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【ボトックス】韓国製とアラガンの違いを比較!効果が高いのはどっち?

ボトックスは韓国製とアラガン社製がありますが、どのような違いがあり効果が高いのはどちらなのでしょうか。

ボトックスの種類によって効果に違いがあるのか気になる方も多いかと思います。

本記事では、実際に私がボトックスを経験した内容も含めて、ボトックスの効果やボトックスのメリット・デメリットなどを説明していきます。

また、どのようなお悩みの方にボトックスが適しているのか、悩みに対してのおすすめの注入箇所も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。


ボトックス注射は韓国製・アラガン社製どちらがいいの?

実は、効果の違いとして挙げると韓国製とアラガン社製どちらも大きな差はありません。

ここではそれぞれの製剤の特徴を説明していきますのでご覧ください。

アラガン社製ボトックス

『ボトックス』はアメリカ製であるアラガン社の商品の正式名称です。ボトックスの施術自体がメジャーになっていることもあって、よくクリニックのホームページなどで『ボトックス』を目にするかと思いますが、実際は商品名にあたります。

アラガン社製は厚生労働省から承認を得ており最も安心・安全な薬剤といわれています。歴史の長い薬剤なので症例数も多く、効果の持ちは3~6か月ほどです。

ボトックスは熱に弱く、温度管理を怠ると効果が減弱する可能性がありますが、アラガン社製は温度管理を徹底してアメリカから正式なルートで輸入しており、高品質が保証されています。

アラガン社というブランドもあって信頼度の高い薬剤で、かつ効果も申し分ない持ち具合となっています。

韓国製ボトックス

韓国製ボトックスは、韓国のHUGEL社が製造した薬剤で『ボツラックス』という商品名です。

韓国食品医薬品安全庁(KFDA)で認可を得ているので、韓国の安全基準や品質もしっかり保証されています。輸送時の温度なども徹底されてはいますが、不透明な部分があるのも事実です。

アラガン社製ボトックスのジェネリック薬品にあたるもので、効果の有効性もほぼ同一と言われ3~6か月ほどの効果の持続が期待できます。

また、韓国製ボトックスは比較的安価で仕入れられるので、個人輸入をして入手しているドクターが多く、その分患者に対して値段が安く提供できるクリニックがほとんどです。

韓国製とアラガン社製の効果の違いに大きな差は無いですが、製品の品質管理や症例数の違い、ブランドによって安心感が得られるかどうかの違いがあり選ぶ基準は人それぞれとなります。

ボトックス注射とは

ボトックス注射の本来の施術名は『ボツリヌストキシン製剤治療』です。

上記で挙げたように、ボトックスはアラガン社の商品名にあたりますが、韓国製でもアラガン社製でも総称で『ボトックス注射』と呼ばれています。

天然のタンパク質である『ボツリヌス菌』が有効成分であり、筋肉に直接注射をすることでシワの改善やエラの張りを緩め小顔効果も期待できるでしょう。

また、汗の分泌に関わるアセチルコリンという物質の放出を留める効果も期待できるため、脇汗治療に使われることがあります。用途が幅広い上にダウンタイムも少ないため手軽にできる人気の施術のひとつです

続いてどういう効果が期待できるのかを説明していきます。

ボトックスのメリット・デメリットも合わせて参考にしてみてください。

ボトックスの効果

ボトックスの効果は、投与後2~3日で現れてきます。通常3~6か月、効果の持続が期待できます。通常の持続期間が過ぎると緩やかに元の状態に戻りますが、再注入することによって同じ効果が実感できます。

冒頭でお伝えしましたが、韓国製・アラガン社製は効果の違いに大きな差はありません。

どちらも3~6か月の効果が期待でき、適切な間隔でボトックスを繰り返し注入することによってシワの癖付けや、小顔効果がより期待できます。効果のもち具合もさらに長く実感することもあります。

ボトックスの3つのメリット

ボトックスのメリットは下記3点になります。

注射ひとつで悩みを改善できる

ボトックスは注射ひとつで様々な効果が期待できます。

表情ジワや、エラの張りを改善したり、肩こりの改善をしたり、汗の量を減らす効果やふくらはぎを細くする効果もあります。

注射が苦手な方も多いかと思いますが、予防接種で使われる針の太さよりもさらに極細のものを使用していくため、痛みが少なく安心です。患部を冷やして施術をするので痛みは我慢できる方がほとんどかと思います。

施術時間が短くダウンタイムが少ない

ボトックスは1~3か所同時に打っても15分ほどで終わります。また、ダウンタイムも少なく注射によるむくみは数日程度、まれに内出血が出る場合がありますが、メイクで隠れる程度になります。

メスを一切使用せず注射のみなので大きなリスクもなく施術を終えることができます。

そのため、美容治療が初めての方や大がかりな手術に抵抗がある方には特におすすめでトライしやすい施術かと思います。

やり直しがきく

ボトックスの効果は永久的ではないため、何度でもやり直しがききます。仕上がりが満足いかない結果となった場合、少なくとも効果が切れるまで待つ必要はありますが、必ず効果は減弱していきます。

