癌は、正常な細胞の遺伝子が傷ついてできたんだって・・・
note(このサイトね)って、朝、投稿しようとすると
「おはようございます。今日もよい1日を」っていうのが、ポップアップで出てくる。知らなかったぁ〜
午後はなんていうか、試してみよっと
ここから続いてます
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二人に一人が癌に罹患する時代なので、我が家でも、母がだいぶ前に大腸がん、息子が5歳の時に白血病(30年ぐらい前ね)。
だから、割と身近なんだけど、大腸がんは早期発見だったので手術で完治。
白血病は、10ヶ月ぐらい入院して、死ぬか生きるかの治療をした。
しかも再再発までしたので、合計3回。
本人もぐったり、見ている方もつらい。
私の癌はステージⅣということだから、しかも全身の骨に転移しているから、どちらかというと息子コースかと、勝手に思っていた。
病気がわかった時、治る可能性が低いのだったら、死ぬか生きるかの治療なんてしないで、なるべく普通の生活を送りたいなあ。と思っていた。
だるくて痛くて苦しくて・・・ってのを耐えて何日伸びるかわからない人生を送るのはパス。
病気がわかる前から6月から7月にかけて、ウクライナの近くのジョージアにいる友達のところに遊びに行く計画があった。
なかなか取れないヨーロッパのビジネスクラスをマイレッジで確保できたので、それがいけなくなっちゃうのは嫌だなあ。
だって、全てのヨーロッパ便を調べてもらって唯一確保できたビジネスクラス(マイルを使うのでなく、自腹で行くのならまだ空席はあると思いますよ。でも、高すぎて・・・)
今更、違う日程を探すのは絶望的。
で、夫に宣言した。
「たとえば、治療をしなくてはならないとしても、そこだけは、医師になんとかしてもらって行く」
「もし、余命宣告されるようなことになっていたら治療はせずに、もちろん、行く」
はい。「行く」以外の選択肢はありません。
「でも、6月までに急に悪化して死んじゃったらどうしよう」
というと、癌経験者が
「人間は、そんなに弱くない。わかってからでも半年以上は死なないから」
と力強く慰めてくれた。
とまあ、こんな状態で、いよいよ、命をあずける呼吸器内科の先生とご対面。
この病院の医師は、性格の良さで採用しているのかとおもうほど、今度の先生も大当たり。
今後の治療についてわかりやすく説明してくれた。
まず、癌というのは、体の中で、正常な細胞の遺伝子が傷ついてできた異常な細胞が、無秩序に増え続けて発生する病気。
正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて、増えたり、増えることをやめたりする。
しかし、何らかの原因で遺伝子に傷がついた異常な細胞が、体の中に細胞のかたまりを作ることがある。これが癌。
本来なら、細胞ができて、古くなって入れ替わるということをしていて、異常な細胞が、増殖する前に抑制、排除の働きをするはずなのに、それができなかった時に、異常細胞が増殖しちゃうのよね。
だから、がん細胞というのは、どこかしら遺伝子が傷ついている細胞。
肺腺癌の場合は、10%〜20%の人が、遺伝子の欠損のタイプに合わせた治療薬ができているのだそうだ。
これはどういうことかというと、傷ついている細胞にだけアタックをする薬ができているということ。
正常細胞が傷まなくて済む。
松坂桃李が、中外製薬の宣伝で、「健康な細胞まで傷つけていいのだろうか」っていうのに出ている。見たことある?
分子標的薬っていうんだけど、肺がんは、これが進んでいる。
癌遺伝子検査で、8つの遺伝子(EGFR、ALK、ROS1、BRAF、NTRK、MET、RET、KRAS)変異があるかどうかを調べる。
変異があれば、この遺伝子に直接効く薬がある。
これは、世にいうゲノムプロファイリングとは違う。
こちらは、一人一人の遺伝子の変化や生まれ持った遺伝子の違い(遺伝子変異)を解析し癌の性質を明らかにすることや、体質や病状に合わせた治療を行うことらしく、通常は、標準治療をやってあまり効果がなかった時などに行う。
がんゲノム医療は、できる病院がまだまだ限られている上に、自費で受けると50万円以上する。
私の主治医曰く
「分子標的薬とかは、肺がんが一番進んでいるので、ゲノム医療をする必要はあまりないと思うんですよね」
で、再度、癌遺伝子検査に私の骨は回された。
その結果は・・・・つづく・・・(はい、もったいぶってます)
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ここに、続きます
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