動画を作っていて思うこと
動画を作っていて思うことは、もう10年早く知ってたら・・・という下らない後悔。
10年前はブログが流行っていて、流行りにもれないように私もブログを始めた。
毎日更新してそれなりにハマってやってたけど、途中息切れしてやめた。
やめた時に思ったのが、「もう書かなくていい、嬉しい」正直やりたくてやりたくてしょうがないって言うほどには楽しめなかった。
それから数年後、茶々(犬)を飼った時に、赤ちゃんの頃から動画に残そう、ということで初めて動画を作ってみることにした。
最初は無料の動画作成ソフトを使って簡単な可愛い動画を作ることができた。それでも2~3分だ。
次は当時毎日食べていた野菜スープの作り方を撮って動画にしてみた。
自分の日常が動画という作品になるとなんだかこそばゆい感じ、面白い。
ホームビデオというものでたまーに動画を作っていて、チェリーと茶々の記録を残す手段はインスタグラムに決定した。わんこのジャンルのインスタグラマーになった。
それから数年、わんこのインスタグラムも面白かったけど、動画をいつかやりたいと思っていて、家族の後押しもあって、機材やツールを揃え、当時渾身の未熟な動画を作ってYouTubeにアップしてみた。
結果は惨敗で、アップロードして数時間、数回再生・・・噂には聞いていたがこれが現実かと思った。
いつも観るだけだったYouTubeの動画は数万回再生のものがほとんどで、フィードに表示されるものも強力な動画ばかりだったと思う。
かなり難しそうだなと思ったけど、辞めるつもりはなかった。
1年限定でやってみようと思ってしつこくしつこく未熟な動画を作っては上げ続けた。それから1年半が経つが、まだまだ小さなチャンネルなのだけど、観てくれる方が増えてきてやっとこさ数百回、多い時は数千回観てもらえるようになった。(ありがとうございます)
最初の頃はできた動画を家族に見せて、「ここまで伸ばしたい」というようなことを言うと、「これでは無理無理、もっとセンスアップしないと」と言われたことを鮮明に覚えている。
家族は覚えてないだろうが私はかなりショックだったので覚えている。
それから約100本ほどの動画を作ってみたが、家族は今の動画をどう思っているんだろう。正直な意見を聞きたいが怖い。
10年前からやっていたら・・・。と考えてもどうしようもないようなくだらないことをたまに思う。
私にできることは、誠心誠意を込めてできるだけ質の良い動画を心がけて作ることだけだ。
ずっと動画への意気込みは「面白いから作ってみる」だったのが、ようやく最近になって「面白い動画を作ってみたい」に変わってきた。
そのために勉強をしたいし、面倒だなと思うことも厭わずやりたい。
物事をよく咀嚼して考えを深め、引いた視点で自分の作品を観られるようになりたい。
息切れしないように適当に休みつつ動画制作に力を入れるのと同時に、幅広い知識をインプットしたいと思っている。
今年の残り半分は趣味の絵やその他のことは置いておいて、動画を中心に生活を組んでいこうかなと思ってる。
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