新たに注入する際には、量を調整してもらうか注入箇所の微調整などドクターに相談し満足いく仕上がりになるまでトライすることがおすすめです。

一度の注入で仕上がりに満足いかなかったとしても、私には合わない、とあきらめずにドクターと相談することが大切です。

ボトックスの3つのデメリット

ボトックスのデメリットは下記3点になります。

繰り返しの注入が必要

ボトックスはやり直しがきく半面、逆もしかりで繰り返しの注入が必要なのはデメリットにもあたります。

効果が切れる時期がくるので完全に切れた場合には元に戻ってしまいます。しかし、繰り返しの注入をすればするほど、効果の持ち具合も少しずつ長くなることも確かです。

筋肉の余分な働きをブロックし制限をかけ続けるので、いい意味で筋肉の働きが弱まり、効果が持続する実感も長く感じることでしょう。

ひとつ注意点としては、短い間隔でボトックスを打ち続けると異物だと思い込み、まれに抗体ができ効果が感じられないことがあります。同じ箇所はもちろん別の箇所だとしても、ボトックス注入後3か月は期間を空けて再注入することがおすすめです。

まれに副作用が出る

ボトックスはいくらダウンタイムが少ないといえど、副作用が出てくるのも少なくはありません。

注射によるむくみ・腫れは基本数日で落ち着いていきますが、内出血が出た場合は1週間から2週間で消失していきます。

注入量や注入箇所によっては、眉が吊り上がったように見えたり、まぶたが重く感じたり目が開けづらく感じる場合もあります。よほどの注入量が多くない限りは、1か月程度で違和感も改善されますが、長期で続く場合は効果が完全に切れるまで待つしかありません。

ですが、ボトックスは熱に弱い性質があります。温泉やサウナに行ったり患部をマッサージしたり温めることも効果を弱める方法のひとつです。

また、クリニックによっては拮抗剤が打てるところがあります。ききすぎたボトックスの効果を弱める注射です。

効果が思うように期待できなかった場合でもひとりで悩まず、すぐにドクターに相談するのがおすすめです。

妊活中は施術ができない

妊活中の方は、ボトックス注射をお断りされる方がほとんどです。

一概にボトックス注射をしたあと、胎児に必ずしも悪影響があるというわけでないのですが、まだ確立された研究はなく正式に否定はされていないのです。流産や奇形児出産のリスクも否定はできません。

ボトックス注射後に妊娠が発覚した場合でも、元気な赤ちゃんを出産した報告は多数上がってはいますが、安全だとは言い切れないため、自分の身体や赤ちゃんのためにも、高いリスクは避けたほうが無難です。

ボトックスのおすすめの注入箇所

額・眉間

ボトックス注射において額や眉間は人気の高い箇所です。眉をぐっと上にあげたときにできる額の横ジワには、ボトックスを額に打つことで眉を上げて寄せようとしてもシワが寄りにくくなります。

考え事をするときに寄せる眉間のシワにも効果的です。

マスク生活が定着していることもあって、ぱっとお顔で目に入るのはやはりお顔上部ですので、印象がぐっと変わるかと思います。シワひとつ改善するだけで見た目年齢がぐっと下がるのでおすすめの箇所のひとつです。

エラ

エラも人気の高い箇所のひとつで、小顔効果が期待できます。寝ている間に歯ぎしりをする方や、歯の噛みしめ、食いしばりが癖になっている方はエラの筋肉が発達していることが多いです。

エラの箇所に打つことで、余分な筋肉の強張りがほどけ、フェイスラインがしゅっとなだらかになり小顔効果が期待できるのです。

中には歯がぼろぼろになるほど食いしばりが強い方もいます。歯医者さんに通い医療費もかさんでしまうので、お悩みの方はまず一度試してみることをおすすめします。

口角

ボトックスは口元の印象も変えることが可能です。口元には口角を下に下げる筋肉が存在します。年齢とともに口元は下がって見えがちですが、ボトックスを打つことで下に下げる筋肉の働きが弱まり、自然に口角が上向きになるのです。

口角が下に下がっていて不機嫌に見えてしまう方と、いつも口角が上がっていて普段からご機嫌に見える方では印象の差が大きく変わってきます。

声をかけやすくなった、表情が明るくなった、若々しく見えるようになった、などプライベートやビジネスの場でもコミュニケーションに大きく影響してくるので口角の施術もおすすめです。

慢性的な肩こりは大きな悩みのひとつですが肩もボトックスで改善できます。実際に肩こりでお悩みの方は頭痛も同時に悩んでいる方もいるかと思いますのでボトックスで一石二鳥の効果が期待できます。

注入して1週間ほどはダウンタイムとして肩のだるさ、関節痛や筋肉痛のような痛みに近いものがありますが、落ち着いてくると効果がみるみる発揮されていくでしょう。

肩のかるさ、頭痛の改善、盛り上がった筋肉のこわばりも緩んでくるので肩のラインがきれいに整う効果も期待できます。また、肩の筋肉に埋もれていた首もラインが整うことで首が長くみえる印象も実感できるでしょう。

慢性的な方は1回の効果では期待できない方もいるので、3回ほど繰り返しの注入がおすすめです。肩こりがひどいと巻き肩になり呼吸も浅くなってくるので、お悩みの方にはぜひトライしてみてください。

まとめ

本記事では、ボトックスの韓国製とアラガン社製の違い、効果について説明していきました。

・アラガン社製:厚生労働省で唯一認可されている薬剤、徹底した品質管理、韓国製よりはお値段は高め、症例数はダントツ多い

・韓国製:アラガン社製のジェネリック薬品、韓国の安全庁(KFDA)で認可、お値段が安い、効果もほぼ劣らない

薬剤の違いは期待できる効果に大きな差は無いですが、それぞれの薬剤の品質管理の違いや症例数の違い、価格、ブランドによる安心感や信頼度の違いなどが挙げられます。

量や注入箇所によって副作用も否定できない施術ではありますが、安心安全に施術を受けるためにも、信頼できるドクター選びは重要です。

カウンセリングに足を運び、実際に話を聞いてから理想のイメージがしやすいドクターに施術してもらうことをおすすめします。

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