10.WindowsPCで音源を再生:MultiPlay XFしたい時のcontrol 設定
目次はここから↓ この記事は9.の続き。
◆クロスフェードしたいな
Cueアドバンス&コントロール設定例:その2
クロスフェードあり、音源終わりで次のCueが開始される例
a) #6) オープニング、101SE時計の音が流れる
b) #7#8) 役者板付きで次の102SE雨の音が入ってきて101SEとXF
c) #9) 102SEが十分聞こえてきたら、ナレーションin(102雨音は流れてる)
d) #10#11) ナレーション終わりで103Mうたオケが入り102雨音FO
e) #12) 103M後奏中に役者の演技で103MをFO
Cue List はこんな感じ。
・#6Audio:(101SE)SA
→#7Control:(FO101)SP →#8Audio:(102SE)(自動Play)SA
→#9Audio:(N01)EP →#10Audio:(103M)(自動Play)SA
→#11Control:(FO102)EA
→#12Control:(FO103)SA →#13note
#13はきっかけでやることのメモ。
Audioファイルをまず読み込んで、前後にContorol キューを挿入 > Cueプロパティでそれぞれの Advance Action 、加えて Audio はFade out時間、Control はコントロール方法(今回はCue Fade)とTarget Cueを設定する。
GoボタンでCueを再生しながらいろいろやってみていい感じにする。
同時に再生する部分は音量バランスも勘案し音量を再設定。
演出できっかけがかわるときは、パズルみたいな感じでcontrol設定をもう一回考え直す。(今回はちょっと駆け足だったかも、ごめんなさい)
※【追記】フェードアウトを設定する方法
コントロールキューで「CueFade」[現在のcue](か[特定のAudioCue ])を指定する。(FadeOut時間は設定>Cues>Fade All Time で設定した秒数)
コントロールキューで「VolumeChange」を選択>Targetを指定>End Volumeを最低音量(-60db、-90dbなど設定に準ずる)に設定>Fade TimeでFadeOut時間を設定>[Stop at End]にチェックを入れる。
今回の例をサンプラーなど複数台の再生機器でやろうとすると、クロスフェード後、最初の音源のフェーダー下げてから音源止めて、フェーダー上げ直して、次の再生ボタン押す準備して、という手順になるので、間違えやすいし結構大変。きっかけが決まったなら、断然こっちが楽、だなぁ。うーん。
他にも、短いSEなんかは Hot Key をキーボード等に割り当てて、何度も必要なタイミングで再生できたりもする。
上手くいくと楽しいし、手数が省略出来てとっても楽なので、いろいろやってみてみて!!あまりがちがちに組んじゃうと、アクシデントに対応しにくくなるので、手動でやる部分を残すことも必要かもしれない。
ひとまず、ここまでで
演劇音響アプリの記事は以上です
ここまで読んでいただいて、ありがとうございましたー!!
皆様が、楽しい演劇LIFEを送れますように!!