コロナと子どもたち その2
随分間が開いていますが、今年はすこしずつ更新を復活していこうと思っています。よろしくお願いします。
新型コロナウイルス オミクロン株の爆発的な感染を受けて、休校・休園が相次いでいますね。甥っ子の小学校でも学級閉鎖となり、鬱々と過ごしているようです。
COVID-19に関しては情報の変化が激しく、また、過激な論争にもなりがちなので、私からは基本的にまとまった情報発信はしていませんが、子どもさんに関する情報をまとまって紹介しているページは案外少なく、知人たちからも良く相談を受けます。
このため、私自身が情報として参照させて頂いたいてることを中心に、保護者や学校の先生、保育士さんなどに向けて、こどものこころのケアのために試してみる価値がある情報や、コロナに関する資料をまとめてみました。すこしでも参考になれば。
「子どものための心理的応急処置」
本来は災害時の対応ですが、基本的な原則として知っておくと、子どもたちへの接し方のヒントになります。
https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/
新型コロナウイルス感染症対策 子どもたちを支えるために
教えて!ドクターより引用。
子どもたちへの感染対策や、説明の仕方など、わかりやすいイラストで説明されています。ちなみに「教えて!ドクター」は長野県の先生方を中心に大変わかりやすい情報発信をされておられますので、アプリも含め是非ご参考にされて下さい。
子どもたちへの情報提供
(1) 感染対策
おなじく「教えて!ドクター」より。各国語版も作って頂いています。
https://oshiete-dr.net/2020/04/02/post-500/
https://oshiete-dr.net/oshietedr/coronavirus-doc-child/
(2) こころのケアについて
国立成育医療研究センターのHPに、子どもさんむけの動画をたくさん作って頂いています。子どもさんと一緒に是非みてみては如何でしょうか。
やや専門的になりますが、こちらの資料は大変参考になります。
https://www.j-hits.org/document/child/page1.html
(3) 新型コロナウイルスって何?
諏訪中央病院の先生方による、わかりやすい説明書です。小学校高学年くらいからなら、理解できるのではないかと思います。SNS界隈ではずいぶんで回っている資料ですが、もしご存じない方は是非!
オミクロン編
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子どものCOVID-19感染状況や症状に関する情報
(1) 小児科学会による小児の感染状況と臨床経過に関するまとめ
COVID-19の後遺症(Long-COVID)についての情報も追加されています。日々更新されていますので、子どもさんの感染状況を知りたい方は定期的にチェックされては如何でしょうか。
https://www.coreregistry.jp/CoreRegistry_COVID19_CRF_Dashboard/Home/DashBoardviewer
(2) Dr.KID の子育て相談室
有名なDr.KIDによるブログでは定期的に小児の感染トレンドを分析して下さっており、本当に助かっています。下のリンクは1/19-1/25の期間のデータを加えて、小児の新型コロナの新規陽性者数の全体像とトレンドを解析です。定期的に更新して下さっています。
また、コロナ以外にも子育てに関する情報も満載ですので、ブログをフォローされるのもおすすめです。
https://ameblo.jp/doctor-kid/entry-12723643407.html
ブログ
(3) ワクチンに関して
いろいろな情報が飛び交っていますが、私自身は小児科学会からでている声明に基本的に賛成です。科学的な情報に基づいて、各自が判断することが求められていますね。情報リテラシー大事。
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=374
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404
また、複数の専門家の現時点での見解を丁寧に取材していただいて居ますので、下記の記事は現時点 (2022/1/27 現在)でのまとめとしておすすめです。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-vaccine-5-11-years-old
(4) 小児の新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制に関する見解 〜入院や付き添いの考え方も含めて〜
小児科学会からの見解が出されています(2022年1月28日改訂版)
原則小児陽性者は自宅療養ですが、家族が陽性で小児に症状が出た場合には
1) 症状が軽症で、その後、通常の自宅療養期間に相当する間(およそ症状出現後 10 日間)、 同居家族以外の人との接触が避けられる場合は、検査診断は必ずしも必要としないこと。
2) 発熱の持続、呼吸器症状の悪化等がみられた場合は、速やかにかかりつけ医に電話で相談 すること。
3)生後 3 か月未満の乳児が発熱した場合は他の重症感染症の可能性もあり、速やかな受診が 必要である。
が提案されています。
http://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=114
ざっとご紹介いたしました。
参考になれば幸いです。