「デザイン」とは、よりよい形を探求すること
こんにちは。小林佳奈です。
「デザイン」という言葉を聞くと、皆さんどんなイメージをするでしょうか?
ファッション?
アート?
絵画?
おしゃれ?
#牧野圭太 さんは、本の中でこんな風に伝えています。
DESIGN=今はまだない「より良い形」を探求し実現するための思考と技術
私は大学時代、環境・デザイン・インスティテュートという名のコースを専攻していました。かなり珍しいコースだと思いますが、まさに、環境問題をデザインを通してアプローチする方法を考えるコースだったのです。
環境・デザイン・インスティテュート
教育の目標と特色
今までの環境問題へのアプローチは、「環境を守る」ことだけが発想と行動の中心になっていました。しかし最近では、環境と両立する新しい社会ライフスタイルを構築したり、環境保全をビジネスとして成立させるなど、より積極的に環境と人間生活を両立させる姿勢が必要であることがわかってきました。
「環境・デザイン・インスティテュート」では、そのような環境の生活・産業・工学技術にまたがる革命とも呼ぶべき変革を実現するための理論と技能・政策を追求し学びます。「地球環境共生」から「環境のアメニティ(快適性)」に関わる建築・都市空間デザイン、さらに私たちを取り巻くものとしての製品、広告、ブランド等に関わるモノとコトの「デザイン(マーケティング・企画・計画・設計)」を含みます。
引用)http://www.ritsumei.ac.jp/bunri/education/ins/ed_ins.html/
入学前の私は「デザイン=おしゃれ」といったイメージがありました。
しかし、大学時代に学んだことは、ロゴでも、街づくりでも、モノづくりでも、そこにどのような「意図」を持つのか?持たせるのか?が「デザイン」であるということです。
つまり、「デザインはおしゃれにする」という表面的な部分だけではなく、使いやすさや、暮らしやすさ等といった、人が気持ちよく生きるためにより良い形を追求することそのものが、デザインなのです。
毎日や未来をよりよいものにしていくために、私は自分の仕事を通じて「デザインする」という気持ちを大事にしていきたいと思います。