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【エンジニアインタビュー⑬】副業からたどり着いたフリーランス。ITで手に入れた自由な人生。



◇エンジニア歴
大学院を中退後、市役所での勤務を経て岡山のSIerへ就職。以降、間にフリーランスを挟みながら合計3社にエンジニアとして勤務。
エンジニア歴は約10年、PE-BANKのプロエンジニアとなって約2年


” 学生時代、機械工学部でプログラミングに出会いました。“

まずは学生時代についてお伺いできますか?

機械工学部でロボットを作るようなことをしていて、設計や開発を学んでいました。そこで初めてプログラミングに出会いました。その後、大学院に進み、経営学と工学の両方を学んでいましたが、一年ほどで中退しました。

学生時代にプログラミングに出会ったのですね。ITエンジニアとしてのキャリアはどのように歩まれたのでしょうか。

岡山のSIerに就職し、その後、AIベンチャーに転職。世界最先端のスキルを身に付けました。スキルがあれば独立できると確信し、フリーランスへ転身しましたが、初めは営業に苦労しました。2年前からPE-BANKと契約していますが、PE-BANKを使うことで営業の不安は解消されました。

” ITを軸に手に入れた自由な暮らし”

会社員一本でやっていた時とフリーランスもしくは副業などをするようになってから変化したことはありますか?

そうですね。価値観としては、副業が定着してからは会社で動じなくなりましたね。この会社をいつでも辞められると思うと、何というか強気に行けるじゃないですけど、自分を保つことができたというのがあります。お金の使い方としては自己投資をするようになりました。安定して仕事を取るために、たとえばAIが出てきたらお金を払ってでも知識をつけるとか、そういう面を意識するようになりましたね。
気持ちの変化としてはやはり自由度が増したという気がします。会社員時代はそれしか人生の選択肢がないと思っていたのですが、いまフリーランスになってみて、いくつもの選択肢を持つことで、自分で選べるというのはだいぶ大きいと思います。

結婚を機に農業に挑戦していると伺いました。

昔から興味がありまして、農業はいつかやろうと思っています。結婚を機に将来は二人で自営業をしたいなと思って色々検討するなか、農業だったらできるんじゃないかということで選びました。エンジニアという土台と、PE-BANKがいたので、いざとなったら仕事があるという安心感もあり、挑戦できました。
農業でも、ITが役に立つと思っていて、例えば畑の水管理や収穫時期の調整システムを構築することで役立てられると考えています。
ただ、実際に進めてみると、農業は土地が集まらず一旦は断念せざるを得ませんでした。そんな中、取り組んでいたのがユーチューブの運営です。

農業研修中の様子

ユーチューブの運営でもITが活きてきているとか。

これもプログラミング技術のおかげで運用がやりやすくなっているところがあります。コンテンツの内容自体はプログラミングとは直接関係ありませんが、動画制作の一部を自動化したり、公開タイミングや出し方など「こうしたらバズる」みたいな部分を数値化したりで運営が効率化できていると思います。

”副業でついた独立への自信。案件選択は、興味や得意な分野と求められている部分が重なるものを”

PE-BANKからご紹介させて頂いている案件はどういった分野のお仕事ですか?

ITエンジニアの新人研修のお仕事を頂いて、次もまたその仕事をしたいなと思って相談しているところです。農業の研修に入るまでその仕事をさせて頂いて、すごくやりがいを感じたのでまたやりたいなと。その人たちの人生にも関わってくるので、正しく導くための責任感も感じながらやらせて頂きました。短い期間でもすごく成長を感じることができ、やりがいのある仕事だと感じています。

お仕事を選択していく上で大切にされている軸などはございますか?

自分の興味関心がある内容で、得意な部分と求められている部分が重なるような案件があれば一番いいのかなと思ってやっています。やっぱり熱量がなかったら結局自分もしんどいですし、パフォーマンスも上がらずお客様に迷惑をかけてしまうので。

” 小さくても自分の力で案件を取ってみるという経験をする。”

今後、独立や起業、フリーランスを目指す方に、これはやっておいた方がいいというようなことはありますか?

現実的にはまず貯金をしておくことと、あと小さくても良いから自分の力で案件を取ってみるという経験をすると強いと思います。
エージェントに頼らずにそれができれば一番いいと思いますが、それが出来ない場合はエージェントに頼りつつもそういう意識は常に持っておくことが大事かなと思います。
あとは誰にでもできるでは無いですが、ブログとかユーチューブとか自分でお金を稼ぐ手段を生み出すことにトライしてみても良いかもしれません。フリーランスでやるならしがらみもなく精神的にも楽だと思います。

いまの質問に重なる部分もあるかもしれませんが、ITフリーランスが活躍し続けるために必要なスキルは何だと思いますか?

エンジニアとしてずっと活躍していくという定義でいうと、やはり市場は変化し続けるので、案件があるスキルや経験を戦略的に選んでいくことが大事だと思います。時流を読むでは無いですが、人気のない言語をいつまでやっていても案件は減っていくばかりなので。需要と供給が大事だと思います。

 今後の目標や展望をお聞かせください。 

ユーチューブだけでも食べていけるのですが、それだけでは不安定なので、今後はPE-BANKからの紹介案件もやりつつ、自由に生きていきたいです。
エンジニアとしてはやはり講師案件にやりがいを感じているので続けたいです。講師案件は期間限定という点も自分としては有難くて、できればこれを毎年引き受けつつ、ユーチューブの運営に関して組織を大きくしてもっと稼いでいきたいなと思っています。

本日はありがとうございました。


 

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