初期Mr.マリック

2025年早くも数日経過してしまいましたが、引き続きよろしくお願いいたします。フロントYはフロントYから年が始まりフロントYで1年が終わりというサイクル。巷がお休みの時は大抵いつもに増して珍客に遭遇する。今回もやはり珍客が現れた。他のスタッフから引き継ぎの際、
ちょっと酔った男性がいる　と聞いた。何事もなく帰ってくれと念じた。電話が鳴った着信を見ると該当の男性だ。電話に出てみると　山田です　と名乗った←本名かどうかも不明
チェックアウトしたいと言ったので、チェックアウトラッシュに入る前に対応しないと何かが起こりそうだと思いすぐチェックアウトをお願いした。フロントの呼び鈴が鳴りカウンターへ行くと初期のMr.マリックが目の前に居た。
見た瞬間Mr.マリックのテーマ曲が頭の中で流れ始めガン見してしまった。精算機でお支払を促し他のお客様の対応をしていたが、Mr.マリックが精算機の前で固まっている、マリックどうしたんだ？お金がないのか？不安になりつつ、他のお客様の対応をしていたが、精算に時間がかかり過ぎて精算が取消になっていた。マリックお支払は？と聞いたら精算機からお金が出てきたと言った。また精算を促したがマリックが精算機の前でまた動かない...マリック何をしているんだ？と思っていたらまたもや時間がかかって取消になっていた。マリックにお支払出来てないですよ。と言ったらお金...と言ったのでマリックが持っていた小銭入れ　私に貸してください。私が精算機に入れますのでとほぼ強制的に奪って小銭を投入、札をくださいと札を受取、画面をマリックと確認して精算をした。支払に20分以上かかり意気消沈。
お金を持っていたのが救いでした。