後継や長男の理不尽さ「長男に意識しすぎている日本編」
日本において先祖代々とか後継とか長男とかで
ものすごく人生を左右されている人は多くいるのではないだろうか。
でもよ〜く考えてみると
お墓でもそうだけども江戸以降の話であり
対して先祖代々ではない。
お茶屋さんなどでも3代目とかであるかもしれないが
たかが3代目。。
でも長男でたまたま生まれてきてしまったがために
そこの後継をしなくてはならないという人もいる
大切な事は何なのか。。。
そのお茶屋さんを守る事なのか。。
それとも子供の人生なのか。。
長男で後継と考えている親は前者だろう。
僕からしてみたら全くのアホ親だ。。
長男がお茶屋を継ぎたいのならばそれでいいが
ただ長男というだけでその形にしてもいいことなんて何もないだろう。
長男が本当はやりたくもないのに嫌々やっていたっていいお茶屋になるはずがない。
ましてや兄弟の中でもっとお茶がやりたい人がいれば次男でも三男でもいいだろうし
家族の中でという考え方がどうもおかしい。。
大体企業なども家族の中で後継者を選んでいくといい方向には進んでいないことが多い。
それよりも能力のある優秀な人材を社長にした方がうまく行っているだろう
GAFAなどの大手企業などでもそうだろうがマイクロソフト、ビルゲイツの後継者は彼の子供というのではないだろう。。賢い人たちはどのようにしたらその会社が残るのか、そして子供たちが何をしたいのかを考えている。
千利休の後継者でさえ2代目から血がつながっていないというのだからそんなものだろう。
知人の人などは戦国時代の武将の子孫や末裔(まつえい)な方もいますがそういう人はまた違うと思いますが先祖代々とかで子供の人生を決めつけられるのは本当に悲しいことだと思います。
先祖はものすごく大好きですし大切です。
でも子供の人生とは別ものだと思います。
お墓なども墓仕舞いをしたくて仕方がありません。
今の親世代がもう墓参りを形でしかできていないのですから
僕もやりませんしこれから先の人が昔の人のようにお墓参りを毎月するようになるとも思えません。
墓石には先祖代々の墓と書いてあったりしますが
大した昔ではないんです。
そこにご先祖様が眠っているという場所が欲しければいいとも思いますが
管理ができない。。
僕が亡くなったら散骨してもらいたいくらいですし
お墓を維持することによってその残された人に迷惑をかけたくないと思います。
田舎なのでお盆などではご先祖様を迎えに行ったりしますが
本当に形だけの行為だと思います。
昔は歩いて提灯などに火をつけてお見送りしていましたが
今は車とかも多い
ご先祖様が車に乗っているのか。。
本当にのれているの?その場に置いてきているのでは?
これって本当に本人の自己満足であり
一度やり始まったことなので
毎年やらないと気分が悪い。
もし突然やらなくなったら
申し訳ない気持ちが湧いてしまうような
宗教的習慣なんです。
厄年、お正月のお参りなども一緒です。
そんなことよりも本当に大切な事は
ご先祖様を大切に思う事です。
どんな形であれ特別な日にかかわらず
いつも感謝する事だと思います。
決められた日だけに
形だけの行いをするのは
どうなんでしょうか。。
それをしている自分に満足している世界だと思います
今は少ないでしょうが
墓石にお酒をかけている人もいました。
「じいちゃん、酒好きだよね!飲んでくれよ。。バシャ〜」
外から見たら石にお酒をかけているだけです。
お酒ももったいないし、おじいちゃんが生きているときに一緒に飲んで楽しんだ方が良かったのでは。。
食べ物などもお墓にお供えしたりしてました
昔の人は定期的にお墓へ行っていたのでお供えもその数日後には片付けることをしていましたが今の大人の人たちがそれができない人が多いのでカラスが目につけお供えの食べ物を狙うようになりました。
私たちとしてみたら先祖様に甘いものや大好物など差し入れですが
野生動物にしてみたらただ食べ物を捨ててあるにしか見えません。
今でもお供え禁止にしているところも多くなっています。
結局は自己満足の世界なんです。
田舎では他人から何かを頂くと必ず仏壇のところに持っていてお供えます。
早い時は数秒!「チーン!」と鳴らして
そのまま持ってきてはみんなで「いっただきま〜す!」
そんなの意味ないでしょう。。
形だけの行動は本当に悲しいものです。
もしご先祖様がみていたら笑っていることだとも思います。。