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世界の労働ビザの仕組みはこうなっている!海外で働きたい人は知っておきたいビザ!「海外移住編」
きっと多くの人が知りたがっている労働ビザの仕組み。
海外で働きたいけども。。ビザの取り方がわからない。
ビザにもいろんな種類があるけども
労働ビザはその国で働くことが認められる許可証である。
国によっては労働許可ビザと滞在ビザが別々に発行される場合がある。
労働ビザの代表的な2つのパターン
まず日系企業などで働く場合
日本で仕事をしていてその企業の海外支部がある場合
この場合はビザのことはほとんど心配することがなく簡単に取れる。
ある意味会社が準備してくれるだろう。
メリットはビザは心配することないがデメリットはその会社の支部があるところしか行けない。
もっと自由に自分の住みたい国で生活したい街で仕事をしたい!
その場合は自分で仕事を探すことになる。
それは日本の場合と同じだろう。
でも海外では外国人を雇うことにルールがある。
その仕組みを知っていたら自分に何が必要なのかがわかってくる。
ステップは3つ!
まずはあなたを採用してくれる会社を探す。
これは日本でも同じだ。会社があなたを採用してくれたらそれで採用決定だ!
しかし海外はそうはいかない。。
会社があなたを欲しくても労働ビザはもらえないのだ。
その理由は会社が労働ビザを発行するわけではないから。。
労働ビザの発行はその国の機関の労働局がする。
労働局は何をするところか説明します。
まずはその会社があなたを採用したいということを労働局に伝えます。
そして会社は「なぜあなたが必要なのか、欲しいのか」を明確にしなければいけないのです。
例えば
あなたが「日本語を話せてEXCEL、WORDができます。」
会社があなたを欲しくても
労働局はすぐにはYESとは言いません。
労働局はまず失業者の中から
その会社が必要な条件の人「日本語が話せて、excel、WORDができる人」を探します。
例えばドイツであればドイツ国内の失業者の中から探します。
そしてもしドイツ人、もしくはドイツ労働許可保持者で「日本語が話せて、excel、WORDができる人」が見つかればその会社はその人を採用しなければならないのです。
すべての国がこのシステムでその国の失業者をまず優先します。
ヨーロッパのような国はEU国同士の労働ビザは免除されます。つまりフランス人がドイツで労働ビザの申請は必要なく働くことができます。
もし労働局が「日本語が話せて、excel、WORDができる人」がドイツで見つからなければ、今度はEUで探し始めます。
ヨーロッパの中でドイツでこの条件で働きたい人もいるかもしれません。
労働局が探す期間は約3ヶ月。。その間は待たなくてはならなくなります。
それでも見つからなかった場合はあなたに労働ビザを発行するようになります。
でもこれは大切な3つのステップの1つを合格できたことに過ぎません。
優先順位はドイツ国であれば
ドイツ人>ヨーロッパ人>外国人になります。
つまり労働ビザ取得でとても大切なことは
そこの国の人ができない武器を持つこと!
が必要になります。
日本語が話せることも外国に行けば武器になりますが。。
それだけでは武器にはなりません。
日本人というのは世界に出ればそれだけで一つの武器になることは間違いありません。
でもEXCEL、WORDなど多くの人が持っている技術などは武器にはなりません。
「日本人のウェイターが欲しい!」と海外の日本レストランは思ったりしますが日本人のウェイターが日本から雇えないのもここにポイントがあります。
日本でも同じでフランス料理店がフランス人のウェイターを欲しくてもフランスから雇えないのはここがポイントなんです。日本も簡単に外国人に労働ビザは発行できません。
日本で有名な「外国人技能実習生」は全く違う労働ビザ
文字から見ると技能を学びにきている実習生と響きはいいですが、実際は日本人が働きたくない仕事を外国人に低賃金で働かせている国の事業です。
労働ビザ習得に必要になってくる大切なステップ2
給料です!
給料はとっても大切で給料が低いと不合格です。っというよりも労働局から会社に「もっと給料を上げなさい!」っと忠告してきます。
それはなぜかというと
国にとってメリットが何もないからです。
労働ビザを外国人に発行するのですから国はメリットが欲しいんです。
それだけ高給取りでなくてはならないんです。
給料がいいと税金でその国にメリットがあります。
その国の人と同じ給料では国にとってはメリットはありません。
なので外国人で働いている人はその国の人やりも給料はかなりいいはずです。ある意味そうでないとビザは降りないのです。
今人気のITプログラマーなどは世界中で働けますね。
特別なスキルを持ったプログラマーはこれらの条件を合格してます。
その国の人が持っていないスキル。その会社がその人に支払う高額な給料。
すべてが労働局にとったら嬉しいことです。
その国の人の何倍も何十倍も企業が払ってくれるのであれば労働局はすぐにハンコを押します!
なので外国から来て日本でお仕事している外国人も日本人よりは給料がいいはずです。
次は3つ目のステップ。
これは悪い人でないかです。過去に犯罪など犯した人は流石にビザの発行はしてもらえません。このような審査ももちろんチェックされます。
そのため日本から海外に就職する人は犯罪歴などない証明を求められることもあります。
それは当たり前のことでどこの誰だか知らない外国人をその国に入れて働く許可を与える、それ以上にその国が受け入れるということなのでとても大切なことになります。
観光ビザや学生ビザなどと違い労働ビザはその国の人と同じ権利を与えられます。税金も同じように支払いますが健康保険、年金なども同じように支払い、また同じように支給されます。国にとっては子供が一人増えたのと同じです。完全サポートです。
それがワーホリなどとは違う大きな点です。
またいろんな国で働いている人は新しい国で労働ビザを取るときにはとても有利になります。
それは労働局にとってもこの3つのステップが安心できることでもあるんです。
この他にも大企業など国にたくさん税金を払っているところは労働ビザ発行に有意に立ちます。
いい例がドイツにある日本企業などは多くの日本人が日本から海外勤務でやってきます。その人に3ヶ月もの機関待たせることはしません。すぐに発行してくれます。
問題なのは今まで外国人を雇ったことがない会社やそんなに税金を払っていない会社などは3ステップ以上にさらに難関です。
それでもこれらのステップを知って労働局の内容もわかれば何も知らないよりもとても気分も楽になります。
僕の経験上、やっぱり信頼性はとても大切だと思いました。
最初に働いたドイツでの労働ビザ取得は本当に大変でしたが、その他での国でのビザ取得はとてもスムーズでした。海外で長く働けば働くほど信頼性は強くなると思います。
スムーズと言っても3ヶ月は大抵審査が入るのでその期間は思いっきり旅行してました。
海外で住みたい、お仕事したいと思う人は是非挑戦してみてください!
少しでも役に立てたら嬉しいです。
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