋やスナック屋台やチャイ屋さんがたくさん
本日3杯目のチャイ

小銭は50Rpしかないし値段も書いてないしローカルマーケットすぎて浮いている(笑)
疲れていて元気もなくておつりが戻ってこなくてもいいやと思ってチャイだけ受け取って飲んでいると周りにいたおじさんと別のお姉さんが「この子になんでおつりを返さないんだ?」と店員にクレームを入れてくれる。英語が喋れるインドのおじさんでありがとうって言ったら笑顔でウインクしてくれた。

可愛いと思って撮ったお花のペイント広告

後で仲良くなったインド人に見せたら警察の広告みたいなものだよって言われた(笑)
日本でもよく海外の方がなんでこれ撮ってるんだろ?と思うようなものにレンズを向けている気持ちがよくわかる。

もうすぐ日が暮れる
暇なのでインド人に混ざって駅前で地ベタリアン

暇すぎてホームの端から端まで歩いてみる。

壮大なスケールすぎるホーム20-30両くらいある?
帰りもガティマンエクスプレス様
ホームと線路で投げて物を受け渡すおじさん
気になる木
ウォールアート①
ウォールアート②

ホームでも写真撮ろうって言われて撮って「インスタで送って欲しい」って言われたけど電車が来たと思って焦って逃げるようにバイバイをする
乗る車両が見つからなくて半泣きになっていたら、乗る電車のホームが変わってたらしくて別の電車だった、、、

30分ほど遅れて電車が来たけど乗る車両がまた分からず迷子になりながらも席に着く

帰りの車内食
ロティにスパイシーなチキンが巻かれてて美味しかった
通路横に座っていたおじさんから「緑のソースを付けて食べると美味しいよ!」と食べ方ご指南をいただく
帰りもティーキット
本日4杯目のチャイ
車内

帰りの電車は携帯の充電が瀕死状態でずっとじっとしていた。写真をたくさん撮ったり地図も見るから絶対充電器は大きいものがいいなと思ったし、電車とか駅とか何かとコンセントがあるから充電器を持ち歩こうと思った。
ただし電車はプラグの形が丸型だったから変換プラグも必要だね…

到着は一時間くらい遅れて、時刻は20時半
ニューデリー駅のあの大迷路に行く勇気がなく、メトロで帰ってみることに

鉄道のNizammudinからメトロの駅までは路店街を少し歩きます。
同じ構内での乗り換えという概念ではなくて普通に別駅くらいの距離。

ローカル感のある路店街を通って到着
ドーサもあったり賑やかでよさそうだった

Suica的な交通系カードがあるらしいので購入。
窓口に伝えると、改札の外にいる人から柵越しで購入しろということで怪しみながらも定価でちゃんと買えた。
SIMみたいにインドの電話番号と連携が必要なのかスマホに入力を求められる。電話番号がなくても買えるのかは謎。
インドでは現地の電話番号があるとなにかと便利でした。

ゲット
ベンディングマシーンで入金して使うよー
路線は色の名前がついてるんだけど、標識に色がないから結構わかりづらい
到着

因縁のニューデリー駅を避けて、パハールガンジの先にあるRamakrishna Ashram Marg駅に到着。(小さい駅だからすぐ外に出られる)

途中、Googleがおすすめしてくる乗り換えが明らかに遠回りで「この駅でこれに乗り換えてこの駅に行けるかな?」と聞いて教えてくれたお兄さんもいたし、乗り換えしたけど丸の内線的な(伝わる?)途中分岐かつサークル状の路線で、心配になって電車に乗って半身を乗り出してキョロキョロしていたらホームを歩いていたらお兄さんが「どこで降りるの?」「その駅ならこの電車で合ってるよ!」って教えてくれたり、優しい人に助けられながらインド旅ができているなーとしみじみ。

ホテルに戻る前に今日のツアーの残りのデポジット以外のお金を払うためタカさんに連絡。
明日以降のジャイプールとバラナシの旅程も「助けようか?」と助け舟を出してくれたけど眠気と疲れで思考が使い物にならないしインドな雰囲気にも慣れてきて何も決めずに自由に旅をしたい気持ちになってきたので「ごめん、今日は疲れてて先のことは考えられそうにないからあとは自分でどうにかするよ、今日の手配本当に助かったよー!」と伝えてホテルに戻る。

いつもは人の好意をうまくかわすのがなんか申し訳なく思ってしまうんだけど、この発言が自分の口から出たのはきっとインドに来たからこそだなと思って新しい自分に会えた気持ちになってなんだか嬉しかった。

明日からジャイプール!

いいなと思ったら応援しよう!