クリスマスミサ カトリックとプロテスタント
去年と一昨年はノリでクリスマスはミサに参加した。
イルミネーションは見飽きて、クリスマスマーケットも若干の飽きが来ていた。クリスマス付近の土日、付き合いの長いカップルは過ごし方を模索しているのではなかろうか。
そんなこんなで一昨年は長崎市のカトリックのクリスマスミサに参加。
仏教徒は締め出されやしないかとヒヤヒヤして参加したが、ウェルカムムードで讃美歌を聴いたり聖書から一部ありがたいお言葉を聴いたり。2時間半ほど異文化交流となった。
会の終わりには一席当たりがあり、ショートケーキを一台プレゼントしますというワクワク要素まで。残念ながら当たらなかったが、これは2024年もクリスマスはミサに参加しようとなり2年連続の異文化交流と相なった。
24年は長崎市の長崎バプテスト教会。
24と25日もあっているが流石に仕事で断念。
22日(日)のクリスマス礼拝に参加することに。
プロテスタントはミサと言わず礼拝と言うんだとか。
そもそもプロテスタントとカトリックの違いすら分かっていなかったので向かう道中に予習。
そもそもキリスト教が東西ローマの分裂に伴って西方のカトリックと東方の正教会に分裂。
カトリックからさらに分裂したのがプロテスタントらしい(さっぱり足りない知識で書いているので不足や誤りは容赦願いたい)。
カトリックとの大きな違いは下記。
カトリックがローマ皇帝を教会のトップと据え、マリア様も特別な存在としている。聖職者の呼び方は神父」とか「司祭」と呼ぶ。日曜に行うのは「ミサ」。
プロテスタントは「人間は神様以外みんな同じ」と考えるのでローマ教皇を特別な存在として扱うことはない。マリア様も一人間として特別扱いはなし。聖職者の呼び方は「牧師」。日曜に行うのは「礼拝」。
なーんかプロテスタントの方がカトリックより厳粛そうだ、今年こそ締め出されなかろうかとヒヤヒヤしながら教会へ。
入るとウェルカムな雰囲気で一安心。渡された用紙に名前を書いてたら、白ネクタイの紳士が。キリスト教徒か聞かれ違うと答えるもにこやかに迎え入れてくれました。ついでのようにサラッと「自分が牧師なんですよ」と。まーびっくり。牧師さんはもっと奥の方の部屋かなんかに構えてるものなんじゃないんですか?!
まあでもカトリックとの違いを考えたらそんな感じなのか?
奥の礼拝をする場所に移動すると、配信の準備をしてたり隣席の方と話されてたり和やかムード。教会自体も外から見たら厳粛な印象だったけど、窓から陽の光がたっぷり降り注いで明るくエアコンも効いてて快適。
礼拝が始まると渡されたスケジュール通りに歌歌ったり、聖歌隊の歌聴いたり、ありがたいお言葉を司会や牧師さんから聴いたり。
聖歌隊はノリノリで歌っておりました。クリスマスっぽい選曲で半分くらいは聴いたことあるのだった。
なんやかんやと3時間ほどで予定通りに終わり、プロテスタントの考えってこんな感じなのか〜、と体感することができました。
知見として調べるだけでは分からないところが体験できたので満足。
カトリックとの違いは、やっぱりキリストのみ崇拝してるとこ、あとは行った教会にもよるだろうが、プロテスタントの方が配信もしてるしオープンでカジュアルな印象。
カトリックは厳粛〜、なタイミングもあったかな。
ともあれ面白い体験ができました、今年はどうしようか。