僕がオリジナルの名刺にこだわる理由
名刺を本格的に作ったのは今年から
ビックサイトなどへ行く時に必要になったからだ。
その前に日本の名刺文化は好きではないし
今はデジタルの名刺などもあるのでデジタルのものは作っていた。
名刺って何のため?
これって意味あるの?
この名刺あると何かいいことありますか?
そう疑問に思った。。
とにかくビックサイトなどのイベントへ行くと
名刺交換が非常に多い。。
何千枚、何百枚と社員は名刺を持っていて名刺を配りまくる。
でも多くの人も感じていると思うけども
名刺ってほとんど捨てられてるのではないでしょうか?
第一にビックサイトで何十枚の名刺をもらっても覚えていないし
そんなにチラシ感覚で配っているものにいいイメージも持たない。
それだったらと僕が考えたのは
*捨てられないようにするための名刺
*覚えてもらうための名刺
*何か特になるような名刺
このポイントを抑えてみた。
いざ名刺を作ろうと思って調べてみると
いろんなデザイン、テンプレートなどありオリジナル性がないし
自分にもピンとこない。
これは手作りで何かするしかないな。。
っと思い「何がいいかな。。」っと思った時に
自分やっている何かの教室などで合うもの。。
「金継ぎ!!」
金継ぎって意外と知らない日本人が多いのにびっくりした。。
どのくらいの人が金継ぎを知っているのだろう?
名前くらいは知っているけども。。っていう人も想像以上にいない。。
多くの人が日本にずっと住んでいて
この「金継ぎ」よいう言葉、伝統文化を知らないということは
エジソンを知らないということと同じかもしれない。
知名度はないかもしれないけども
この技術は天才的で誰が一体考えたのだろうと
本当に日本人全員が知るべき、またできるべき技術だと思いました。
それでは僕はどこで金継ぎという言葉を知ったのだろうか?
金継ぎとは壊れた陶器を漆と金で直していく
日本伝統文化の一つ
陶器のものを使っていると
どこかが欠けたり
割れたりして捨ててしまう人もいるでしょう。。
でもそれを直す「陶器のお医者さん」と僕は呼んでいます。
それよりももっと驚くのが
金継ぎで上手く直すと以前よりもかっこいい、素晴らしい陶器に生まれ変わるんです。年々も使っていたコーヒーカップや急須など、お気に入りなものが壊れてしまうのは悲しいもの。。でも金継ぎの技術を知っていたら壊れても割れても「任せなさい!もっとよく直してあげる!」になる。
やっぱり日本人は天才!だって思いました。
表の名刺を名前だけのシンプルなものにして
金継ぎが目立つ黒にして
そこに漆でデザインしてその上に金をまぶす
裏もシンプルにQRコードを3つほど。
デジタル名刺、インスタ、LINEなどをカラフルにしてある。
一枚一枚金継ぎなので手間がかかるけども
やっぱり渡された人は驚く。。
今まで何千枚と名刺交換をしてきた人なのに
「こんなの初めてみました。。」
っとなる。
そうなると簡単に覚えてもらえるんです
金なので捨てたりする人もいないだろうし覚えてもらえる
そして「何か特になる名刺」とは
この名刺を持っていたら「おもてなし」を約束するということです。
こちらの田舎へお越しの際はご連絡ください。
「おもてなしさせていただきます。。」
そう伝えると
こちらに来た時はご連絡ください。
「何か食べに行きましょう!」とか「街を案内させてください」
となることが非常に多いんです。
そのために僕がやっていることがあります。
それは名刺を2種類ほど用意していて
何でもひょいひょい渡してくる方には金継ぎの名刺を渡しません。
でも魅力的な人には渡しています。
つまり金継ぎ名刺、金継ぎなし名刺を準備しています。
なぜか友人でも欲しがるこの金継ぎ名刺。。
「何で?」っていうと「かっこいい」となる。。
気持ちを込めてるからね。。。
せっかく配る名刺。。
より意味のあるもの
価値のあるもの。。
紙を無駄にしない
それが今話題のSDGSにもなってもなっていると思います。
金継ぎも完全なSDGSだよ〜!
今日も良い1日を!
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。