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1.ポン出し用途で使うiPadサンプラーアプリ

稽古時の音出しの一方法として、携帯またはタブレット端末でサンプラーアプリを使う方法。

iPad、iPhone、androidなどでサンプラーと検索。

「ドラム音源を組み合わせてビートを作ったり、録音した音源にエフェクトをかけてリサンプリングしたりする用途」ではなくて、単に「BGMやSE音源をワンショット再生してポン出しする」のに使用したい。なので、効果音のような短い時間の音源だけでなく、

①数分以上あるMやBGMも再生できるもの、
②パッドの数が一公演の必要数以上
あることが条件。
あと、
③padを押して再生までに遅延がないこと。
④サンプル毎の音量個別設定や複数音源の同時再生
が出来たりすると便利。
⑤曲の途中から再生したいこともあるので、再生時間数のスライダーがあると更に便利。



【iPadサンプラーアプリ】

・KLANG、KLANG2(有料)

WindowsPCのローカルフォルダにある音源の取り込み方:PCにiTunesをインストール>USBケーブルでiPadとPCを接続>iPadが表示されるので>APP共有>追加>フォルダのファイルを選択(ctrlキーで複数選択可)>共有>USBケーブル外して、アプリのuserfileからパッドに順に読み込み。

KLANG2の方は、Mixer画面が新設され、パッド毎のクロスフェードが可能になった。Dropbox、Googledriveからも音源が取り込める。アプリ内にダウンロードしたら、クラウド上にコピーしたファイルは削除してしまってOK。

・CueZy(有料)

ポン出しに特化した機能が多数。

・soundbord(pro有料版あり。24音源までfree)

wavもmp3も再生出来る。有料版への誘導ボタンは表示されるが、広告表示とかは無くて、Dropboxからも取り込めるし、フリーでも結構使い勝手が良い。必要再生音源数が少ないとき、良く利用させてもらってる。

・SoundPad、SoundPad Pro、SoundPad Pro Max(有料)

別頁(パッド)であれば同時再生可能。それぞれ12×2、12×4、15×10ボタン(だったかな)。同じページで同時再生やクロスフェードはできない。

どのアプリも使い方は、音源をpcやクラウドから読み込んで、padをタップして再生、停止するだけ。ipadじゃなくて、androidの場合だと「サンプラー〇」(〇は数字.ver) 体験版、pro版あり。などがある。

音声出力方法(out)はラジカセのaux端子に有線で繋いでもいいし、最近はコンパクトでも音量のあるBluetooth Speakerも多く出ているので、使っている方も多いと思う。ただワイヤレスSPは一定時間過ぎると、オートスタンバイ機能が発動!したり、遅延があったりすることもあったりする印象。
(私はMoniOne という150wスピーカーを稽古に持参してる。入力端子も種類があるし。有線だから持参するケーブルは増えるが途切れたりしないし、何より音量がある)

きっとみんな使ってるので、使い方とかいらないよね、と思ったけど、前回公演で、劇団の役者の方から、アプリを試したけれども音が出せなかったとのお声をもらったので、音が出ない、取り込めないと思われる理由を。

【音が出ない理由(考えられる理由)】

1)端末の音量0またはミュートスイッチonになっている→音量設定を確認、ミュート解除。

 恥ずかしながら最近知ったのだが、iPhoneにミュートスイッチってあるんだー!?データ通信のみで使っていたため不便がなくて知らんかった。

2)音源のファイル形式がアプリに対応していない。例えばwavはOKだけどmp3は再生出来ないものも。→対応ファイル形式を確認。PC、ブラウザ等で形式変換してから取り込む。

3)ファイル容量が大きすぎ、アプリが固まってしまった。→キャッシュ削除、端末再起動してみる。

4)サウンド(サンプル、音源)個別毎の音量設定が0になっている。

5)W/LスピーカーのBluetooth接続が切れている。→再接続する

6)音源の音量がもともとすごく小さい →PCで再編集

こんなところかな。
ファイル形式についてとか、音源編集については別途、調べてみて!!
(フリーソフトもいろいろある)

次からはWindows PCでの音源再生について!
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