高圧酸素カプセルに入るとさすがに指先に挟む酸素計測器は１００％になる
ここからつづきます
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昨日、温泉やサウナに５０分入っていても同じかしら？
って書いたんだけど、それだと中心温度まで温まりきらないからだめなんだそうだ。
とまあそういうわけで、夫が見つけてきた温熱療法を保険診療でやってくれる病院に２週間入院しているわけなんだけど
私は通院するには少し距離が遠いので入院しているが、通院治療もできる
「せっかくだから高圧酸素治療もしませんか」
とこちらの先生が薦めてくれた。
温熱療法って一回５０分。
そして、前回書いたように続けてはできないので
翌日は別の部位を治療する
そして１日休んで、また、最初のところに治療。
ということは三日に１日は休みだし、他の時間は、暇〜〜なわけ。
「ぜひ〜」
高気圧酸素療法（HBO）とは、気圧の高い環境下で酸素を吸入することで、病気や怪我の改善を図る治療法
高気圧酸素療法では、潜水艦のようなタンク内で2～3気圧に加圧された状態で純酸素を吸入する。
高い圧力によって酸素が圧縮され、血液に溶け込むことで、通常の10～20倍の酸素を体内に取り込むことができる。
私は、昔からよくあちこちで、酸素が足りませんねと言われていたので、酸素カプセルに入ったり、酸素バーにも行ったことがある。
でも、ぜんぜん、体内浸入力が違う。
酸素中毒症状になる人もいるのだそうだ。
心窩部や前胸部の不快感・嘔吐・めまい・視野狭窄など，時には短時間で痙攣発作と昏睡がみられることがある
酸素も摂りすぎてはいけないのね
この療法は、免疫力を高める効果がある
また、酸素が手足の先端まで行き渡りあらゆる低酸素状態の改善を図る
血管新生や組織修復などに働きかけることから、創傷治癒（傷の治療）に対しても促進効果を発揮する
正常細胞が再生するのを促進するのだと思う
やってもらわないという手はない
ただし、気をつけなければいけないことがある
高圧酸素で満たされているこのカプセルの中で静電気とか火花が起こると爆発事故になる
そりゃそうですよね
酸素だらけなんだから
なので、静電気が起きそうなものを装着して入ってはいけない
装飾品もすべてはずして
特別な治療衣に着替える
この何が特別かって
さらに１５分で加圧して６０分治療して１５分で減圧するので９０分間入りっぱなし
途中でトイレもいけない
だから下着も紙おむつ
人生初の紙おむつ体験をしました
「耳抜き用の飴入りますか」
ああ、飛行機に乗るときに飴をくれるようなものね
「いただきます」
もらっておいてよかった
耳がバリバリして加圧に耐えようとする
終わる時の減圧の方が楽だった
飴を舐めているとなぜか知らないうちに耳抜きができて、ほんと助かった
人間のからだってすごいよ
毎日これをやっていると耳抜きが上手になる
で、温熱療法とは違い、酸素カプセルにはテレビが付いていて９０分時間がつぶせる
「何チャンネルがいいですか？」
と聞いてくれる
夕方だと
「できればニュース番組」
と答えるのだが、昼間のテレビ番組なんて全く知識がない
「なんでもいいです」
ワイドショー系の番組が多い
ところが今日は、１０分経ったら内容がショップチャンネルになってしまって「薄毛の薬」の販売がはじまった。
このままずっと、薄毛の人がいかによくなるかを見ているのは、さすがにつらいと技師さんにお願いしてチャンネルを変えてもらった。
昼間の時間って、ずっと何かの販売をして
「今から３０分はオペレーターを増員して対応しています」
ってのをやっているのかしら。
そして、それを見ている人がいるのかしら？
とちょっとしたカルチャーショック
とはいえ、私もテレビの宣伝を見て急いで３０分以内に電話したこと何回もありますが
番組表をチェックしてから治療を受けようと決心したのでした
こちらに続きます
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