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なんでもない日のお茶会

2024年8月27日(火) 32.2℃ (MCJ018)

コロナ禍で始めたバターカップスの企画「なんでもない日のお茶会(オンライン)」は3か月毎に2回のペースで行っている。コロナが終息してみんなが会えるようになっても続けているのは、遠方にいる方々と話す良い機会でもあるからだ。

今日はそのお茶会があり、画面上に福岡、長崎、大阪、群馬、東京に住む5名が集まり盛り上がった。「赤毛のアンが好き」の共通項があるだけで初めての人も楽しめるのが良いところ。モンゴメリ小説のあれこれや、アン関連の話題は尽きることがない。バターカップスのメンバーはお宝を持っている人が多いという話題からみんなのお宝を一堂に介して鑑賞できるような展覧会をやりたいねと。その一言からこんなテーマが派生した。

「もしアンの展覧会で原作の初版本が展示されるとして、あなたがスタッフだったらどのページを選んで展示しますか? 」

英語があまりわからない人にも carrot ぐらいは読めるだろうからと、ギルバートがアンのおさげを引っ張って「ニンジン! ニンジン!」と言って石板で頭を叩かれるページや、アンとダイアナが初めて会った日にbosom friends(腹心の友)の誓いをたてるところなどが挙がる。「赤毛のアン」の中には名シーンや好きな場面はいくらでもあるが、原書を展示する場合はシーンや文章より、印象的な英単語を読めるページがいい。バターカップスの他のみんなにも投げかけてみたいテーマである。

他には最近読んで面白かった本の話題や、P.E.I.旅行、ドイツの旅話など大いに盛りあがり、2時間があっという間だった。同類たちと他愛のないおしゃべりをするだけなのに、毎回充実感に満たされる。なんでもない日のお茶会は心が豊かになったように感じる私にとって大切な時間である。

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