見出し画像

お月見と定点観測

こんにちは。
一昨日は十五夜でしたね。

季節の行事が大好きな私
ここ数年は
ほとんど自分の趣味として
楽しむ機会が増えてきて
感慨深いものがあります。

お花もお団子も飾るものも
全部、自分好みで気ままでいい

なんて楽なんだろう!

…思えば、ろう学校の幼稚部時代は
言葉育てのピーク!の3年間

季節の行事と言えば
・必ず行うもの …であり
・年に一度の言葉を入れるチャンス
だったように思います。

そもそも「語彙を増やす」という意味の
「言葉を入れる」と言う使い方自体が、
健聴児さんの子育てでは
まず使わないしなぁ💦

(↑年少さんの時の実際の絵日記です)

日々、言葉育てをして
つくづく感じましたが
「子供にとって
新しい言葉を覚える」って
大人のそれと 全く仕組みが違いますよね!

新しい言葉を覚えて使えるように
なるためには
「新しい体験」だったり
子供の気持ちが何らかの方向に
動くかどうか?が
本当に大切で…✨

季節の行事はそういう意味で
特別感が出しやすかったです。

ただ、年一度しかないから
準備に手間隙はそれなりに大変だったな。

「毎年、繰り返しながら」
少しずつバージョンアップを試みて
去年の絵日記を見て

「今年はこんな事が出来るようになった!」
と変化に気付ける、定点観測日でも
ありました。

幼稚部に通っていた時の私は
とにかくマイペースで
落ち着きのない息子に
振り回される事も多くて

よく他のお子さんと比べては
落ち込んだり 焦ってたりしました。

まぁ、ひどかったです(笑)。

どの位ひどかったかと申しますと

息子が小学生になってから
(インテグレーションしたので)
久々にろう学校の文化祭に
訪れた私を見た先生方が

「○○くんママ、久しぶり!
今は大丈夫?」と
100%の確率でまず声をかけて
下さるぐらい💦

ふふふ(笑) けっこうヒドイ!
これを読んだら勇気が出た方々が
きっといっぱいいたはずです

先生方からも

「比べるなら、
他のお子さんとではなく
過去のお子さんを見て
成長を感じてあげてね🍀」

と、あんなに教わっていたのにね。

そして

学習機能があるんだか
ないんだか(ないんだな💦)

5年生になった今でも
息子の超マイペースぶりは
健在のままです!

(むしろ口達者になった分
面倒○○○が倍増?ゴニョゴニョ…)

そして私も相変わらず
下らない事でハデな親子ゲンカを
日々繰り広げております。
(私もいい加減、学習してー!)

(↑今年のお月見のムスコ
お団子を作らなかったら「手抜きだ!」と
怒っていらっしゃいました、笑)

季節の行事を一緒に
準備することはなくなってきても
「お月見=ママのお団子を食べる」事は、
彼の中にお月見の定義として
ちゃんと残っているんだな

そう思ったら「手抜き」の一言に
一人じーんと来てしまったのは
ナイショにしておきます💕

とは言え
季節の行事、必ずしも
お母さんが好きとは限りませんよね!

もちろん 手をかけただけの
効果っていうのは実際あります。
でもさ、苦しんでちゃ意味ない!
憂鬱なぐらいなら「手をかける」に
こだわらなくって イイんじゃないかな。

子供の記憶に残るのは
「手作りのお団子だったかどうか?」
なんかじゃなくて
「一緒にお団子を食べて
楽しかった時間」なんだもんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?